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2011年12月05日

葬儀司会研修in新潟 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先月の下旬、新潟市に研修に伺った。
業務経験2年以内という比較的経験の浅い方々への研修である。
基礎からしっかり叩き込もうという研修であった。

その日は天候が悪く、風雨(もしかすると雪)が強くなるとのニュースが流れていたが、
体感的には少し寒い程度で、雨も想像したほどではなかった。
新潟市は、イメージとは違い雪は降るけど滅多に積もらないので、
大したことはないだろうと高をくくっていた。
16名の参加者は全員集合時間に間に合ったし、
ここの研修は事務局が妙に力をいれているのが伝わるのかアバウトさがない。
また県民性なのか、すこぶる真面目で、負けず嫌いな人が多いと思う。
簡単にはあきらめないのだ。


朝一番で来られた佐渡島のT様。
私の懸案事項だった佐渡の「出場<でば>むすび」という「力むすび」。
これを葬儀の最中に食べる習慣について、少し写真を送ってもらえないか・・・
という話をしていた。
Tさんは元々都内の葬儀社にお勤めになっていた方で、
佐渡島の風習には戸惑う部分も多いとの感想・・・まったく同感である。
そんなわけで、意気投合し件の写真を送っていただくという話になったのだ。

佐渡島には他にも「左手一本箸」などの風習があり、まだまだ興味は尽きない。
いずれご報告できればと思っている。
だだこの日、天候悪化のため佐渡汽船の運航に影響が出て(4時がラストと決めたらしく)
T様は途中退席となられた・・・残念である。

研修については、この県かなり巧い。
3名の方が弊社の何らかの研修を受講済みだったこともあったからだろうとは思うが、
もう立派に一人前になっている。
あとは経験を重ねて、宗教や習俗に強くなれ。
これから葬祭ディレクター技能審査の受験もあるだろうから勉強は続けると思うが。
これらの方に引っ張られるように、新人の方たちもしっかり付いてきた。
巧くなるためには、何をしなければならないか。
フィジカル、これを一番先にあげている。
そしてテクニックとセオリー。
それらを総合的に学ぶのに、理論的な部分と感覚的な音のマネの部分。
手本としてMP3から音声が流れるし、講座終了後も一週間はネットでフォローする。
この繰り返しで必ずうまくなっている。
他人と比較しても意味がない、比較するなら今までの自分とだ。

間もなく県内38ホール、これが掲載される頃には到達しているだろう。
施行件数はざっだけど6.000件を超えたという。
司会の技術面ではかなり巧くなってきている印象だ。
しかも女性がグイグイ引っ張っている。
大いに期待したい。
大変お疲れ様でございました。

追記
俳優時代にお世話になった方とFBで久々に再会。
その方からシェアさせていただきました。
結構感動します。

つかこうへい作の「寝取られ宗助」。
つかさんも原田さんも他界されました。
今度DVD借りなきゃ。
因みに、出棺時にも流されたそうです。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年12月05日 08:30

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