« 生活に合った葬儀(工場長こと古家寛) | メイン | 葬儀接遇実践講習会 in愛知 その1(加藤直美) »

2012年06月18日

葬儀司会講習会in長野 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

司会講習で長野県に行った。

松本駅から望むアルプスの山々は、この時期になっても頂が白い。
真夏を迎える頃にはそれも無くなるそうだが、それでも大雪渓には残るらしい。
四方を高い山々に囲まれた、これぞ長野県という風情だ。

一昨年まで、10年近く葬儀司会の連続講座を続けさせてもらっていた。
戦力になる力を十分蓄えたので、ひとまずお休みをいただいて…いたのだが…
今年に入り、「初級をやってもらえないか?」との打診。
「!!?先輩たちが教えるだけで十分じゃないのかな?」
そう思いつつ、テキストは初級よりも少し上のレベルを用意した。
ある程度は、当然できるものだと思っていたからである。

意外だった。
先輩はとても司会が巧いのに、どうして新人が…こんなにできないのだろう?
伺ってみると、発声練習の後は新人たちが「見よう見まね」で覚えるらしいのだが、
非常に「危険!」である。
自分の声が聴けない人たちに「真似」は出来ない。
自分の声のコントロールを覚える前から「真似」は不可能である。
そこには、惨憺たる結果しか出せないだろう。
つくづく…「司会が巧い」と「司会を教える」の違いの大きさに愕然とする。

結果、厳しいことを言わざるを得ない。
このグループのスタッフはよく勉強するのだ。
だからこそ新人の時に、基本を叩きこむ。
先輩だって自分の仕事があって後輩の面倒を見るわけだから、教えるプロではないのだ。
これから司会を勉強する良い機会になったと考えてもらいたい。
全国の葬儀社のレベルは確実に上がっていますから…。
頑張りましょう。

この日は、「司会研修会」だけでなく「料理検討会」も同時開催されていた。

昼休みに少し寄らせていただき、写真をパチリ。
中々壮観な眺めであるが、見た目は都内の料理とそんなに変わらないなあと思った。
ただ地方は、その土地でしか取れないものなどの特産品がある。
それらを上手に使い、地産地消で、しかもどのように料理すると美味しいのだろうか。
どうもその検討会だったようだ。
出入り業者の数の多さにはビックリ…この会社の規模が分かる。
全部の写真を撮ったわけではないが、それでもご覧の通り。

一口もいただかなかったが、見ているだけでお腹いっぱいになった。
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年06月18日 08:15

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/2418

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.