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2012年07月03日

ネクストワールド・サミットを見学③余談(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

引き続き、ネクストワールド・サミットの勉強会の見学のエッセイです・・・。
各社の具体的なプレゼンテーション内容は避けますが、
発表を聞いて思ったことを、余談として気を抜いて書きたいと思います。
まず思うのは最初に立てる「目標」が重要ということです。

ネクストワールド・サミットは、高い目標を立てることが原則になっています。
様々な目標がありました。
「社員満足倍増」
「地域シェア率○○%達成」
「新規会員獲得数、前年の2倍」
のような感じです。
最も私の目を引いたのは、「過去最高施行件数の2倍」でしょうか。
大会での発表という終着点を考えれば、目立つ目標は大切だと思います。

ただ、その大きな目標がスタッフの頑張りで達成できるかどうかは、別の視点です。
資本や人材を投入すれば、効率よく解決するのではないかと思う目標もありました。
あくまで従業員が自己解決し、成長していく過程が意義の一つでしょうから、
その点が考慮された目標がベストでしょう。

また、短期間で成果が表れるかどうか、もしくは、
大きな目標を小分けして小さな目標の達成が分かるようにできるかも、
期間が6ヶ月と短いですから重要ではないでしょうか。
プレゼンを聴いていると、スタッフは頑張っているけど、
成果が出るには時間がかかるよねと思うプロセスもいくつかありました。
プロセスは良いのに、結果を上手く抽出できていないチームをどう評価するかは、
課題の一つかもしれません。(本大会を見ないと、評価の具合はわかりませんが)
逆に、プロセスはピンとこないけど、プレゼンは上手い!というのも有りました。
バランスが難しい所です。

あと、目標の分かりやすさと言う点では、
数値で表現された目標の方が分かりやすいと思います。
「葬儀施行件数、前年比の○倍」のような。
一方、「顧客満足度向上」のような漠然とした目標でも、
プロセスは濃いものもありますから、一概に曖昧な目標が良くないとも言えません。

13チームのプレゼンを見ていると、
全般的に上手くいっているチームが多いように思いましたが、
特に上手くいっているチームは、業務改善の方法に特徴がありました。
3つ特徴を挙げると、
1.社内で班分けして業務改善に当たらせている
2.細かく記録をとっている
3.記録を基に分析が出来ている
です。
特に上手くいっているチームは2,3社ありましたが、素晴らしいです。
私にとっても色々と勉強になりました。

纏まりが無いですが、そんなところでしょうか。
参加者の多くが発言して、意見を闘わせるということだけでも、
葬祭業界では貴重な体験ですし、見学できて楽しいものでした。
ありがとうございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年07月03日 08:28

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