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2012年12月21日

葬儀「司会表現」マイクトレーニング講座(第2回)のサポート(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先月末の話になってしまいましたが・・・11月29日、飯田橋レインボー会館で、
第2回目となる葬儀「司会表現」徹底マイクトレーニング講座が行われました。
今春4月開催に続く2回目。参加者数は前回と同じ9人。
皆さん、1回目と同じ膨大な課題量をこなしていました。

上位レベルの司会技術研修で、多数の受講生を相手にすると、
各受講者の司会技術の個人差をどう捌くかが難しいように感じます。
ベーシック講座でも個人差はありますが、その差は小さい。
個人差が小さいので、およそ同じレベルの指導ができます。
一方、今回のようなキャリアアップ研修には、
極端に言うと、素人からプロレベルまで幅広い受講生がいます。
指導は公平なのですが、指導の内容レベルは変わります。
チラシでも謳っていた「個別指導のような」というのは、
そういうレベル差も踏まえて指導するということです。

この研修の良いところは取り組むナレーション課題が多いことです。
特に、司会の上達過程の人にとっては、
お手本や他の上手い人の司会を多く聞いて上達する絶好の機会です。
経験が浅い人は、最初は上手な司会と下手な司会の違いが分からない。
ところが、研修終盤になるにつれて講師が言う「違い」が分かります。
葬儀司会の「耳」が出来てくるからです。そして上手くなります。

スピードラーニングという英語教材があります。
繰り返し聞くことで「英語耳」を作るとラジオCMが流れていました。
葬儀司会でも同じように「葬儀耳」を作ることが大切です。
上手い司会と下手な司会を聞き分ける力が、成長の第一歩です。
数多くの課題に取り組むことで、「葬儀耳」を養う良い機会になります。

高いレベルの司会者の課題発表は圧巻でした。
ベーシック講座に参加されている人は皆、その司会を後方で聞いてきましたが、
飛躍的に上手くなっている人がいます。
プロ司会者としてやっていけそうな人もいました。
研修を主催する側として受講者の技術が上がる様子を
身近に感じられるのは、非常に嬉しいことです。

研修は今年初めての試みだったこともあり、
色々と改善点もあったと存じます。
来年の研修に活かしていきます。
受講生の皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年12月21日 08:30

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