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2013年09月30日

ユッケに逢えた、宮城出張3日間 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

秋風が吹く切っ掛けとなった台風18号が日本列島を縦断し、
交通網がズタズタになった日から宮城県内を3泊4日で出張した。
出足は最悪だった…川越の駅で2時間待ちぼうけ、大宮で1時間待ち。
だって東北から新幹線が戻ってこないと、そもそも東京駅を出発しないんですって、
いとも簡単に駅員さんから教えられました。(納得)

初日、仙台泊からスタートしていつものように牛タンを1.5人前食べ、
台風もなんのその、よーし栄養が付いたなあと思っていたら~

その翌日、お世話になっている事務局の方から「今夜、焼肉はいかがですか?」
なんてな事を言って下さり、これまた有難くご馳走になって、
これはもう栄養が付き過ぎて大変だ~などと大騒ぎしていたら、
更にその翌日、別の事務局の方々から今度は「美味しい寿司屋が~」とのお誘い。

断る理由なんぞあるわけもなく、「行きます、すぐに行きます」と即答。
そこで出会ったのが、表題の「ユッケに逢えた・・・」である。
今となっては超高級品。

勿論、寿司も美味いがユッケも美味い。
だが何より私が感心したのはその料理屋さんの姿勢。
法要のお膳の支度をする際、故人の好物を事細かに取材し、それを料理に反映させる。
そしてそれが絶妙に美味いという。
本物のプロでなければ、そう簡単にはいかないだろう。
そして一度きりの故人の為の「お品書き」を料理長自らが作成していると聞いた。
しかも、頃合いを見計らって登場し皆様へご挨拶をなさる。
言葉が正しいかどうか分からないが、
こういうオンデマンドの料理屋が増えることを期待したいなあ。

ユッケを出せるのは、聞けば、宮城県で2店舗目らしい。
検査も厳しく、25もの検体を提出し、調理過程のチェックも…
それから数日、今度はあの「レバ刺し」にも出会えました。
何だか盆と正月がいっぺんに来たような気分。

で最後は故人の好物シリーズでお別れいたしましょう。

ということで、4月にインドへ行って食中りして苦しみ、
体重がドンドン減ってマジで死ぬかも…と思った頃から比べて、
俺は確実に太ったゼー!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年09月30日 08:40

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