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2013年11月05日

未体験のG (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

宇宙旅行に行くのではない。
今まで体験したことのない不思議なGの掛かり方をした、それも唐津で。
研修会場の一寸先にある唐津城で、変わったエレベーターに乗った。
私は小さい頃、エレベーターとエスカレーターを反対に覚えたので今でも間違う。
同じような人が居ないとも限らない…ので説明しとこう。

アメリカではエレベーター、イギリスではリフトというが、
ご存知のように、人や物を垂直に移動させる箱型の昇降機である。
嘗ての日本は、小洒落た建物には付き物みたいな感じで
どこでも見かけたエレベーターガールという職業。
(海外では今まで見たことがない)
しかし、バブル崩壊後は過剰サービスとの批判を浴び、
いつのまにか衰退していった。
「お・も・て・な・し」の国でオリンピックを開催するからには、
「も・し・か・し・て」復活もあるのだろうか。
私は大賛成である。
そしてエスカレーターは、建物の各階を移動する目的で利用される階段上の輸送機器。
要するに、[箱]か[階段]かの違い…単純にそう思っていた、今日までは。

皆さん、エレベーターで斜めに移動したことありますか?
エスカレーターじゃないからね、階段式のものではありません。
箱型のエレベーターなのに、Gが斜めに掛かるのです。
どう考えても「あ・ぶ・な・い」ですよね。
(おもてなしをしない、ということなのです…いや、ちょっとしたスリルかも)

それを私は唐津城で体験しました。
重力が斜め45度に掛かるなんて、そもそもそんな経験がないから
何かに掴まっていないと…とても耐えられません。
最初に「ガタン」と動き出す瞬間は特にです。
身体が、まず絶対に動きます。
というか、年寄りはまず「こけそう」になります。
私も年寄りでした。

外が全く見えないので危ないです。
安全上やむおえず急停止することがあったら、絶対に倒れます。
231段の階段を登るのが億劫だったばかりに、これは珍しい体験が出来ました。
因みに、知っているとは思いますが、これが一般的なエスカレーター。
羽田空港です。

ではまた。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年11月05日 08:30

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