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2014年08月26日

夏休み最終日(Nishida)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

最終日は、母が珍しく「行ってみたい」という
和菓子屋さんへ行き、お土産をあちこちで
見たり、最後に岩場で足だけ浸かって遊んだりして
のんびりと帰路に付きました。
最後の昼食に真鶴港の宵というお店で食べた
金目の煮付け定食と海鮮丼は美味でした。


あっという間に3日間の夏休みは終わりした。
主婦への、自分への御褒美。
掃除も洗濯も食事の支度もしなくていい。
日頃の喧騒も忘れさせてくれる。
(こんなこと言ったらある人に叱られますが…)
旅行、大好きです。

子供がいるといないでは、楽しみ方も変わってきますが、
20代の頃、母と2人で出かけた旅行は特別な思い出です。

母は、見かけによらずおっとり系。
母とは、「何処行く何する」の会話はまるで成立しません。
旅行はもちろん、外食する時でさえ
24時間365日「どこでもいいよ」の返事がかえってきます。
互いに休暇を取って1週間程の旅行に行くことになった時も
出発前日まで宿泊先も結局決まらず、ならば石川県の地図の
先っちょに行ってみたいと私が言いだしたことがきっかけで、
車で石川県の能登まで行ってしまいました。
(車で行く距離感がつかめていなかった)
11月。石川に向かう途中、長野辺り。真っ赤な紅葉は圧巻でした。
あんな景色を見たのは未だかつてあの時だけです。

「何処行く何する」で苦労もありましたが、
途中途中で立ち寄った場所も当日予約で取る宿も、
食事がとても美味しかったり、海が望めるお部屋だったり、
人が温かかったり、素敵な所ばかりでした。
白樺湖、美ヶ原、金沢、能登、輪島、飛騨高山、白川郷・・・
覚えている地名はそれくらいで、あとは思いつくまま。
そして牡蠣や飛騨牛も忘れられない美味しさで、
五感を満たし、幸福感にどっぷりと浸かった旅となりました。

そして日常に戻ってから、遅れて長距離運転の
疲労がどっぷりとやってきたのです。

目的だった能登半島先端の珠洲市(すず市)には辿りついて
いなかったことには帰ってきてから知りました(笑)

またいつか、あんな旅ができたらいいなぁと思う今日この頃。
母が定年で退職したら、計画してみようかな。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年08月26日 08:27

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