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2014年10月01日

司会の約束事…東海地方の司会研修を終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

私の葬儀司会講座は「基礎・理論編」を中心に講座を進行する第1回目と、
1か月ほど期間を置いて開催される第2回目の「実践編」で一括りになっている。
これで、かなりの参加者が見違える程、上達する姿を見てきている。

だがこのシリーズは、講座を開催してくれる企業の後押しが無ければ不可能だ。
だって大勢いる自社スタッフの中で、同じ人間だけが選ばれて、
更に日々の業務もあるのに2回連続の講座を受けるのは…意外と難しい。

 

しかし、第1回目だけの参加だと、巧くはなるが安定せず、
確かな線まで行かない人が多い。
第2回目だけの参加となると更に酷く、そもそも私の云うことが理解できない。
1回目から参加されている他の皆さんは理解しているのに、
本人だけが理解できないままなのだ…たまたまお隣に座った人が、
一生懸命教えたりしているが…やはり、ちと難しいようである。

第1回目は、圧倒的に経験の少ない人が、極端に云うと経験ゼロの人が上達する。
それを目の当たりに見て、先輩は焦るのだ。
「事前にやれと云われた基礎訓練、やっとけば良かったかなあ…」と内心思ってみたり、
あるいは、長年、素人なりにやってきた今までの司会の欠点を知り、戸惑っていたり…

だが、新人が上達するにはそれなりに訳がある。
「基礎訓練の予習…云々」という、そんな単純な話ではないのだ。

 

中途半端な経験の司会者ほど、タチの悪いことはない。
声に、感情の載せ方も知らなくて、ただ喋っているだけ。
だから、それを治そうとしても、澱のように凝り固まって、それが治らない。
自分の声すらコントロールできなくて、何が司会だ!
そもそもの考え方が間違っている、というか、考え方も持ち合わせていない。
これが、新人にはないのだ。
いつのまにか沁み付いた、汚れきった川底に積み重なった「澱(おり)」
のようなものがないから、上達が早い。

特にベテランと呼ばれる人は、司会の「基礎・理論編」に基づいて、
約束事をしっかり守りましょう。
ということで、また来年…応用編でお会いしましょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年10月01日 08:30

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