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2004年11月24日

岩手から帰ってきました(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

21.22日と岩手県全葬連青年部有志主催の勉強会を終えて帰ってきました。
さすがにクタクタです、疲れました。
会場は2日間とも(有)北上霊柩の葬祭会館メイホールをお借りしました。
葬祭ホールを使わせていただけたので、臨場感のある、現場の実務に則した研修会が実施できました。
(メイホールの高橋社長に感謝 ! )

  

内容は、
1. 顧客ニーズに応じた式場内外の儀式空間演出について、
2. 宗教儀礼について(お経・偈文・・・特に今回は曹洞宗)、
3. 接客心理学と受注接遇演習、
4. 模擬葬儀実演演習
とても2日間とは思えない盛り沢山の内容です。

今回で3回目ですが、ここの青年部の勉強熱心さ、パワーはすごいの一言。
あれもやりたい、これもやりたいと要望が多く、毎年テキスト作りに忙しい。
それだけこちらも勉強になるのだからありがたい限りなのだが、2日間の研修で司会の講座がなかったのは私も始めてである。

  

何といっても盛り上がったのが、受注演習と役割を決めての模擬葬儀である。
受注演習は、普段は他人の受注現場を見ることが無いので、皆さん興味津々であった。
そして特に新人には、ベテランの受注演習が参考になったと思う。
模擬葬儀は、喪主、遺族、来賓(弔辞者)、導師、担当責任者、司会、各スタッフと役割を交互に入れ替わりながら、模擬葬儀を実施した。
ホールという各社の共通項ができたおかげでこの研修が可能になったと思うが、他者のスタッフと混じりながら模擬葬儀を経験することの意義は大きい。
しかし導師役の人がいつも偉そうで横柄で、その演じ方は堂に入っていた(笑)。
普段の皆さんのご苦労が偲ばれますね。

  

昼休みにお時間を頂戴して、FUNETシステムのご説明をさせていただいたり、実際のFUNET追悼文サンプルをお配りしたりしたが、こちらもかなり興味を持って頂けたようです。
葬祭ホール演出におけるツールの一つとしてご検討いただけたらと思う。

北上の夜空は闇が深く、瞬く星々が近くに見えた。
来年の講習会、果たして何を希望されるのか今から楽しみだ !
皆さん、大変お疲れ様でございました。

最後に、日々研鑽を積まれる皆様へ(徒然拾撰集より)

精出せば 凍る間もなし 水車

北国はこれから寒くなりますが、頑張ってください !

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月24日 23:15

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