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2011年11月30日

親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 その2(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

いよいよ大勢の門徒さんが集まる西本願寺に到着しました。
私のように個人で来る人は少なくて、
大体は所属寺の皆さんと居住地からバスを連ねてやって来ます。
北境内に団体バスの発着場が作られていて法要の数時間前には、
そこに多くの人が到着します。
法要だけではなく、この間解放されている「書院」「飛雲閣」など国宝、
重要文化財の見学、門前町での買い物なども目的のひとつなので、
特に午後の法要は、2~3時間前には到着して楽しむようです。


(唐門)

(書院横)

(御影堂)

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2011年11月29日

親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 その1 (加藤直美)

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浄土真宗本願寺派龍谷山本願寺(京都西本願寺)で、今年の春から来年1月まで、
宗祖「親鸞聖人」の七百五十回大遠忌法要が行われています。
4月から来年1月まで7回に分けて行われますが、
私は今年最後の法要である11月に行ってきました。
この日は快晴で、京都に向かう新幹線から、富士山もばっちり見えました。
京都タワーも気持ちが良いくらいに青空に映えます。

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2011年11月28日

ことわざの揺れ (井手一男)

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司会者の仕事で、ミスはあってはならないが・・・残念ながらあるものだ。
随分前だが、N大学ゴルフ部の著名な監督さんのお葬式でのこと。
過去のある授賞式でのビデオが延々と放映されていた。
彼の教え子の中にはプロになったメンバーも多く誠に賑やかであった。
そして、そのビデオの中で司会を務めているのは誰もが知る司会者Tさん。
テレビでお馴染みの顔である。
ところが、そのビデオの中で柔和な顔をしたT司会者は、
故人の名前を何度が読み間違えている。
(きっと間違えて認識したのであろう・・・スリップではなくミステイクだ)
こういうことはあってはならないことだろうが、現実にはあるのだ。
それだけなら、あーあビデオに録画していなければよかったのに・・・で済んだ。
ところが、(弊社の)葬儀司会を担当している者に対して、
新聞社の記者や取り巻きの人間たちが何度も「名前を間違えるな」と云いに来る。
間違ってはいないのだが、ビデオに映る著名な司会者が言っている名前と違う、
・・・のだから始末に悪い。
放映されているビデオにケチを付けるわけにもいかず、困ったもんだ。
「Tさんが名前を読み間違えて、それをそのまま放送しているんです」
と言えれば、どんなに気が楽な事だろう。
このような事は、実は決して珍しい事ではない。

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2011年11月25日

「お」と「ご」について (井手一男)

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物事を丁寧に言う時の「お」や「ご」についての質問は多い。
そこで、初心者からの質問に対する形でテキストを用意してあるのだが一部を紹介する。
「お名前」に対して・・・「ご芳名」・「ご尊名」
「お所」に対して・・・「ご住所」
となるのが一般的だから、
「お」の後には「なまえ」や「ところ」という漢語系ではない言葉がくる。
(漢語に対して和語があり、和語とは元々日本にあった言葉である)
だから、理論的には「お焼香」か「ご焼香」か、と問われれば「ご焼香」だろうと。
但し、地域によっては「焼香」という言葉を漢語系ではなく、
あたかも純日本風的な感覚で捉えている時には「お焼香」でも構わないだろうと。
そして一番重要なことは、地域の言葉で司会をしないと、
生活感のない司会言葉になってしまい聞く人は付いてきてくれない。
また、お寺様が「浄土」や「焼香」に「お」を付けるのか「ご」なのか。
それも重要な問題である・・・というようなことが書いてある。
要するに、NHK的な言葉づかいでは、あるいは正しい言葉を使ったとしても、
必ずしも受け入れてくれるかどうかは分からないのだ。
要するに、相手の要望をよく聞いて取捨選択すべきものなのだ。
カメラに向かってやる司会とは自ずと異なってくる。

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2011年11月24日

出会い (井手一男)

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一期一会という言葉がある。
本来は茶道の精神性を説いた言葉。
今日の一会は、生涯に二度とない会だと心得て主客ともに誠意を尽くすべき・・・
から転じて、人との出会いは一度限りで大切なものといった意味で使われる。

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2011年11月22日

第9回宗勢基本調査を見て②(工場長こと古家寛)

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昨日の続き。第9回宗勢基本調査に関してです。

まず本題からズレますが、この種の社会調査のデータは、
インターネット上で探せば結構見つかるようになりました。
一方で、似たような調査結果ばかりを見ると、少し食傷気味にもなります。
定型的な社会調査は無ければ困るのですが、
最近では数値で表れる調査結果よりも、実態を映す記録物の方が関心が高いです。
アンケートより、むしろフィールド・ワーク。
その意味で、フューネラル・ビジネス誌の「エリアレポート」は、
非常に貴重な情報源です。

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2011年11月21日

第9回宗勢基本調査を見て①(工場長こと古家寛)

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本願寺新報に、第9回宗勢基本調査の調査結果の概要が載っていました。
宗勢基本調査は、浄土真宗本願寺派が1959年から5年ごとに行っており、
宗門の実態を把握することを目的としたものです。
回収率された調査票は6,126通で、回収率は59.6%とのことです。

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2011年11月18日

葬儀接遇研修会in埼玉県 その2 (加藤直美)

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翌日の接遇研修会報告です。
毎年伺っている葬儀団体様ですが、参加するスタッフは異なります。
ですから、毎年基本に沿った内容で、同じことをお伝えしています。
前半はテキストを中心に、葬儀スタッフのグリーフサポート、
カウンセリングマインドなど、対人関係スキルのワークを取り入れます。


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2011年11月17日

葬儀接遇研修会in埼玉県 その1 (加藤直美)

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毎年伺っている埼玉県の葬儀団体様で、接遇研修会がありました。
降り立つ駅は、深谷駅です。私は新宿から向かいます。
この日は接続が悪くて、ちょうどいい湘南新宿ラインがありませんでした。
ちょうどいい電車が来ると乗り換え無しで、深谷駅まで行けるのです。

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2011年11月16日

夜泣き(工場長こと古家寛)

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子供の夜泣きが始まりまして…なかなか大変です。
今まで大人しく、手の掛からない子だと思って油断していました。
ある日、深夜2時頃に突然大声で泣き出しまして、
なかなか泣きやまないのでアレ?と思いつつも抱っこしてあやし、
泣き収まったところでベッドに寝かせようとまた大泣きするので暫く抱っこ。
ようやく寝たと思ったら、また1,2時間して大泣き。
これを1晩に2,3度と繰り返すので、困ったなと。
病気の様子もなく、ここ数日こういう日が続くので、
ネットで検索してみると、いわゆる「夜泣き」でした。


(最近の私と子供)

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2011年11月15日

俺たちに明日はない・・・こともない (井手一男)

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最近、仕事が落ち着いた。
土日と云えば、家族で映画を観る習慣がある。
だから私も家族のイベントに参加させてもらっている・・・ようなものだ。
実は私を除く家族は以前からそうなのだが、月に3~4回は映画観賞している。
今は映画も安くなった。
その昔、会員になってパスを手に入れ、自由に映画館に出入りするのが夢だったが、
今や銭湯に行くような気楽な気分で映画館に入る。
友和さん(三浦)の付き人から俳優になったKさんが、
映画館に自由に出入り出来るパスを持っていて、当時はとても羨ましかった。
それが・・・時代の流れか、子供たちは映画を観るということに対して、
私たちが経験した緊張感や覚悟を感じることもなければ、
見るからに楽しそうにポップコーンを頬張りコーラを飲んでおります。
今や映画は贅沢ではありません。
今や映画は真剣に観るというよりも、気楽に観ます。

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2011年11月14日

おつとめ「調声人」を体験しました(加藤直美)

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私は今、浄土真宗本願寺派中央仏教学院
通信教育学習コース2年に在籍しています。
通信課程ですが、月に2~3回は東京の築地別院に通い、
3学年の仲間と教科学習をしています。
その学習会では2年生になると、全員が交代で朝と帰りのおつとめの
「調声人(ちょうしょうにん)」をすることになっています。
朝は専修コース2年生が讃仏偈、夕方は学習コース2年生が、
重誓偈のおつとめ調声人をします。

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2011年11月11日

葬儀司会講習会in島根県 (井手一男)

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朝、ホテルからの眺め。
今日は10月31日、神有月の最後の日。
そして本日、地球上の人口が70億人を突破する日だとか・・・。

ホテルは出雲市駅の裏側に位置しているので、
出雲駅の表玄関はともかく、裏に回れば何の変哲もないのが良く分かる。
ジョブズ氏がiphoneの裏のステンレスの磨きにさえ手を抜かなかったように、
出雲市の駅も裏口に何か、そう、もう一つの工夫が欲しかったと思うのは、
単なる私の我が儘以外の何物でもありません。
朝の目覚めが出雲っぽくないんだよなあ・・・ブツブツ。
(出雲市の駅、iphoneと比べてごめんなさい)

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2011年11月10日

葬儀司会講習会前夜in島根県 (井手一男)

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♪人恋しと泣けば十三夜♫ ♪月は心淡い色使い♬
雲は♪月を隠さぬように~優しく♪流れ♪
丸い月には ♫流れる雲が♫ ちぎれた雲が良く似合う~♫ ♪
・・・井上陽水の懐かしい歌「神無月に囲まれて」が頭の中で流れる。

そういえば雲水という言葉は、「行く雲、流れる水」から来た言葉ではなかったか。
出雲縁結び空港から出雲市行の高速バスの車中。
到着時の気温は19度、小雨・・・神々も濡れているのか

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2011年11月09日

火葬場にて(工場長こと古家寛)

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青森サポートの流れで、最後に火葬場をご案内いただきました。
こちらは市より指定管理を受けた火葬場ということです。
「指定管理者制度」は平成15年から始まり、業務の効率化、サービス水準の確保などを
目的に、公的機関から民間へ仕事を委託するものです。
平成18年には東京都が運営している都立の青山斎場が、
日比谷花壇を指定管理者として委託されましたが、
「官から民へ」の流れは今も続いているということでしょう。
参考:指定管理者制度の運用について(総務省)
参考:斎場に対する「指定管理者制度」導入の動向と留意点(日本総研)


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2011年11月07日

新設の葬儀会館を見学(工場長こと古家寛)

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青森サポートの流れで、昨年新設された葬儀会館を見学させていただきました。
当時フューネラルビジネス誌にも取材・掲載された会館です。
天井が高く広々として、高級感(最近ではラグジュアリーと言うのでしょうか)と、
落ち着いた感じが調和している雰囲気でした。

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青森にてサポート(工場長こと古家寛)

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先月、青森県十和田市に出張しました。
以前、FUNETのサポートで伺ったのが3年前。
その間、十和田市は大きく変わっていました。
一番の変化は、東北新幹線の八戸駅~新青森駅間の延伸でしょう。
十和田市に向かうために降りる駅が「三沢」から「七戸十和田」になり、
時間も随分と短縮されました。
一方、三沢~十和田市を走る十和田観光鉄道は来年廃線するそうで、
新旧交代の波は、否応なくやってくるものだと感じます。

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2011年11月04日

第21回 葬儀司会【キャリアアップ講座】終了 (井手一男)

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葬祭セレモニー司会術【キャリアアップ講座】(綜合ユニコム様主催)が終了した。
私は、癖のない、聞きやすい司会をする人が好きだ。
声質には拘りがない。
ガラガラ声でもキーキー声でも許せるが、
音の流れに対しては非常に喧しい。
そして、ブツブツ切る司会は聞きづらいから嫌いだ。
抑揚を付けた司会も嫌いである。
(抑揚は付けるものではない、付くものである)
テレビやラジオの司会と葬儀司会の差は・・・フフフ秘密である。
来春、ベーシック講座は44回目を迎えるがキャリアアップ講座は開催が不明。
10年程継続してきたキャリアアップ講座の行方や如何に・・・。

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2011年11月02日

第43回 葬儀司会【ベーシック講座】終了 (井手一男)

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葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】(綜合ユニコム様主催)が終了した。
今年の春にも開催しているので、今年は2回目である。
年に2~3回のペースで続けているので、いつの間にかトータル43回目を迎えた。
15年目になるのだろうか・・・随分長い事継続中である。
参加者の中には20代の人も多く、この講座が始まった15年前は小学生か幼稚園。
それが今や葬儀司会を学ぶ者として登場するのだから隔世の感がある。

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2011年11月01日

2つの記録映像(工場長こと古家寛)

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先月、2つの記録映像が送られてきました。2つとも、東日本大震災関連です。
一つは、司会でお世話になりました「亘理町合同追悼式」の記録映像。
もう一つは、東北の葬儀社様が纏められた震災時の作業記録映像です。
震災から復興にかけての記録の映像は、
現地の雰囲気を感じとるのに大きな助けとなりました。

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