|
2010年09月03日
死生観のアンケートに思う(工場長)
|
雑誌の「SOGI」(118号)で、
「死生観」に関するアンケート調査の結果が載せられていた。
各回答において強調したい部分の文字サイズを大きくするなど、
恣意的に感じる部分もある。
しかし、こういった特集を組めることは素晴らしいことだし、
今の時代の葬儀に関わる感性・感覚を大切にしている雑誌として、
「SOGI」は好きな方である。
(アンケートに関する詳細な考察や結果は雑誌を見てもらえばと思う)
さて、なぜ今、「死生観」を問うのかを考えた場合、
一つには、個人が抱く死生観が、葬儀の質にも関わってくるからだと考える。
人が死に対して持つ価値の重さは、そのまま葬儀の価値にも比例する。
その仮説に従うとすれば、現在の葬儀価格の低下、直葬の増加は、
少なからず個々の「死生観」の影響を受けているだろう。
死生観が葬儀に影響を与えているならば、それを是正する方向に持っていき、
少しでも質の高い葬儀を施行したいと願うのが葬儀業界の思いだろう。
しかし、改めて考えてみると、
死生観とは個々の生活、もしくは社会の変動によって、
積み上げられ、変化していくもののように思う。
物事を経験した時間の長さに比例して、その言葉の重みが増すように、
生きた時間、人と関わる時間が長いほど、
その人の死生観も成熟していくものだろう。
また、生まれながらにして死生観を持っている人はいないと考えるなら、
(キリストやブッタのような人はわからないけど…)
死生観の課題を考えることは、
社会の問題(もしくは社会の変化)を考えることになるだろう。
話は外れるが、生活における人との関わりに関して考えてみたい。
一般人は、普段、家族とどれ程の頻度で連絡を取り合うのだろうか。
友人は、どうだろうか。
友人の中にも色々と階層があって、大学の友人は連絡する頻度が高いが、
高校の友人は月に1回程度、中学や小学校の友人に至っては皆無に近い…
ということもあるかもしれない。
連絡の手段・方法はどうだろう。
年賀状は送っているのか。暑中見舞いは送っているのか。
紙に書くのは面倒なのでメールで代替している、
そもそも形式的な挨拶は苦手なのでしていない…という人も多いだろう。
全体的に考えると、一般生活で人と関わる回数は減っている。
おそらく厚生労働省や郵政公社を調べれば、データもあるだろう。
また、定性的な数値だけでなく、
関わりの質も低下しているのではないだろうか。
核家族化、分業化、高齢化社会による社会変化で、
今まで家族で助け合ってきた介護も、「サービス業化」している。
介護に限らず、友人や同級生で助け合ってきた事柄も、
インターネット上のコミュニティ・サービスで代替できるようになっている。
そもそも葬儀自体も、会館葬儀に移行して、地域で行ってきた葬儀から、
サービス業としての葬儀へと変化しつつあるのではなかろうか。
そのような「サービス業化」によって、
人との関わりが減る分、他人の冠婚葬祭に行く機会も減っているのだろうし、
死に対する経験値も少なくなるだろう。
人との関わりが減る分、結果として個々の死生観は熟成されず、
葬儀に対する質にも影響を与えているのではなかろうか。
その意味では、今回のSOGIの「死生観」に関するアンケートは、
「一般人」に対してのアンケート結果を見たいところではある。
(業界紙ではあるし、なかなか難しいかな)
葬儀社が消費者を知るという意味でも重要なマーケティングになる。
結果は、葬儀業界で働く者を落胆させるものかもしれないけれども…。
それでも、社会の変化自体は止められないし、
変化する社会の中で、葬儀業界も変化し、
少しでも良い葬儀のために出来ることを考えていく必要があるだろう。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:09
| トラックバック(0)
2010年09月02日
ウォーキング・ウィズ・ダイナソーを観て (井手一男)
|
今春、恐竜ライブの世界ツアーが漸く日本上陸ということで話題をさらっていた。
全世界500万人が興奮・・・とチケットを取るだけでも大変で、
8月の公演を観劇するために3月~4月頃チケットを入手した記憶がある。
全国7か所、70回切りの公演だ。
たかが恐竜ショーを観るのに、忙しい合間を縫ってというか、
事前にNGを出さなければ無理であった。
しかし私は恐竜も大好きなのだ、特に当時の哺乳類・・・系統的に我々の先祖に当たる
ネズミ程度の哺乳類が歴史の中で大逆転をしてしまう物語は好きである。
ところで、この夏フクイティタン・ニッポネシス(日本産の福井巨人)という学名が付けられた
全長10メートルにもなるという大型恐竜の化石が発見された。(凄い)
国産恐竜で学名を持つものは、これで4例目となる。(よっしゃア)
福井県の勝山市や九頭竜川沿いと言えば、恐竜ファンにとっては聖地である。
それはAKB48が、秋葉原のお兄さんにとっては神のように感じるのと同じだろう。
振り返れば、1982年に石川県の女子中学生が拾った化石が、
後に肉食恐竜の歯だと判明してから、恐竜探しの情熱は沸騰したようである。
この地のジュラ紀から白亜紀にかけての地層は宝の山であるらしい。
一度は福井県の当地にある「恐竜博物館」に行かねばなるまい。
行きたいなあ・・・福井には行ったことがあるのですが、ここにはないのです。
栄華を誇った恐竜が、といっても小さかった恐竜が時代の変遷で進化して、
身体を大きく変化させ、ついには何千種類もの大恐竜時代となって栄えたのだが、
ある時、そこに暗雲が立ち込める・・・。
物語は、三畳紀からスタートしジュラ紀、休息を挟んで、そして白亜紀へ。
白亜紀に入り、ジュラ紀とは違って地球の植物は大きく変化します。
「花」が生まれたのです。
それ以前の世界では、「花」は存在しません。
そして虫によって花が育てられていくという生態系が生まれるのです。
この辺りの演出が巧いと思うか当たり前だと思うかはセンスの違い。
私は決して素晴らしい演出だとは思えなかったです。
2時間にも満たない公演で、休息時間は20分もある。
オーストラリアのテレビ番組からスタートしたというこのイベント。
フジテレビの後援もありガンガン宣伝していましたが、し過ぎだろう。
それほどのこともなかったよ。
わざわざ埼玉スーパーアリーナまで行ったのに、あまり面白くない。
私一人だけの意見ではなく、家族全員の意見に近い。
単純に比較すると、「よしもと」の方が遥かに楽しめるし、
劇団四季の「ライオンキング」や「キャッツ」の方が余程エンターテイメントである。
残念である、ショックである、まあこんなものかと自分を慰めつつ・・・帰宅した。
明日からまた二日間、朝も早くからユニコム様のセミナーを控えているにも関わらず、
夜の10時近くにスーパーアリーナで解散となったって・・・なんだかなあ。
恐竜たちがアリーナの中を暴れまくる・・・って書いてあったけど、
やや動き回る程度で、「暴れまくる」って表現はないのじゃないか。
それほど迫力があるとも思えないし、恐竜の足元は確かにバレてるし、
(人が入っているのがほとんど)
子供向け、それも小学生低学年レベルだろう。
あーいかん、楽しいものを観たのだから、それなりにゆっくりしないと。
リフレッシュ、リフレッシュ!
明日は最後の葬祭ディレクター技能審査対策・ユニコムバージョンである。
巣鴨の駿台トラベル&ホテル専門学校をお借りします。
9月6日にも再登場しまっせ・・・これは司会ですけど。
では・・・。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年09月01日
葬祭ディレクター技能審査受験対策講習会in宮崎 (井手一男)
|
本来、鹿児島県での開催を南九州と位置付けて、鹿児島、熊本、宮崎と
合同開催の動きがあったが、口蹄疫の問題が表面化してゴタゴタした揚句、
宮崎から鹿児島への移動は自粛するということになったらしい。
確か鹿児島を訪れた際にも、それぞれのビルの入り口は消毒の嵐だった記憶がある。
消毒マットのお陰で靴の裏側はグチャグチャでした。
今回は非常に残念だが、来年以降のこともあるし、
南九州というこの流れは大事にしていただきたい。
そんなわけで、宮崎開催は急遽決定したのである。
急遽決まったので楽天トラベルで安い宿を取ろうとしても、なかなか見つからない。
馴染みのJTBにいけば、我々が検索するネット以外の・・・言うなれば、
JTB専用楽天トラベルがある(多分)ことを知っていたので、すぐに向かった。
この時期、全国の高校生の文化祭とやらが宮崎で開催され宿は一杯らしい。
「えっーそんな」なんでも夏休みに3万人の高校生集結というではないか。
観光地宮崎は口蹄疫で閑古鳥が鳴いているとばかり思っていたら大間違いだった。
が、それでもかなり格安でホテルの部屋と往復チケットが取れた。(ラツキー)
宮崎空港に降り立つ・・・暑い・・・今日もビールが美味そうだ。
宮崎の道路に並んで立つヤシの木はどれも凄まじく高い。
熊本も鹿児島もヤシの木があることはあるが、高さは宮崎が断然高い。(圧倒している)
ヤシの木の種類が違うのかもしれない。
因みに南国を気取っている千葉沿岸や伊豆地方や福島(常磐ハワイ)・・・
などにも痩せたヤシの木が、やや残念そうに立っている。
(枯れそうになっているのもある)
宮崎はやっぱり南国・・・本場ものだ。
周りを見渡せば、引率の教師と高校生らしき集団がやたらと目立つ。
高校生諸君、ヤシの木見上げて何を思う。
宮崎でもセミナー開催となれば、
今年は沖縄以外の九州は全てお世話になったことになる。
何処か他の地方でセミナーを開催し、それに受講生が参加される事はあるけど、
九州各県へ出向いての開催となれば大変珍しい。
そして宮崎で思い出すのは、司会者のU様である・・・結婚されて、
Y様になったことは知ってはいたが、そのY様のご主人が幕張の講師に来られた。
聞けば、お子様が生まれたらしい・・・おめでとうございます。
奥様の旧姓U様は、葬儀司会に関して、正直表現は悪いけど怪物のような巧さでした。
ミストークを一度も聞いたことがないし、眼力も素晴らしかったのを覚えています。
あらゆる表現力の圧倒的魅力と声量バワーは底なしに思えたものです。
出産で暫く休業していたそうですが、この10月から仕事に復帰すると聞きました。
良かったです・・・仕事復帰のお話を伺って・・・安心しました。
全国には、結婚して女性が退職し、そして出産してキャリアが開いて、
なかなか復帰できない環境の方もいらっしゃるから気に病んでいましたが、良かった。
今後益々ご活躍されることを祈りましょう。
宮崎県といえば知事のお陰か、県庁が観光スポットだと言います。
県庁には大挙して観光バスが押し掛けるのだそうです。
また一時期、知事のジョギングコースも知名度を上げたとか。
各地のお土産売り場には、知事のイラストが入った物産が所狭しと並べられ・・・
タレントの時代にこのコマーシャル力だったら相当な印税が入るだろうに。
宮崎県は、何だかもう特殊な県ですね。
知事の姿を一度見てみるか・・・
東京の神宮外苑に、主に草野球用のグランドが6面あるのですが、
20代後半から30代の前半まで、年間35試合程度こなしていました。
たけし軍団は相当強く、また漫画家の水島先生のチームも強かった。
柴田恭兵さんとの対戦も懐かしい思い出です。
知事は草野球には訪れたことがなく・・・他のメンバーは大概参加されていた・・・
そのため一度もお目に掛ったことがないのです。
でも、この口蹄疫の騒動の中、テレビで見る知事はやつれた感じが・・・。
最近は、ジョギング姿もあまり目にしないという噂も聞きました。
とりあえず遠慮しましょう。
さて、宮崎でのセミナーですが、初開催にしては凄く真面目でした。
何でも昨年までは、事務局の方が独自に問題を作成したり、
様々な情報も駆使して受験対策を継続してこられたというのが事実だそうです。
お話を伺って、その努力には感動しました。
ところが近年、学科試験の問題や実技筆記の問題が年々難しくなり、
その傾向と対策に関して限界を感じていらしたとか。
過去の合格率もなかなか立派なのですが、昨年はどうしても・・・。
んーそんなわけだったのか・・・現地に伺って初めて理解できることもあるのです。
今年の受験者は、どういう結果を出してくれるのか。
大いに期待したいと思っています。
皆様、大変お疲れ様でございました
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月31日
真言宗智山派、「チサン」派か「チザン」派か(工場長)
|
葬祭ディレクターまで凡そ1週間となり、
必死に勉強されている(だろう)受験生から、
細かい問い合わせ(といっても、重要ですが)がありました。
「真言宗智山派の読み方は、チサン派かチザン派か、
どちらが正しいのでしょうか?」という趣旨のご質問です。
どうも先日の社長の研修では「チサン」が正しいと言ったそうですが、
以前質問者が受けた葬祭研修では、「チザン」だと教わったとのことです。
結論から書くと、おそらく「チサン」派が正しいでしょう。
真言宗智山派のホームページのURLは「chisan.or.jp」となっていますし、
ウィキペディアにも「チサン」とフリガナがあります。
さらに「智山教化センター」に電話で問い合わせたところ、
「チサンです」と即答でした。
以上を勘案すると、ほぼ確実に「チサン」と濁らずに読むのが正しく、
葬祭ディレクター技能審査の実技試験(接遇・司会)において、
「智山派」が出たら「チサン派」と読んでください。
ハイ、一件落着。
…と、質問者に即答出来れば良かったのですが、
さらに調べてみると一つ困ったことが起きました。
なんと葬儀概論が「チザン派」だったのです。
そうか、質問者は葬祭ディレクター技能審査の受験生なので、
試験において「チサン」か「チザン」か、どちらが正しいのか?という
趣旨で質問しているのかもしない。(いや、きっとそうだろう)
それは難しいですわ…。
むしろ葬祭ディレクター技能審査協会に聞いてください。
(私からは、電話しにくいです…スミマセン)
「葬儀概論」は、葬祭業に関わるものにとって、
基本的な葬祭情報が載っている教科書のようなものだとは思います。
限りなく正しいことが書かれていると思います。
しかし、稀に正確でない記述があったりするのも事実です。
(具体例は省きますが)
智山教化センターの方に、失礼を承知でもう一つ質問をしました。
「『チザン派』と、濁って読んでも間違いではないのでしょうか?」と。
「………ダメでしょう。」
「スミマセン(私)。」
ということです。
ですので、もし私が受験生だったとして、「智山派」が出た場合は、
「チサン派」と読んだ方が、自分自身に納得できるでしょうか。
(もし、減点されたとしても)。
ま、試験は試験。現場でより質の高い葬儀をするためのものだから、
1点くらいの減点なんて関係ねぇ、と割り切れれば良いですけどね。
しかし、1点差で合格できなかった…という人も毎年何人か聞きます。
この1点が、大きいのだよなとも思います。
たかが試験、されど試験。
1点のためにどこまで拘るか、なかなか難しいですな。
PS.
尚、余談ですが、「智山派」に関する名前の由来に関して。
これも「智山教化センター」の方に聞いた話なのですが、
一説によると…と前置きをされながら、
「江戸の同時期に、真言宗の豊山派(ぶざんは)と智山派ができた。
豊山派の総本山は長谷寺で、その山号「豊山」から豊山派と呼ばれるようになった。
一方、智山派の総本山は智積院(ちしゃくいん)で、その山号は、
五百佛山(いおぶさん)である。豊山派と同様に山号を宗派にすると、
「五百佛山派」となるが、これが呼びにくいから、
智積院の「智」の一字を取って、智山派(ちさんは)と呼ばれるようになった」
…のではないか、とのこと。
あくまで一説ということですので、史実かどうかはわかりません。
ただ、本山の宗務庁に伺ってみましても、
詳細な歴史は不明という回答でした。
今のところは、この説が最も有力なところです。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月30日
日本動物葬儀霊園協会 発足へ(工場長)
|
以前、近所の飯能という場所で、
ペット葬祭業者による、山林への死骸遺棄事件がありました。
ペット葬祭サービスに対する信頼を裏切る、酷い事件だったと思います。
その事件が発端になっているとは思いますが、
有志によって「日本動物葬儀霊園協会」が発足するようです。
2週間ほど前の毎日新聞に載っていました。
参照:ペット葬祭:協会発足へ 悪質業者と差別化、全国11社が呼びかけ
ちなみに、まだ制作中だとは思いますが、
日本動物葬儀霊園協会のホームページも存在していました。
一通り見てみると、まずは資格認定事業を進めて、
業界全体のサービスの底上げを図っていくようです。
「一級動物葬祭ディレクター」、「二級動物葬祭ディレクター」と2つの級があり、
受験資格が、5年以上の経験(1級)、2年以上の経験(2級)を求めることから、
葬祭ディレクター技能審査を大いに参考にしている様子が伺えます。
制作途中の部分もあり、どう運営していこうか思案している段階にも見えますが、
こういう動きが起きること自体は、悪いことではないでしょう。
是非とも、健全な運営を続けてもらいたいと期待します。
あと、環境省が「動物愛護管理法」を改正し、
ペット葬祭業者を登録制とする方針のようです。
現在は、「販売」「保管」「貸出」「訓練」「展示」といった
5つの各業種の業者に登録義務があるようですが、
これに「埋葬」や「葬儀」といった業種が、加わるということでしょう。
守るべき基準の内容も、改正されるのではないでしょうか。
福祉的な要素もある葬儀という特殊なサービスに関して、
行政の監視を強くすることは、良いことだと思います。
個人的には、ペットの葬儀だけでなく、
人の葬儀に関しても登録制を敷いた方が良いと思っています。
葬儀料金への不信感やトラブルを解消するためにも、
アメリカの行政を参考に、「料金表」等を行政機関に提出をさせてはどうでしょうか。
ただ日本の行政の体質からして、大きなトラブルでも起きない限り、
今の基準を変えることはしないのでしょうけれども。
葬儀が単なるサービス業ではなく、
喪主や遺族などに対する精神面でのケア的な要素も併せ持つ、
そういう葬儀の福祉的な役割が日本で強まれば、行政も動くかもしれません。
しかし、直葬がはびこる今日の状況では、
葬儀に精神面のケアを求めない人が多のかもしれませんが…。
なかなか難しいですね。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:53
| トラックバック(0)
2010年08月27日
葬祭ディレクター技能審査受験対策in埼玉 (井手一男)
|
岩手県が終了したら、その日に埼玉県まで移動になる。
ところが盛岡から大宮までは案外近い。
研修現場から盛岡駅までの時間は除いて、
また30分に一本程度の電車待ち時間もないものとすれば、
新幹線「はやて」に乗れば、途中駅は「仙台のみ」で大宮まで2時間半程度だ。
ところが、大宮から研修現場までは一時間程掛ってしまう。
結局、遠いようで近く、近いようで遠いのである、
気持ちばかりが焦ってしまうが、自分を落ち着かせ、トラブルの無いことを祈る。
前々日、秋田から盛岡まで移動したのだが、その日の夜から秋田は大雨に襲われた。
所謂、この夏に多い局所的な集中豪雨であった。
私が移動した日の翌朝、秋田から盛岡に向かう予定だった幕張の講師は、
電車が運休になっただけでなく、至る所で道路は寸断され通行止めを食らった。
間一髪で私はセーフだったが、あと数時間遅れていたらと思うとゾッとする。
車中弁当は当たり前になっているが、出来ることなら美味しいものをと思う。
ところが、電車に飛び乗る場合はゆっくり吟味している時間もなく、
酷い時には新幹線の中で購入となってしまい、
「買った」というより「買わされた」という思いだ。
残念ながら満足した覚えはない。
それでも腹の足しにはなったが、埼玉県内の北部、目的地に着いた頃、
駅前のcoco壱の看板を見たらもういけない。
口の中に唾液が広がり、誘惑には勝てなかった。
また、太るよ・・・二度目の夕食だもの。
いいや、これは夜食よ・・・トホホ。
翌朝、M氏が迎えに来てくださった。
私は今日、一級の方数名に短縮版の一日講習をするのだけれど、
M氏には幕張の映像を撮らせていただくことになっている。
私とは別便で工場長が来社し、別ホールをお借りして撮影だ。
昼食休憩の際に気になり一度顔を出したが、マルチで撮影していたので、
後は「抜き」での撮影にだけ注意して、編集の大切さだけを伝えた。
1・2級で5時間程度掛ったが、大変良いものが撮れたと感謝している。
会員の方で受験する方は当然見ているとは思うが、受験をしない人たちにも見て欲しい。
さて、私の役目の受験対策は・・・少し厳しい感じがした。
いきなり1級を受験しても決して悪いわけではないが、
そもそも<実務>と<試験>との間に開きがあるので苦しい。
その上、実務を分業していると(実際はこのケースが多い)、
いくらベテランでもある程度最初から取り組まなければならない。
いまさらという思いもするだろうし、プライドも傷つくのではと心配だ。
実際の業務では安心してお任せできるのに・・・こんなことなら、もっと早く
元来受験資格はあったのだから、もっと優しかった時代に受けていれば・・・となる。
しかし、いつの時代も優しかったというのは無いのだ。
当時は当時でドキドキしただろうし、それなりに必死だったはずだ。
ただ、確かに受験科目は今と比較して少ないのは事実である。
色々と思うことはあるけど、私と同年代の方たち(オジサンたち)は苦しいだろう。
何度チャレンジしてもいいのですから、気持ちを大きく持ってください。
受かる時はいきなり受かることもあるし、駄目でも継続していればいずれ合格します。
今回の埼玉のメンバー、男性陣はお人好しで試験には不向き。
何度でもこちらの引っかけ問題に、いやになるほど引っかかってくれました。
(とても楽しかったです)
女性陣はいつも通りで何とかやってくれそうな感じです。
「短縮版で大丈夫だったのかなあ」と思いましたが、
幸いこちらのスタッフは全員会員様ですから、試験までネットで学べます。
学科試験の模擬試験だけでも二十数問は楽にあります(1・2級合わせて)。
試験時間が50分ですから、全部を解くのに何時間かかるのでしょうか。
また実技筆記の模擬試験は、絶対出ると言われてるものが必ず入った問題だけで13問。
更に100問の模擬問題それぞれに○×で出題1200問、同時に穴埋め問題も同程度。
もう時間は測り知れません・・・が出きるだけトライしましょう。
その他の幕張、司会、接遇も模擬問題がたくさん用意されているばかりではなく、
映像教材も充実していますので、是非合格してください。
(頼むよホントに)
皆様、大変お疲れ様でございました。
全員の合格を祈っています。
明日は宮崎へ移動です。
では。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月26日
葬祭ディレクター技能審査受験対策in岩手 (井手一男)
|
秋田から岩手県の盛岡まで「こまち」で行くのだが、厳密にはこれは新幹線ではない。
時間も意外と掛るのだが、大体1時間半程度は見ていないといけない。
そして盛岡で「はやて」と接続することが多いが、この時3回止まる。
スリー・ストップしてから接続するという決まりがあるらしい。(車掌に聞いた)
最近は珍しくないので、接続の時に人だかりが出来ることもないが、
その合体シーンを見たくて、ひたすら待っている写真小僧がいるものだ。
盛岡に着いたけど、取り敢えずホテルに向かう。
予約しようと思っていた例年泊まるホテルは、「盛岡さんさ踊り」の影響で全部アウト。
仕方なく、駅からは少し離れたホテルに泊まることになった。
ところが伺って見ると、そのホテルは盛岡公会堂の近くにあり、
つまり「さんさ踊り」の出発点の傍だったわけだ。
一度は見てみたいと思っているが、縁がないのだろうか。
では皆さんもネットでどうぞ!
「昨年の動画を見て下さい」
想っていたより迫力がある、躍動感がある。
統一された勇壮な動きは、見る者を惹き付ける魅力が備わっている。
「さんさ」とは、一体なんぞや?
「さんさ」は「参差」と書くらしい。
盛岡の「さんさ踊り」は「統一さんさ」と呼ばれ、
各地に伝承されている「さんさ」を纏めたものらしい。
で、「さんさ」とは盛岡のあるお寺に伝わる「三つ石伝説」に由来するらしい。
その昔、岩手山が噴火して火口から三つの石が飛んできた。
火の中から飛んできた有難い石を神として崇めた。
その頃、市中には鬼が徘徊し悪事を働くので、その石に鬼退治を祈願した。
願いは聞き入れられ、鬼は三つの石に手形を押して、この里には来ませんと誓った。
人々は歓喜して「さんさ、さんさ」と歌い踊ったという。
この「さんさ」という言葉は、古くから伝わる囃子言葉のようだ。
では研修の報告を。
盛岡に来て4~5年目位だろうか。
ここへ来て、漸く軌道に乗り始めた感がある。
成績が上がってきた、ということは、勉強しなければならないということが、
受講生から次の年度の受講生へと伝わり、流れに乗りつつあるということだ。
その上、秋田出身のI様が盛岡に居すわって(かつて秋田で活躍していらした)、
あれやこれやと指示を出しまくっているらしい。
(私は彼の言葉が、4割理解できないのだ・・・アハハ)
熱血漢のI様のことだから、色んな意味で刺激を受ける人は多い。
ひょんなことから変化は起こる・・・良い方向へ変化するだろう・・・多分。

女性の受験者が少ないのが気になるし、そもそも受験を望む人の数も少ないかも。
盛岡は岩手県内でも特別で、寺院の権限が強くホール葬に反対されることもあるとか。
しかし、いずれ時代の流れには逆らえなくなるはずだ。
と、書いたら樹木葬で有名な一ノ関の寺院の話になった。
ここは、私有地が周囲にたくさんあり過ぎて、
だからこそ春と秋の一時期だけしか、樹木葬のこの山には来れないらしい。
「なんだ、そうだったのか・・・だから桜の木が一番人気なのかな」
地元に行って聞いてみないと本当の所は分からないものだ。
このホールにも、以下のような看板が掲げられていました。

葬祭サービスを受ける側の人でも、この程度の知識を学ぼうとしているのだから、
葬儀社は、葬祭ディレクター技能審査を受験する人は、知識としてそれ以上が一般。
だから、難しい・・・などと言うなれば、
そもそも知識が何もなくて、何が葬儀社だ・・・となる。
勉強することは当たり前、ニーズを掴んで当たり前、誰かに頼るのではなく自分でやる。
分からないことは、携帯の辞書機能でもネットでも直ぐに調べられるはずでしょ。
二日間みっちり汗を掻き、そして勉強しました。
初日終了後の親睦会も大変有意義でしたよ。
残念なことに、皆さんが酔うと、何を言っているのかさっぱり??でしたが。
ただ、顔を見ていれば楽しそうだなというのは理解できました。
外国に行っても、ボディランゲージです。
ましてや日本なんですから・・・。
皆が笑えば、「ここは笑うとこだな」と笑っていました・・・。
皆様、大変お疲れさまでした。
帰りはこのまま地元埼玉で研修です。
では。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月25日
葬祭ディレクター技能審査 実技試験対策講座(加藤直美)
|
先日、綜合ユニコム様の「葬祭ディレクター技能審査実技試験対策講座」を
見学させていただきました。
講師は弊社の井手です。私は2年ぶりの見学でした。
年々内容が難しくなっていると聞いています。
どのように難しいのか・・・と興味もあり向かいました。

テキストは、こんなにたくさんです。
司会、幕張り、接遇他が、カラフルに色分けされています。
今年のテキストもかなりの改良がされていて、
とても勉強しやすくなっています。
受験しなくてもこのテキストを勉強すればと随分知識を得ることが出来ます。
葬祭ディレクイターの勉強をする葬儀社さんのスタッフは、
こうしてどんどん成長していくのだと思いました。
社内の意識も高まっていくのでしょうね。

途中、少し曖昧な質問が出てきました。
綜合ユニコム担当者のK氏が、国税庁のホームぺージを開き、
すぐに確認していました。研修会もハイテクな時代です。
ここまで範囲が広いとインターネットを使って、
知識を得ながら確認することが求められます。
葬儀社も大いにインターネットを活用する時代が来ていますね。

さてこの試験は、これからもっと範囲が広がって行くのでしょうか?
どこまで行くのか心配でもありますが、業界には必要なことでもあります。
受験生の皆さん、頑張ってください!
朗報を待っています。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:02
| トラックバック(0)
2010年08月24日
葬祭ディレクター技能審査受験対策in秋田 (井手一男)
|
今年の秋田は、というより毎年秋田は、その格好からして立派そのもの。
とにかく纏まっているのだ。
なにが凄いって、この暑さの中、全員上着をピシッと決めて尚且つ涼しげである。
今年からワイシャツを半袖に換えた日和見的な私にとっては油断ならない。
半袖のまま上着を着て、腕の処が汗ばむとフニャっと上着にくっつくという、
まるでだらしのない格好の講師が、「暑いので」ということで一番最初に上着を脱いだ。
(いやあ、失礼しました)
つい2週間前研修をした福岡会場で上着を着ていた人は、居たかな?
いや、何人かは居たはずだけど・・・記憶にない・・・
「九州と東北だもんね、そりゃ違うさ」と誤魔化すしかないだろう。
んー恐るべし、なかなかモチベーションが高そうだぞ!
実際、こんな感じです。

(学科の模擬テストはさすがに難しそう)
実は秋田といっても、夏は暑いのだ。(当たり前)
秋田駅に着いたのが昨夜の10時半過ぎだったが、30度以上ありました。
駅には観光客用に用意された、冬場に登場する「なまはげ」が飾ってあった。
青と赤のコンビなんでしょうか・・・結構な人気でした。

そして会場となったホテルへの道沿いは、間もなく行われる竿灯祭りの準備中。
道路の中央に座席を設けてあり、ここで美味しいビールを飲むのでしょう。
今年は1・2級合わせて20名の参加。
試験自体は受験する方がもう少しいるようですが、
何せ昨年の実績が良かったので・・・ほとんど落ちてる人がいないのですから・・・
皆様の頑張りには感謝いたします。
今年はホテルで開催されるということで、講座終了後にはお決まりの親睦会。
親睦会ないしは懇親会という名前以外は使っちゃいけません・・・と習いました。
いつだったか、つい「宴会」といったら物凄く叱られました。
でも、現場レベルでの交流には笑える話がたくさんあってとても興味深い。
かつて「おがち(地名)」の方では、神道の神饌物に困った挙句、
川魚の代表として神官が自ら金魚で良いと言って持ってこられたとか・・・。
(記憶違いなら申し訳ないが)
それも金魚鉢に入れられて・・・どこにでもあるポピュラーな曲線の形の器・・・
赤い金魚が優雅に泳いでいたそうです。
それが神道の祭壇に飾ってあるなんて???
不思議な地方ですねえ・・・勿論応急的な処置だとしてもですよ。
東京ではとても考えられません。
今回は、納棺(入棺)の前に豆腐を食べ、別れの盃を飲むというお話。
これは、川崎の稲城の地域や八王子や日野の一部にも見られる習俗と共通していました。
豆腐には醤油を掛けてはいけない所も同じだし(食いにくいので塩をふります)、
盃は、水盃のこともあるし、本当にお酒で清めるバージョンもあります。
また、豆腐を食す時の「戻り箸」が禁じられている点も共通していました。
一つだけ面白い点は、故人の口に梅干しを入れる事でした。
「何のために梅干しを入れるのですか?」
と尋ねたら、その方も遺族にお聞きしたらしいのですが、お年寄りが答えたそうです。
「遺体が、腐らないように」
あまりに素直で、言葉を失います。
お弁当じゃないんだけど、遺体も生もので腐敗は避けられないですから。
そんなお話で盛り上がりました。(いやあ、勉強になります)

懇親会終了後は、私は部屋に戻って下着の洗濯。
8日間の出張なので、洗濯もしなければなれません。
Yシャツはホテルでクリーニング出来ますが、下着はそうはいきません。
脱水機がないので、井手方式で洗濯物の中心を持って、風呂場で高速回転させます。
少し下着が伸びますが、乾きが早いのでこれで間に合わせます。
この日の夜遅く、大声でホテルに戻ってくる連中が結構いましたが、まさか・・・。
翌朝。
あー二日酔いのまま出席している受講生が数名いました。
仕方がありませんですねえ。
眠らせないように、頑張りましょう。
皆さん、積極的に参加してくださってありがとうございます。
葬祭業界を取り巻く環境の変化について、大いに興味を持っていただき、
また葬祭ディレクター技能審査試験にも、その変化の波が見てとれます。
葬祭業界の中にいると、どうしても周りが見えません。
変化は確実に外からやってきます。
何にでも興味を持ってください、そしてネットは当たり前のように使いましょう。
秋田の皆様、大変お疲れ様でございました。
終了後、直ぐに盛岡に向かいました。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月23日
葬祭ディレクター研修サポート in 東京(工場長)
|
8月の初旬に、今年の葬祭ディレクター技能審査対策の締めくくりとして、
綜合ユニコム株式会社主催の研修会がありました。
私はそのサポートとして、参加させていただきました。
1,2級合わせて30人弱の受講生が集い、例年以上に盛況した研修会でした。

振り返ってみますと、
6月の上旬あたりから葬祭ディレクター対策研修は始まるのですが、
今年は特に、多くの県から研修にお呼びいただきました。
社長の疲労はピークに達していましたが、
会社としては多くの皆様のご要望を受けることができ、
非常に有難い状況だったと思います。
各地のご担当者には大変お世話になり、感謝しております。
テキストは、付随できる情報をできる限り書き加えました。
昨年の2級の実技筆記では、葬儀概論にない範囲からの出題があり、
また年々難問化している傾向にもありますので、
受験生が知っていて損になる知識はありません。
テキストの完成後も、7月17日に臓器移植法が施行されて書き換えたり、
任意後見人の登記の流れを追記したり、いくつか修正も行っております。
(既に受講された方へは、ネットで修正を配信しております)
そのような修正の積み重ねもありましたので、綜合ユニコム株式会社様主催の研修は、
ほとんど完成された形で行われたと言っても良いでしょう。
さて、研修の話に戻したいと思います。
私は、1日目の司会・接遇の講習を手伝わせていただきました。
司会や接遇の講習は、まず、講師が見本を見せる。
そして、方法論を教示し、受講生が実際に試技をして経験を積んでいく。
最後に講師が受講生を褒めてやれば山本五十六の教育論通りなのですが、
そこは褒めずに、尻を叩いて走らせるタイプでした。
短期で力をつけるには、そっちの方が良いでしょう。
あと、全国の葬儀社が集まって行う研修の特徴だと思いますが、
恥ずかしさもあって、最初はなかなか声が出ない。
前日の夜に飲み会でも開催されていれば、
最初から少しは受講生同士が打ち解けているのですがね。
それでも時間の経過とともにアイスブレーキングされ、
また、合格のためには声を出さなきゃいけないという危機感も
受講生に徐々に芽生え始めたのでしょう、皆さん声が出るようになってきました。

研修全体の様子を見ていると、受講生は、
講師の方法論やポイントを必死にメモしている。
講師から駄目だと駄目だと言われても、付いていく。
指導やメモを基にした試技も、最初はぎこちないのですが、
何度も反復練習していくうちに、身体で覚えていく。
そのような様子を見ていると、なるほど研修に出てくる受講生は、
「これからどう勉強していけばよいか」という指針を手に入れ、
できるだけ忘れないようにしているのだなということを感じさせてくれます。
当然と言えば当然ですが、テキストや模擬問題作りに忙殺されていると、
ついつい研修の基本の部分を忘れがちになります。
「どう勉強していいか分からない」という点が、何より先にある。
その「わからない」に、講師が的確に、かつ効率的に応えていく。
そのための研修であり、研修のテキスト。
来年もおそらく葬祭ディレクターの対策講習を準備していくと思いますが、
受講生の研修での様子を頭に思い起こしながら、
テキスト作りに励んでいきたいなと思った次第です。

2日間の葬祭ディレクター研修、ご受講いただきました方、
本当にお疲れ様でした。
これからの勉強も大変だと思いますが、
暑さも厳しくなって(仕事も忙しくなって)いきますので、
ご自愛いただきながら頑張ってください。
ちなみに、私は「葬祭ディレクター2級」保有者が好きな人です。
まだ先がある感じが、良いじゃないですか。
なかなか受け入れられず、飛び級される方が多いのですけどね…残念です。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 09:00
| トラックバック(0)
2010年08月20日
葬祭ディレクター技能審査受験対策in平塚 (井手一男)
|
今年の5月に新築された真新しい研修ホール。
噂によれば、その昔、受講生からは「平塚刑務所」と恐れられたという。
現在、昔日の面影はどこにもない。
宿泊棟と同じ敷地内に立ち、移動も便利だし至って快適である。
各研修ホールにはプロジェクターも備え付けられ、2日間映像教材もたっぷり使える。
最新設備を備えてあるのだ。

(学科試験対策か実技筆記の模擬試験の最中です)
前回「熊本から中一日開くから・・・」と書いたが、
熊本から帰った翌日が前日入りの日で、結局一日も開かなかった。
私の今回の荷物は重い・・・だって平塚二日間研修、その日の移動で秋田二日間研修、
またその日の移動で岩手二日間研修、その日の移動が当たり前になってきて埼玉研修。
埼玉の研修だけは一日だが、自宅に帰れば、今度こそ一日開いて翌日から宮崎へ飛ぶ。
今が何日で、何曜日でという感覚が薄れていく。
気が遠くなり、移動の車中では爆睡し、大きな鼾が煩くて目覚めたら、
その鼾は自分のだった・・・恥ずかしくて、そっと寝たふりをしていたら、
いつの間にか爆睡、大きな鼾が煩くて・・・あれっ、これはさっき見た夢じゃないか・・・
と思ったら現実で、その大きな鼾は2度目の自分の声だった・・・。
もう、死のう!
涎までたれているぞ。
絶対、死のう!
せめて良い夢を見て死にたい・・・いつの間にか爆睡し・・・Zzzzz。
(エンドレスだー助けてくれぇ!)
平塚の1級受験対策講習会に参加された方の三分の一程度が、
2級を受験せずに、いきなり1級へのチャレンジだというではないですか。
(本物のチャレンジャーです)
しかも、平素は幕を張ったこともなく、司会業務も携わることなく、
ましてや社葬の司会なんて見た事が一度か二度か。
接遇の基礎もあやふやで、学科試験の基礎も危ない。
どうやって合格するのでしょうか・・・困るよ本当に。
困ると言えば、受験生は一喜一憂するから、些細なことにも敏感だ。
相続税の納付義務の所で「相続の開始を知った日から10カ月以内に・・・」と
「相続の開始を知った日の翌日から10カ月以内に・・・」とでは明らかに違う。
国税局のホームページと概論にズレがあるからなのだが、どうしょう。
起算日が違うと・・・僕はまるで困らないけど、受講生は大変だね。
大体10カ月で払わなければならないと覚えとけばいいんだけど、
試験になるとそうはいかないからさ・・・困ったなあ・・・。

一日目は、前泊して朝8時半からスタート。
夕方6時には終わらず、少しずれ込みました。
もうクタクタです・・・しかも、暑いです。
喉を潤さなければなりません。
仕方がないのです、喉を潤さないと・・・で、飲みに行きました。
中華屋さんなのですが、それも小さな中華屋さんでしたが、美味い。
四川風の味付けで、とってもグッドでした。
ビールから始まり、紹興酒、ハイボールと飲んで酔っ払いました。
平塚には門限があります、風呂の最終時間も決まっています。
良かった、ケツカッチンで。
受講生は二日目も苦しみ続けました。
かなりハードルが高いと思われた方もいるでしょう。
しかし、頑張れば合格できる可能性があります。
そのための勉強素材はネットに十分配置してあります。
頑張れー!
終了後、急いで秋田へ向かったのでした。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月19日
パワースポット(工場長)
|
「パワースポット」という言葉を、良く聞くようになりました。
新聞を見ていてもパワースポットの特集が組まれ、
熊野古道や愛宕神社などが紹介されていましたし、
明治神宮の加藤清正の井戸は行列ができる日もあるそうで、
随分と市民権を得た言葉になったと思います。
パワースポットとは、そこに滞在すれば、
何らかのエネルギーを吸収することができる場所のこと…と認識しています。
場所といっても、携帯電話で撮影した写真にも御利益があるそうですから、
何をもってエネルギーを吸収できるようになるかは諸説あるようです。
科学的根拠も無いことは、確かなようですな。
この種の風水的な、目に見えない気の流れ、パワーやエネルギーといった考えは、
ここ数年は特によく取り上げられています。
「占い」や「スピリチュアリズム」に対する全般的な興味の高まり。
「阿修羅像」人気などに見る仏閣ブーム。
その延長線上として、今の「パワースポット」人気もあるのでしょうか。
個人的には、パワースポットでエネルギーを感じるのも、
近所の森でマイナスイオンを浴びるのも、同じです。
自然の中に入ると確かに身体がリフレッシュされるように感じますし、
気分も好転したりするので、悪い感じはしません。
同様にパワースポットと言われる場所も自然に囲まれた場所が多く、
身体的なリフレッシュ効能はあるのではないでしょうか。
加えて、運気が上がったり恋愛が成就したりといったご利益を期待するのは、
「おまけ」みたいなものですね。
今は、逆にその「おまけ」のご利益への期待が大きくなってきたため、
パワースポットという言葉に発展していると考えます。
最近では、多くのパワースポット関連の本が発売されて、
単なる景勝地や観光地までパワースポットに含められているようです。
そうなると一般に何が本当のパワースポットなのか分からなくなり、
徐々にその価値が低下して、ブームが落ち着くことになるでしょう。
歴史ある宗教と比べると、一過性のブームとして終わりそうです。
精神的な面の拠り所の一つという役割は、似ているのでしょうが。
ちなみに、日本三大パワースポットなるものがあるそうです。
・分杭峠(ゼロ地場地帯)(長野県伊那市)
・富士山(活火山・断層地帯)(静岡県、山梨県)
・聖域の岬(気流融合地帯)(石川県珠洲市)
まだ上記のどこにも行ったことがないのですが、
話題の内に巡っておくのも良いのかなと思います。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:09
| トラックバック(0)
2010年08月18日
葬祭ディレクター技能審査受験対策講習会in熊本 (井手一男)
|
福岡から熊本へ。
近いなあ・・・小学生の頃は熊本のイメージといったらクマソじゃないけど、
山奥に住む人々の感じが色濃くあったけど、今では立派な都会ですな。
ただし熊本駅の周囲より、熊本城の周囲が栄えているのが不思議。
昨年も来ているので慣れたもので、路面電車に乗って熊本人気分を味わう。
宿泊予定の宿は最も栄えた地域だから、何処へ行くにも苦労はない。
だが、私は原則田舎者だし、ラーメン大好きだから、
食事は「こむらさき」と決めているのだ。
何処で飲んでも、最後は「こむらさき」の王様ラーメンを食べるのだ。

(お薦めです)
ラーメンのカロリーは高い。
カロリーは高いが、十分に美味い店で食えば満足感は立派なものである。
千円にも満たない、たかが数百円の食い物かもしれないが、美味しい店で食う。
そして、結局太る。
どの店で食ったとしても太るのだから、ならば美味しいと思った店で食って太ろう。
というわけで、二日間の滞在中2度もここで食いました。
1級の方々は鹿児島に来ていただいたので、今回はパスと思っていたら、
何と勉強熱心なことでしょうか、今回もお見えになりました。
となれば、模擬試験は必至、頭から冷や汗を流しながら司会に幕張、接遇・・・
うふふふ、2度目の参加ともなれば、前回より厳しくなるのは当たり前だのクラッカー。
でも、特に幕張は喜ばれていたみたいです。

(頑張っていますねえ)
今回のメンバーの主流は2級受験者が対象である。
熊本は、全員でチャレンジするのは初めての試みに近く、
来年以降の事もあるので、今年のメンバーには結果を残してもらいたい。
だけど、学科模擬問題Aの結果が悪すぎる。
実技試験対策をやっているのに、学科試験の方が難しくなりつつあるという現実。
どうするのよ、この点数じゃ無理でしょ。
こういう方たちの為にも、ネットで勉強を続けてもらい、
何度でも試験を受ければ点数は良くなる・・・筈である。

幸い、研修会場に恵まれ、ラン設備も充実しているしプロジェクターもパソコンも。
その全てを急遽お借りして充実した講座が行えました。
セミナー自体、環境に依存する事も大きくなりつつあるようです。
だって、幕張の映像を見ることが出来るし、司会も接遇も映像付き。
インターネットラーニングの良さを十分に活用しました。
アイフォンでも簡単に見ることができますよ(映像以外)。
熊本の皆様、大変お疲れ様でございました。
暑かったですね、ビールが美味しい時期でしたね。
試験に向けて、ビールを飲みつつ、頑張ってください。
帰路は、空路で羽田へ。
私は次の平塚まで中一日開くので身体は休めることが出来ます。
飛行機の中では爆睡、最近は移動中の車内で寝るのは当たり前でーす。
では。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月17日
死亡の届け出について(工場長)
|
7月に都内で111歳・・・とされていた男性の白骨遺体が見つかり、
年金を不正受給していた可能性があると捜査された事件があった。
死後30年余り経っていたのではないかとみられているから、
相当年数、その死を隠蔽していたことになる。
死を隠蔽した理由に関しては不明だが、
気になったのは、家族(遺族)がその気になれば、
社会的な死は思った以上に隠すことができる…ということである。
葬祭ディレクター技能審査にもよく出題されるが、
死亡の届け出は、戸籍法の第86条、第87条に規定されている。
引用してみると、
第86条
死亡の届出は、届出義務者が、死亡の事実を知つた日から
七日以内(国外で死亡があつたときは、その事実を知つた日から三箇月以内)に、
これをしなければならない。
第87条
左の者は、その順序に従つて、死亡の届出をしなければならない。
但し、順序にかかわらず届出をすることができる。
第一 同居の親族
第二 その他の同居者
第三 家主、地主又は家屋若しくは土地の管理人
|
とある。
実際は、遺族自身が死亡届の手続きを行うケースは稀で、
葬儀業者が代行するケースがほとんどだそうだ。
死亡届の提出と併せて火葬許可証の交付を受け、
火葬するのが通例である。(日本の火葬率は99.8%で、世界一)
今回の場合は、遺族の証言によれば、
「本人が即身成仏すると言って自室にこもった」そうで、
少なくともその2年後には、親族がミイラ化した遺体を確認している。
戸籍法第86条に従うと、その7日以内には死亡届を出さなければならない。
さらに、戸籍法第87条に従うと、
同居の親族に死亡届の提出義務があるということになる。
死亡の届け出が遅延したということにおいては、遺族に非があるということになる。
(…もちろん、それ以前の問題として、死に瀕した老人を救助する必要があり、
肉体的な死を放置し続けた責任があり、そのあたりの糾明も重要ではある。)
一方で、今回の事件で行政管理のずさんさというか、
管理の甘さも浮き彫りになった。
効率的な管理の仕組みを作り上げてきたのだろうけれども、
抜け穴はあるものですな。
今後は改善されていくのでしょうが、
今回、社会的に何十年も生きたことになったままになっていた…というのは、
本人にとってかわいそうな気もします。
その死が、誰にも気づかれなかったという意味で。
地縁の薄さというか、人に会う機会が減っているというか、
そういった社会の性質そのものに、問題があるのかもしれません。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:12
| トラックバック(0)
2010年08月16日
久し振りの帰省 (井手一男)
|
岡山から新幹線のぞみに乗って1時間半程度で小倉駅。
そこから折尾まではJR、後はタクシー。
今となってはハブ駅として栄えた折尾がこんなに寂しく感じられるなんて・・・。
堀川沿いを走るだけで、もう懐かしい。
昔、よく通った・・・といっても私はまだ小学生です・・・
親父が通う賭博場がここにあったなあ、なんて思いだす。
学校帰りに家に帰宅せず、父親が花札をやっている現場に向かうなんて。
真っ白に天竺木綿を敷き詰めた賭場は、男たちの熱気が籠った部屋。
ここでは書けない面白い話が満載です。
久し振りの帰省とは書いたが、ほぼ毎年、セミナーにかこつけて帰ってくる。
特に何が懐かしいということもない歳になってしまったが、
それでも仏壇とお寺には伺い、父親や兄弟の事を思い出す。
自分が小さかった頃、その思い出はこの土地に来て鮮明に浮かんでくるのだ。
風土が持つ空気感、土地が醸し出す不思議な匂い、
オーバーにいえば流れる風の揺れ具合、そこに住む人々の変わらぬ特性・・・
具体的に何がどう違うのかを表現するのは難しいけれど、
幼い自分にタイムスリップした気分になるから・・・不思議である。
浄土真宗本願寺派金憧山恩光寺。
菩提寺である。

父の菩提寺であるが、私の菩提寺であるとは限らない。
その昔、宗旨改めの血縁寺として黒田藩に届け出る義務があったことが記されている。
納骨堂へ向かう。
お念仏を唱えるが、正信偈までは読誦しない。
こんな狭い場所で、大声でやっていると何事かと思われるだろう。
この地域では、北陸地方のように家庭で毎朝正信偈を唱えるような習慣が無い。
信心深くない、といえば決してそういうわけでもないのだが。
この寺の先代のご住職は、私が小学生の頃、月参りに来られていた。
私が一人で相手をして、お茶やお茶受けやお布施をお渡ししていた。
今日は月参りの日だ・・・と思うと学校から寄り道も出来ずに真っすぐ帰宅。
でも、毎月続けてこられると、そのうち何となく親しくなる。
子供一人が相手をしている気安さもあっただろうが、
あの頃のご住職は、どんな気分で、また私の事をどう思っていたのだろうか。
懐かしい。
ジャーン、位牌を使っているのだ。
高田派や興正派ではないのに、位牌を使っているのだ。
父の時も兄の時も・・・代々がそうである。
因みに仏壇にも繰り出し位牌やら過去帳やらも置かれている。
本来、浄土真宗本願寺派は位牌を使わないはずなのだが・・・。
葬祭ディレクター受験対策で十分理解していますが、
僕がそんな事を言っても、聞く耳を持っている人は少ないだろう。
習慣とは恐ろしいものである。
間違っているから、それを修正するのが正しいあり方だとは思うが、
現実の世界では、合理的だけでは済まされない人間の性が蠢いているのだ。
因みに父の位牌である。
(随分以前から、位牌を使っているのです)
この名前は一応覚えていますが、この位牌に父がいるとはどうしても思えない。
法名を戴くのに、何がしかのお金が掛ったとは聞いていますが、
それも腑に落ちません・・・私の兄弟たちは法名を覚えている者がどれだけいるのか。
福岡に一泊して、その翌日熊本へ移動しました。
父や兄たちと暮らした幼い頃の田舎の雰囲気に触れ、気持を新たにします。
少しだけ疲れが取れるかな、と思いましたが、遅くまで親戚同士で飲んでいました。
では。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月12日
葬儀場の出棺見えても「受忍限度内」(工場長)
|
先日、京都において、葬儀場の目隠しフェンスが低いため、
出棺の様子などが近所の民家の2階から見え、
平穏な生活を侵害するかどうかを争った訴訟において最高裁の判決が出た。
判決は、「(原告の)主観的な不快感にとどまり、
一般的な我慢の限界を超えているとはいえない」というもの。
要するに、「我慢せよ」ということらしい。
葬儀社側もそれなりの対策をした上で、
民家の2階から見える程度なら妥当な判決のようにも思える。
ただ、一審や大阪高裁では、
「遺体が納められたひつぎの出入りが見えるのは限度を超える」との判断で、
葬儀会社にフェンスの1.2メートルかさ上げと、
20万円の賠償を命じているから、その基準というか線引きは微妙なようだ。
最高裁では、
(1)民家と葬儀場の間に道幅約15メートルの市道がある
(2)出棺などはごく短時間
(3)目隠しフェンスや防音など自治会の要望に配慮している
などの理由をもとに、
「平穏な日常生活を送る利益は侵害されていない」と結論付けた。
葬祭場の建設ピークは過ぎたとはいえ、
地域住民との共存ルールは明確な方が良い。
フェンスの高さなど、基準があった方がわかりやすい。
今回の裁判も、葬儀場と地域住民との関係における、
一つの判例になるだろう。
それにしても、この種の裁判は、
葬儀場が忌避されるべき存在だということを印象付けてくれる。
死への関心が高まっている…とは良く聞く。
テレビでも葬儀の特集を見かけるし、
特に高齢者やその家族が関心を寄せているようだ。
しかし、それは「自分(もしくは身の回り)の死」に限ったことなのだろう。
「他人の死」に対する忌避感は、以前よりも一層強くなっているように思う。
地縁が薄くなったことも影響しているのだろうか。
昔は、コミュニティ全体で葬儀に対して取り組んでいた。
助け合いの名残が残っている地域も多い。
村八分といっても、「火事」と「葬儀」の時だけは村で世話をする。
しかし今は、火事には野次馬が来るし、葬儀では会葬者が来ない。
公共のサービス・環境の充実に伴いコミュニティの必要性は減少し、
同時に葬儀へ本質的に参加する機会は減っている。
葬儀は、できれば関わりたくないことだろう。
そして、本当に関わらずに済むようになると、
関係の薄い人の葬儀や死に対する抵抗感や忌避感は、
ますます強くなっているのではなかろうか。
また、どこからが「他人の死」で、どこからが「自分と関係のある死」かという
一般人の感覚は、葬儀社にとっても重要だろう。
年々、会葬者が減っている。
会葬者の減少は、葬儀の収益にも影響する。
葬儀場と民家の間に建てるフェンスは高いものが求められるようだが、
一般人の葬儀に参加する心理的な垣根の方が、より心配ではある。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:50
| トラックバック(0)
2010年08月11日
母と盛岡の旅(加藤直美)
|
母と盛岡に旅しました。
宿泊地は、私たち家族で何度も泊まっている「湯こたんの森」です。
岩手県雫石にある宿泊施設です。
温泉や建物が素晴らしくて、
露店風呂はまるで森の中でお風呂に入っているような気分です。
緑の濃さ、空気の美味しさ、山々の緑の美しさは、何度来ても飽きません。

私はここに来ると、周りの散策ルートを何回も散歩します。
この日は、雨上がりでしたので、フロントで長靴を貸してくれました。
そしてもう一つ、ホテルの方から言われたのは、
「熊が出ますから、この鈴を鳴らしながら歩いてください」という注意でした。
「ええっ? く・くま?」びっくりしました。
最近この辺りを 親子の熊がウロウロしているそうです。

あまり遠出はしないように言われて、散策の開始です。
濡れた坂道で滑りそうになりながらも、鈴を鳴らしながら、
歌いながら歩きました。
「あるひい~ 森のなかあ~ クマさんにい~ 出会ったあ~
花咲く森の道い~ クマさんに出会ったあ~~」やっぱり、この歌です♪
あんまりクマさんに出会いたくはありませんが、
大きな声で歌っていたので、クマさんも寄りつかなかったようです。

旅のひと時は、テレビもパソコンも無い、非日常の時間です。
心もカラダもゆったりとしました。
この場所は、遠くに雫石のスキー場も見えます。
すぐそばには小岩井農場があり、いつも寄ってきます。


この日は、放し飼いのひつじたちがかわいくて、何枚も写真を撮りました。
NHKのテレビ小説でも有名になった「一本桜」まで足をのばしました。
当時は観光バスまで押し寄せたそうです。今は、ひっそりとしていました。
また、行きたい盛岡の旅でした。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:52
| トラックバック(0)
2010年08月10日
葬祭ディレクター技能審査受験対策in岡山 (井手一男)
|
随分と報告が遅くなったが、忙しくて書く暇がなかった・・・と思ってもらいたい。
決して地方へ行って、浮かれて、美味しいものを食べて・・・等と誤解しないように。
繰り返して言うが、絶対に、ゼッタイに、ぜったいにだよ・・・誤解しないように。
そもそも旅が好きではない私が、明日は何時の飛行機に乗ってだとか、
明日の新幹線は何時で宿泊場所はどこそこで、などと楽しめるわけもなく、
むしろ、いや正直に申せば、やや苦痛である。
心配性で、潔癖症で、かつ楽天家である私はただ仕事として飛び回っているだけである。
しかし痩せないのは何故だ?
76キロでスタートしたツアーが間もなく終了する頃、80キロを超えた。
実はこの春ダイエットに励み、一時期73キロという、
奇跡的な数字を叩き出したこともある。(どやー!)
豚である、ハッキリ申し上げて子ブタの段階はとうに過ぎて、大豚の一歩手前だ。
外食が多いせいだ、そうだ、きっと外食のせいなのだ。
朝からホテルでバイキングとなれば、栄養のバランス等も考えてと言いながら、
結果としてデザートの果物まで食し、そしてプリンまで、
ええい、こうなりゃついでにヨーグルトも・・・。
食い過ぎるのだ。
お昼は大抵受講生と共にお弁当に与るし、食事時間も長くて45分とこれもいけない。
消化しきれないうちに講座の再開というのもいけなかったかも。
そういえば最近は「弁当」のイメージをガラリと変えなければならないだろう。
かつて「弁当」と言えば、動的に「家」から「外」と決まっていたものだが、
近年は「外」から「家」の流れが定着しつつある。
しかも、年々美味くなりつつある。
講座中は、気を使いながらお話をさせてもらっているつもりだが、
気を使った程度では人間は痩せない。
そして、気を使いクタクタになって夕方講義が終了すると、夏である。
夏は暑い、特に今年は猛暑である・・・等と言いながらついつい居酒屋へ。
皆で飲むビールが・・・クェーッと美味いのだ。
おっと、これは岡山の研修報告であった。
岡山では、「独歩」という地ビールを堪能させてもらった。
新潟では日本最初の地ビールである「エチゴビール」を飲んだが、
ここ岡山では、国木田独歩の名前に由来する「独歩」を飲んでみた。
「美味い!ヒィー、喉が鳴るぜェ」
・・・・
岡山に限らず、こういう生活を続けているから、痩せないのだ。
いや違う、岡山の研修報告だった。

(模擬試験に苦しむ受験生)
関西を中心に30名ほどお集まりいただいたが、最近の方は優秀だ。
若い方ほど試験というものには向いているようだ。
決して昔のおじさん達(勿論自分も含みますが)が無能だったわけではないが、
通り過ぎてきた時代が違うので、現代にはマッチしていない人が多い。
一方で私は、そんなオジサン達(カタカナで書くと少しナウイ)が好ましく感じられる。
不器用に頑張っている姿を見ると<頑張れ>と心の中で思う。
そして相変わらず女性の受講者は優秀である。
極たまに、漢字が異常に読めない人もいるけれど、誰の事だか本人は分かっている
と思うけど・・・このエッセイも漢字が多いので分かるまい。(アハハハっ)

本当にネットを浸透させなくては、と奮闘している。
これからの時代を生き抜くためには、いやそれほど大げさでなくとも、
普通に文化的な生活を営むためには、ネットに親しまなければならない。
65歳以上の高齢者のほうが、遥かにネット化が進んでいる。
高齢者にとっては武器の一つなのだから。
だから、この講座もネット化して勉強を続けられるようにしてある。
試験日まではサンプルユーザーとして励んで欲しい。
それにしても暑い。
二日間の講習が終了すれば、岡山から熊本へ移動した。
中一日開いているので、地元に立ち寄ろう。
岡山で受講された皆様、試験日まで一カ月。
頑張ってください。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月09日
葬儀接遇実践講習会 in愛知(加藤直美)
|
先日に引き続き、第2回目実践講習会がありました。
今回も曹洞宗の模擬葬儀の中で、接遇チェックが行われました。

今回はベテランスタッフが多く、丁寧な所作が見られました。
ロールプレイング研修会は、普段の仕事で動いていることが、
そのまま研修会の中に現れます。
特に、今回目立ったのは、お別れ準備における所作です。
お別れのシーンはチームで仕事をしますので、
全員が気持ちを一つに出来ないと、バタバタとした物になりかねません。
お別れの準備だからとただ片づけている人と、
考えてこだわって動いている人とでは大きな差が出ます。
それが歴然と表れた講習会でした。

お別れ準備は全員の一礼ではじまり、それほど時間が無い中にも丁寧で、
かつ心のこもった所作が求められます。
お客様に見られているという意識も大切です。
自分の動きを計算して動いているスタッフは、
動作もきれいで、堂々としています。
見ていてとても気持ちがいいものです。
葬儀という儀式を大切にしていることがよく伝わります。
いいお手本が多い実践講習会でした。

話は前日のことになりますが、
出張は場所によってはいつものホテルをとっていただき、前泊します。
何と昨年、いつものホテルの正面に、温泉付きのホテルがオープンしました。
最近オープンするビジネスホテルは、
部屋以外に大きなお風呂があるのが当たり前で、
一度経験すると狭いユニットバスには入れなくなります。

今回はこの新しいホテルにチェックインしました。
部屋もそこそこ広い面積で、とてもコンパクトに使いやすくなっています。
お風呂も広くてびっくりしました。
ビジネスホテルは進化していますね。
インターネットで予約すると特典もいっぱいです。
ホテル業界の生き残りも、熾烈です。
次回は、第3回目実践講習会報告です。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 08:00
| トラックバック(0)
2010年08月06日
死の質-クオリティ オブ デス-(工場長)
|
日本人の平均寿命が、先日公開されました。
男性は、79.59歳(前年79.29歳)。
女性は、86.44歳(前年86.05歳)。
共に4年連続で過去最高を更新しているそうです。
女性は、25年連続で世界1位だそうで…。
長寿で女性が強い国ですな、日本は。
一方で、同時期に、
シンガポールの慈善団体リーエン・ファンデーションが調査した内容ですが、
「死の質」に対する調査も発表されていました。
http://www.eiuresources.com/mediadir/default.asp?PR=2010071401
日本は23位です。ちなみに、1位はイギリス。
日本は高額な医療費と、医療に従事する人員の不足が、
順位を下げる原因になっているようです。
英国が1位とする根拠は、ホスピスのネットワーク、
公的保健サービスの緩和ケアと鎮痛剤へのアクセスなどあるようです。
ちなみに、デンマークは22位、フィンランドが28位。
福祉国家として知られる国もランキング下位20位と低評価を受けていました。
調査の指標は色々とあるのでしょうが、
この種のデータは、結果をそのまま鵜呑みにはできませんな。
そもそも「死の質」とは何ぞや?と思いますが、
クオリティ・オブ・ライフが充実した生のための取り組みならば、
死の質は、死に際の環境を良くしようということに焦点を当てた取り組みのようです。
中でも、「緩和ケア」の充実が注目されています。
緩和ケアとは、痛み自体や苦痛を伴う症状から解放すること、
死を早めたり引き延ばしたりしないこと、
精神的な(スピリチュアルな)ケアを充実すること、等です。
尊厳死宣言書に書かれている内容とも、類似していますね。
また、今回の「死の質」の調査における提言として
「医療政策に緩和ケアを組み込んでいる国は、
最先端の医療システムを要する富裕国を含めてほとんどない」
「世界的に鎮痛剤が適切に行き届いていない」
「死に対する認識やタブーが、緩和ケアの障害になっている」
などがありました。
どうも緩和ケアを促進したい気持ちが前面に出ています。
個人的には、緩和ケアも重要なのでしょうが、
日本の高度な医療技術も重要だと思います。
それらは死に臨む患者の選択肢であって、本当に「死の質」を調査するのならば、
死に臨む患者の選択肢全体を評価する必要があるでしょう。
また、本質的な死の質は、個人またはその周りの人が、
その人の死に対して考えることでしか高められないと思います。
そもそも論になってしまいますが、今も、今までも、
人々は死に対して「見ないこと」「考えないこと」を進めてきたわけで、
死から忌避してきた歴史があります。
緩和ケアや医療技術の発達で、死の形というのか、
死に様はキレイに見せることはできるでしょうが、
本当に個々がよりよい死を迎えられるかは、
また別の問題のような気がします。
自分自身の死に対して考えることが、
何より重要ではないでしょうか。
直葬などが増加している現代の日本においては、
気付かない間に、「死の質」が低下してきているのではないでしょうか。
|
投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 09:00
| トラックバック(0)
|