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2004年11月03日

神葬祭の司会を無事に終えて (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

三代に渡り神職であるご葬家様。
式場内の最前列はもちろんの事、参列者の中にも神職の方は多い。
コントロールタワーに立つ私よりも、よっぽど詳しい方がいっぱい居るのだ。

アナウンスするタイミングを逸する訳にはいかない。
及第点をもらえる司会が、出来るだろうか・・・?
不安と緊張で、現場に向かう足取りが重い。
神道は施行頻度が低い為、依頼される司会の数も圧倒的に少なく、私はまだまだ初心者マーク付なのです。

とにかくお式を司る神職様とのお打ち合わせを綿密に――。
不安な点や、分からないことは質問して、何度も説明していただいた。
幸い神職様はとても優しくて、懇切丁寧にご指導して下さる。
やっかいだと思っていた神職である遺族の方々の動きも、私にとって大きな助けとなった。

神道の司会は、司会者も式に参加しているという充実感が大きく、アナウンスするタイミングが神職の動作とピッタリ合うと、より厳粛な締まったお式になると思います。
又、あの沓(くつ)や御霊移し、ご低頭の姿勢といい・・・雅(みやび)な感じが興味深いですよね。

もちろん反省点も多い司会ではありましたが、大変勉強をさせていただいた2日間でした。
葬儀社の皆さんも歩み寄ってくださり、チームワークの大切さも実感しました。
アナウンスの出番が多い為、お式の間中は緊張の連続ですが、ある程度の知識があれば、あとは打ち合わせです。
失敗は許されませんが、皆さんも怖がらずにチャレンジしてください。

ちなみに神道のナレーションは、[FUNET]のナレーション文章作成システムにも入っています。もちろんそれを使いご遺族様に誉められました。
(ナレーションだけでしたが・・・)

次回は、またいつ?神道を担当させていただくか分かりませんが、いつでも自信を持って現場にいけるように勉強しようと思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2004年11月03日 23:50

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