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2005年12月20日

5年日記~10年日記へ(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今朝、有料の粗大ゴミを二つ出した。

一つ目は、私が若い頃に使っていたエランのスキーセット(古いねえ)。
スキーデビューは二十歳で志賀高原だった。
それ以来、志賀高原は数え切れないほど行った。
夜行列車やスキーバスで、蔵王、上越、湯沢・・・
二人目の息子がお腹にいるのを知らないで、
草津の上級コースをガンガン滑っていたこともあったっけ。
もう大分以前から使ってはいなかったが、
なかなか捨てることが出来なかった思い出の多いスキーセットだった。

二つ目は、息子達が乗ったマウンテンバイク。
小さくなって庭の隅に置かれたままだった。
そういえばもう、息子達は大人の自転車をすいすいと乗っている。
時々夫が借りる時には、サドルが高過ぎるとグチっている。
もっと幼い時には、私の自転車の前と後ろに
小さく収まっていた息子たちなのに・・・。
古く小さくなったマウンテンバイクに
「思い出をありがとう!」と言って見送った。

早いもので今年ももう少し・・・。
私はまだ子育ては卒業できないが、自分の人生の行く先を考える機会は多い。
5年後、10年後・・・この先何をして、
どうなって行きたいのかを考えるのが好きだ。
それは仕事はもちろんのことだが、家族との時間も同じように考える。
夫と私。息子と私。親と私など等。

「長中期間計画(10年程度)~年間計画~月の計画~週間計画~日々の実践」
以前、ビジネススクールに通い学んだことをそのまま毎年、
仕事とプライベートに落とし込んでいる。
これはなかなか優れもので、決めたことを頑張り、
実践されて行く快感はたまらない。
もちろん少しずつ修正しなくてはいけないことも出てくるが・・・。
今年も多くの計画が達成された。
私を支えてくれた方々に感謝したい。
又、思いがけない受難もあった。
それはそれで支えてくれた家族や友人に感謝をし、
越してきた自分もほめてやりたい。



そんな計画も同じだが、自分の思いを
紙の上に図や文章にして書くことが好きだ。
そんな感じで日記も書いてきた。
H10年~H14年に書いた5年日記帳がある。
音楽の世界にいながら、葬儀の世界にどっぷりと入り込んで行った頃、
これから先、どこを見て、どこに向かって歩いて行けばいいのか、
悩んでいた数年だ。
やりたいことの確固としたイメージはあるのに、
どうやったらそこに近づいて行けるのか、一人で悶々と考えていた時期。
孤独で寂しいこともあったが、夢に向かって
ただひたすら突っ走っていた懐かしい時期。
仕事のこと、子供達のこと、これからのこと、葬儀現場の辛い体験、
こうなりたいと思う自分像・・・などが細かい文字でたくさん書き綴ってある。
読み返すとエネルギッシュな私がそこにいる。



最近は、忙しくてノートパソコンがその役割だった。
しかし後から見直す時に、何か味気ないものを感じる。
そして又、日記を書いてみようと思った。
来年からの「10年日記」を買った。
5年日記に比べて書く場所は少ない。
だからこそ書くことを吟味するような気がする。
これからの10年、私にとってどんな日々になるだろう。
様々な経験の中からにじみ出る、楽しい時間が積み重なって行くだろう。
子供の成長も楽しみだ。
長男、次男の成人、もしかしたら結婚、
孫の誕生なんてこともあるかも知れない・・・。
そして私たちの銀婚式・・・夫との時間も今まで以上に大切にしよう。
越して行かなければならない困難もあるだろう。

10年後、今、抱えている夢はどの位が叶っているだろう。
どんな私になっているか・・・。
1日1日を大切に、日々の実践を重ねたい。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2005年12月20日 11:08

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