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2006年01月09日

定番になりつつあるデート (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、大学対抗のラグビー試合を観戦に行きました。
主人は大学時代から母校である早稲田の学生ラグビーファンで、
毎年真冬に行われる選手権を見に幾度となく私もお供をさせられてきたのです。
TVで観ればもっとよく見えるのに、TVで映らないところを観戦するのが
醍醐味だそうだ。(やれやれ・・寒いのにねぇ~)





今年の早稲田はダントツ強い!
主人は、上機嫌だ。
私も隣で、熱燗にホットウイスキーを煽り上機嫌。
ルールがよく分からない私は、この子(選手)たちは、
1日ご飯をどれくらい食べるのだろう?とか、
15番の子かわいい!とか
くだらない事を考えながら観戦している。

しかし、体格のいい選手たちがボールを壊れ物のように大切に扱う姿には、
毎度の事ながら感動する。
自分が転がってまでも相手にボールを確実にパスする様を見ていると、
ボールが女王様に見えてくる。
働き蜂たちが、女王蜂を懸命に守っているかのようだ。
この日は早慶戦だったが、大学対抗意識なのだろう・・・
相手校も実力以上の力を出しぶつかってくる。
早稲田の圧勝ではあったが、慶応のタックルは見ごたえがあった。
とにかく男らしいが、危険なスポーツだ。
私に息子がいたら、絶対にやらせたくない。


 


帰りに新橋のふぐ料理を食べに行った。
主人と飲むとどんなに酔っ払っても家に連れて帰ってくれるから
安心して飲めるわ!と以前はそう思っていたが、
最近は主人と飲むほど酔っ払う訳にはいかなくなった。
「こんなにお酒が弱いなら、もう外で呑むのやめな!」
「おばさんが、つぶれるほどみっともないものないよ!」
「お酒が好きなら、お酒にのまれるな!」
・・・と言われてしまうから。(主人は、お酒の飲み方に厳しい)
呑むのもほどほどにして、マッサージに立ち寄る事にした。
顎関節症の私は、常に左の首筋がこっている。
「あ~極楽~っ!」と思っているうちに眠ってしまい、
「はい。お疲れ様でした」と起こされた。(なんか、損した気分)
主人も昨年、車の事故に遭いムチ打ちと診断された。
寒くなると首が痛くなり頭が重くなるようだ。
マッサージに行こうと言うと二つ返事でOK。(まさに老夫婦)

車の事故・・・半年くらい前の事になりますが、
主人は仕事の帰り車を運転していて事故に遭いました。
仕事に行くときは、もう1台のボロ車に乗り
宝物のように地下の駐車場に飾られていた<ベンツ>
実質<ベンツ>は、普段は私が乗っていたのですが、
なぜか?事故に遭ったその日に限って理由も無く、
「今日はベンツで仕事に行くわ」と宝物に乗って出勤していった。
(なんか変な感じがしたのよね)
すると案の定、夜中に事故に遭ったとの連絡が入り、
まぁ本人からの電話で安心したが、宝物が大破したとしょんぼり声。
主人が信号待ちをしているところを酔っ払いの若僧に追突されたのだそうだ。
相当のスピードだったらしく、頑丈な車じゃなかったら
重体だったでしょうと警察官に言われたそう・・・。
(ムチ打ちで済んで本当に良かった)
私は「運が良かったじゃない!」と心底思い励ましたが、
主人はそのあと3ヶ月くらいクヨクヨしていた。

気持ちは分かる。
家族に反対されてやっと買ったベンツ。
ピカピカの新車が届き置物のように眺めては、磨いていたんだからね。
自分ではほとんど乗らずに廃車になったのだから、落ち込みますよね。
これに懲りても、ういい車には乗らないと豪語し国産の安い車に乗っている主人。
「車は走ればいいのよ」と言っている私だが、
車好きな男性にとってはやっぱりいい車は永遠の憧れのようです。
ほとぼりが醒めたら、またいい車が欲しいと言い出すでしょう。
けど、命を守るためにはボルボがいいかも・・・。
ジャガーもカッコイイ!

何だかとりとめのない話になりましたが、今までレジャーは常に子供中心だった。
しかし中2になった娘は、最近「2人で行ってきな」と
留守番か友人と出掛ける事が多くなった。
娘は「ガンダム」に凝っている。
語弊があるかもしれないが、<おたく>っぽくて少々心配している。
まぁ、いい。
だんだん子供は親元から離れていくもの。
寂しい気もするが、呑んだ帰りにマッサージというデートコースも悪くない。

<おまけ>
昨日、早稲田は法政・関東学院を破りラグビー大学日本一に輝いた。
主人は国立競技場に足を運び、
会場から早稲田までの優勝行列にも参加したようだ。(大隈講堂までの練り歩き)
「一緒に行くか?」と誘われましたが、丁重にお断りをしておきました。(・。・)

<井手の割り込み>
子供が大きくなると、夫婦で出掛けられて羨ましいですな。
我が家は、いつまでたっても小さい子が次から次に来るので(里親)、
子供抜きで外出・・・とても考えられません。

そういえば、子供の身長や体重の伸び率が、やっと止まったようです。
戦後、日本人の平均身長が著しく伸びました。
データ上では幼稚園から高校生まで、いずれの年代も
大幅に身長が伸びていますが、とりわけ中学生の伸びが著しかったのです。
1950年の中2男子の平均身長が、141センチだったのに対して、
2000年の中2男子の平均身長は、160センチにもなっているし、
同女子も、143センチから155センチ。(人種が違うようです)

体重はというと、中2男子の平均体重が35キロから50キロ。同女子は、
37キロから48キロと、いやあ戦後の50年で体格が良くなったこと。
このままいけば、一体日本人の体格はどうなるのだろう・・・と、
心配していましたら、近年10年間で、身長の伸びも止まったみたいですよ。
ここ10年では男子が0.3センチ、女子が0.1センチしか増えていない。
良かったですね。
生活が豊かになると、体格にも多大な影響を及ぼすということか。

しかしながら、運動能力は昔も今も大差がありません。
1950年の中2男子の50メートル走は、平均8.1秒。
2000年の中2男子の50メートル走は、平均8.0秒。
女子はどちらも8.9秒で変化なし。
根性が求められる持久走では、タイムが落ちています。

で、美味しいものを食わせても、根性が鍛えられるわけでもないし、
運動能力が向上するわけでもない・・・ですね。

「ふぐ」は、夫婦水入らずで食いましょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年01月09日 16:56

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