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2006年03月28日

「葬儀接遇研修会」報告 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

北は北海道、南は沖縄まで・・・。
本当に全国からお集まりいただいた受講生の皆さん。
大変お疲れ様でございました。そしてありがとうございました。
いよいよ今年度のセミナーの季節がやってきました。
ディレクター試験の準備がはじまる今年度前半6月まで、
すでに多くの研修会が入っています。
その初日ということもあり、私も気合十分でこの日を迎えました。

 

場所は上野にあるマルキメモリアルさんの葬送空間「スペースアデュー」。
すでに昨年には2回、こちらでセミナーをさせていただいております。
今回も素敵な祭壇のレイアウトを作ってくださいました。
山川社長ありがとうございます。

セミナーの内容は、葬祭ホールのサービスアテンダントスタッフ向けに、
少ない時間の中でなるべく間口を広く、なおかつポイントは押さえて・・・
と努力したつもりです。テキスト構成などは、これからも色々なアイデアを
模索しながら、又、皆さんからもご指摘をいただきながら、
最高の葬儀スタッフ向け接遇セミナーを目指して行くつもりです。

 

今回も、様々なキャリアの受講生が集まりました。
葬祭ホールでのスタッフとお客様のやり取りを想定した、
通夜のロールプレイングを中心に、経営者から新人まで、
会場の中を動いていただき、しゃべっていただいた時間でした。
ベテランの方でも、セミナーで大勢の人前でしゃべること、動くことは、
とても緊張するようです。いつもの現場でやるときにはさほどではなくても、
全国の皆さんに見つめられながらのプラクティスは、
そりゃあ緊張の連続だと思います。
しかし、ここで出来れば相当度胸もつきます。ここで頑張れたら、
現場に帰ってからはきっとそれ以上に上手にできると確信します。
ロールプレイングにチャレンジしてくださった皆さん、
本当にありがとうございました。
多くの受講生の前での緊張、冷や汗、恥ずかしさ・・・
その全部が皆さんを成長させてくれると私は信じています。
人のやり方を見ていることも、ひとつの勉強の方法ですが、
やってみてはじめて気づくことは多いです。
気づいて初めて変わって行けるのです。
「心はオープンに、想いを開放して、自分の殻を破って、チャレンジ!」
それが私の接遇セミナーの大きなテーマです。

 

私は、セミナーに集まるスタッフの方々との出会いがとても好きです。
とても前向きで、自ら学ぼうという気持ちが満ち溢れています。
悲しみのお客様に満足していただくために、
キャリアや多くの経験と学びを重ねてはじめて、
本物のセレモニーアテンドになって行くのでしょう。

ひとつうれしいことがありました。
私がこの業界に入って葬儀の接遇講師を目指した最初の時に、
研修という形で現場に入らせていただいた葬儀社様の、当時は新人だった方が、
立派に成長して今回のセミナーに来てくださいました。
そして今度新しくオープンするホールのリーダー的存在として
頑張って行かれるということです。
私もほんの10年程度ですが
「もうこの業界に一昔近くもいるんだなあ」と改めて思いました。
これからそのような若い人達が5年後10年後と、
会社のそして葬祭業界の中心となって行かれるのを 
私も共に学びながらサポートして行きたいと思っています。
「頑張ってる葬儀スタッフを励ましたい、元気づけたい、勇気づけたい。
共に私も大きくなりたい!」改めてこの仕事を選んでよかったと思いました。

 

次回のユニコムさんセミナーは、4月14日です。
すでにこちらも満員となりました。ありがとうございます。
新しい方々との出会いが今から楽しみです。
心からお待ちいたしております。


<井手の割り込み>
面白いブログティッカーがありました。
笑えます。

ブログに貼り付けたい方は、ここを参照してみてください。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年03月28日 00:13

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