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2007年09月13日

葬儀司会初級研修会 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

葬祭ディレクター技能審査試験を翌日に控え、
台風9号の関東接近が街を騒然とさせている中、
ここ平塚では、2泊3日の初級研修会がノンビリと行われました。

 

参加人数は少なく16名でしたが、それだけ講座内容は充実します。
しかし、受講生は葬祭実務経験が半年以内。
司会どころか、現場で漸く働き始めたばかり。
やっと戦力になるかならないか…この講座は、それで良いのです。
葬儀の基礎・司会・幕張・接遇を、一編に学ぶわけですから。

私の司会講座は、受講生が眠くならないように、
テキストは必ずスライドで投影して顔を上げてもらいます。
マイクもたくさん回すようにしています。
スピーカでFUNETの司会音声ライブラリを聴かせたり、
CDデッキで音楽も流しています。(実は用意が大変)
…著作権のことも知っていてもらいたい。


 
(FUNETの司会音声ライブラリより)

初心者にとって、どうしても出来なくて不思議なのは、
「発声の右脳トレーニング」です。
小学1年生レベルの「ひらがな」が読めません。
眼に見えているのに、眼力(めじから)が弱くて読めないのです。
でもよく考えたら「ひらがな」は表音文字、図形に対して音があるだけです。
このあたりのコツは、セミナーでしっかりとやります。


 


弔電をブツブツ切って読んでいたり、進行アナウンスに音の高低の癖があったり。
最初の段階で、間違った方向に進まないように気を配ります。
悪い癖が付く事だけはどうしても避けたい。
導師との打ち合わせ方法、流れ作業ではなく、サービス業としてやるには…。
データもしっかり取らなければなりませんし、前後のミーティングも大切。
また小さなメモ用紙を常に携帯し、気づいたこと、疑問、何でも書き込む。
仕事は努力の積み重ね、これ以外に先に進む方法は滅多にありませんぞ。
今回(中には初めて)マイクを持って喋ってみて、
どう感じたでしょうか?
人の声がどう聞こえたのでしょうか?
様々な解説の後に聞くと、それまで聞こえなかった、
「音の向き」が、「音の流れの方向」が、聞こえていたはずです。
聞こえてくると面白い世界ですよ。


 


さて、外は台風で大雨、帰りの電車が気になりつつ昼食タイム。
この講座は朝も早くから(8時40分)始まり、
お昼もぐっと遅くて12時30分過ぎから取ります。
もちろん昼食タイムは1時間程度とりますが、かなり厳しくやっています。
今日のメニューはこれでした。


 


おー、「ひまつぶし」じゃなくて「ひつまぶし」。(ネタかよ)
私はこれに決定。
たったのこれだけなのに、カロリーが凄いですな。

皆さんはもう1泊して、クタクタになるまで勉強して帰っていく。
今日の夜には、宿泊棟に加藤(シニアインストラクター)が泊まります。
加藤の講座も朝が早く、2泊3日の研修は中味がたっぷり。
大変お疲れ様でした、これから頑張ってください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年09月13日 09:00

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