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2010年07月23日

葬祭ディレクター技能審査受験対策in新潟 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

前夜、福岡空港から戻ると我が家で1泊、フッー疲れが抜ける。
福岡は生まれた土地だからというわけではないが、いつも楽しい。
「かば田」のメンタイコが大好きなので必ずお土産には買って帰る。
最近はそれに「博多通りもん」と北九州へ行くなら東筑軒の「かしわめし」弁当。
空港でその場で食べるのは「梅ケ枝餅」でしょうか。

翌日の午前中は事務所で打ち合わせをして、午後から新潟へ。
今回の新潟は急遽決まったのだが、本来宮崎で予定を入れておいたものが、
口蹄疫の関係で延期になり、紆余曲折があり・・・最終的には新潟が入った。
ということで、一路新潟へ。

我が家はここ数年、夏の休みは新潟の高原へ出かけ5泊ほどノンビリしている。
埼玉からだと意外と近いのだが、それでも車で4~5時間程度。
しかし、講座へ行くのに車でというわけにはいかない。
公共機関を使うのが常識なのだが、なかなか親しくしている県である。


(新潟駅で)

今回は2級受験者が対象ということであり、
また参加者も少なく1日講習ということであった。
受験者はたくさんいるのに、この講習が決まった事情から参加者が少なかったようだ。
来年度以降の講座開催に関しては再考するとのことでした。
というわけで、短縮版講座の開催となったわけだが、
やはり1日でというのは受講生にとって結構辛い。
その辺りは事務局の方も良くご存知で、フォローの講習会が予定されていた。
皆さん、頑張ってくださいよ。

いつも講習会の様子ばかりを書いても仕方がないので、今回は佐渡島の風習。
大変興味深かったです。(ありがとうございました)
受講された方に教えていただいたのですが、「力むすび」というオニギリのお話は、
過去にも何度か紹介させていただいています。
沖縄が日本に返還されて以降、佐渡島は日本一大きな島となりました。
その佐渡で、「力むすび」と同義語で「でばむすび」と言ったりするそうです。
語源は不明ですし、表記もひらがなで書いているそうです。
それから今回聞いて面白かったのが「左手一本箸」という風習でした。
その名の通り左手だけで、箸一本で食べるのです。
何を食べるかと言いますと、一口大にした赤飯と、にしめ3品程度の料理です。
食い別れの儀式なのでしょうが、よく分かりません。
ヒントにもならないでしょうが(負け惜しみ)、日本人は古来、
1本の竹材をピンセットのように曲げて使う箸を持っていたらしいのです。
2本の箸は唐箸と呼び中国の箸のことだったのです。
因みにご飯の盛り方も昔と今ではまるで違いますが・・・。
県内の方に伺っても不明、謎は深まるばかりです。
ネットで調査しても分かりません、乗り込むしかないかもしれませんね。

帰りの新幹線の中、いつものように車中飯なのですが、
頭の中から「左手一本箸」の話が消えません。

考えながら越後ビールを楽しみました。
2日後、岡山から熊本を回って一旦帰京し、その後今年最大のヤマ場を迎えます。
このツアーのような旅も残念ながら半分が終了しました。
日本最初の地ビールである「越後ビール」美味かったすっ!
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年07月23日 09:00

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