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2010年10月28日

第41回葬祭セレモニー司会術【ベーシック講座】をサポートして (工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

随分と寒くなってきました。
今年の猛暑を思うと、こんなに早く季節が転換するものなのだなと思います。
早いですね。
そして、今年ももう10月も終りに近づいている…。
振り返ればあっという間です。


先日、綜合ユニコム株式会社主催の葬祭セレモニー司会術
【ベーシック講座】が、東京で開催されました。
14人参加予定で、当日1人欠席の13人。
実践の多い司会研修会では、適切な人数かと思います。
参加者の経験やレベルも似たような水準にあるように感じましたので、
研修としては非常に纏まっていたように思います。
41回も開催していると、葬儀司会のベーシック研修とはどういうものか
全国に浸透してきているということなのでしょう。
(事務局の努力に感謝です)

研修の内容は、今年の春からのベーシック研修をベースに、
いくつかの修正を加えたものでした。
ベーシック研修の内容はほぼ鉄板(固まってきている)と思っているのですが、
細かな修正は毎回積み重なってくるものです。
ふと5年前のテキストを振り返ってみると、
もう、半分以上は違う内容になっているような気もします。
核となる部分は変わらないのに、
細かな修正が重なると大きな変化になるから不思議です。
司会上達の視点やアプローチの方法が、増えているのでしょう。

研修で印象に残ったことは、昨年もご参加いただいた女性が、
今年もう一度リピーターとして来ていただいて、非常に上手になっていたことです。
以前、私自身もFUNET案内のお電話などで少し話をしていたこともありましたので、
個人的に意識して司会を聞かせてもらいました。
いや、すごい上手でした。
意識して練習されたんだなというのを感じます。
葬儀司会は、上達が目に見えてわかる…ではなく、
「耳に聞こえて分かる」から、その時に達成感があるでしょうね。
課題発表でも、少し際立っていたと思います。

こんな書き方をしたら失礼かもしれませんが、
比較的年輩の方が2,3回リピートで来られて、
非常に上達するのは、弊社の司会研修ではよく見られるケースです。
おそらく、若い人の方が理解が早かったり、
物事の吸収力があったりするのでしょうけど、なかなか毎日コツコツ練習できない。
一方、力はやや衰えるかもしれませんが、
コツコツ発声練習して積み上げるのは年配の方が粘り強い。
その差が、1年経てば大きな違いになってくるのだと思います。

5年ほど研修サポートをさせてもらっていると、
そういうケースに何度か出会います。女性も、男性も。
かえって勇気をもらうというか、自分も頑張らねばなと思うばかりです。

受講生の皆様、大変お疲れ様でございました。
11月のキャリアアップでお会いする方もいらっしゃると存じますが、
その時はまた、宜しくお願い致します。


○葬祭セレモニー司会術[キャリアアップ講座](第19回) 詳細情報

「ベーシック講座」受講者、プロとしてご活躍中の方、葬儀社・司会業者で技術向上を目指す
担当者(葬儀司会経験5年以上が目安)の方々が対象です。
[1]司会業務上達への取り組み方と葬儀ナレーション作成方法
[2]表現理論の理解(ベーシック講座の復習と中級レベルの習得)
[3]長文ナレーションでの表現トレーニング
を通して多様な原稿に対応できる表現スキルの習得を目指します。

「葬祭セレモニー司会術[ベーシック講座](10/13開催)」 からの受講で、
さらに確実な実力アップが期待できます。ぜひご検討ください。

開催日時 :2009年11月16日(火) 9:30~17:00
会場   :飯田橋レインボービル 会議室
      東京都新宿区市谷船河原町11
      TEL.03-3260-4761
定員   :24名(先着順)
参加費  :39,900円(1名様につき)
      (消費税および地方消費税 1,900円含む)
 ※昼食代、テキスト代含む

お問い合わせ・お申し込み先は、
綜合ユニコム株式会社ホームページより

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年10月28日 08:08

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