受講してくださる方の中には、井手講師や加藤講師の研修会を、
何度も受講して下さっている方も多くありがたいことです。
そこで講座の休憩時間にお話を伺いました。
では、レポートです。
(写真の掲載は許可を得ています)
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/061005-2.jpg)
まずは山形からお越しのダブルKさん。
写真右のT.Kさんは、
昨年の春のベーシックにも参加され大変真面目で勉強熱心です。
以前は、ブライダルに携わり司会やプランナーを担当していたそうですが、
葬儀業界に入ってからは、まだ1年とわずか・・・。
葬儀司会を始めた当初にベーシック講座に参加されているので、
変な癖もなく、聞きやすく、丁寧な葬儀司会をされる方。
さらにT.Kさんの真面目なお人柄がミックスされ、
(私的に)とても好きな進行アナウンスでした。
研修で持ち帰ったテキストに、故人の年月日やお名前を当て込んだ、
オールマイティーのナレーションをされていたそうですが、
ここ2ヶ月くらい前から、故人の生い立ちナレーション(5分程度)、
のものを入れるようになったそうです。(こりゃ、大変)
書き込まれた取材シートを見ながら、
故人にあったナレーション作りに夜な夜な奮闘しているそうですが、
月に数十本の生い立ちナレを作るのは・・・ちと厳しい。
私も生い立ちナレの作り方に慣れるまでは、朝方まで掛かった時期もありました。
しかし、いくつかのパターン別に(男女・年齢・人柄など)ナレが出揃うと、
後は組み替えたり、付け足したりと徐々に作業が楽になります。
しかし、この作業に欠かせないのがパソコン。
何と言ってもパソコンは、貼り付け、削除、保存に最適ですからね。
更にFUNETのナレーション作成システムがあれば、もっと楽々です。
私はまだパソコンを始めて2年ほどなのですが、
気乗りがしなかった私に、それはそれは根気良く、
パソコンを教えてくれた社長と工場長にはとても感謝しています。
(特に工場長ね)
司会部が大きくなったら、FUNETを上司に頼んでください!!
(工場長が教えに行ってくれる・・・はず)
そして、写真左のM.Kさん。
葬祭には5年ほど前から携わっているものの営業を担当していたので、
司会は今月から始めたという全く未経験の新人さんです。
しかし1日目の朝に比べて、2日間でみるみる上達し、
それなりの形になって帰っていくところが凄い!
やはり癖がついていない方は、短期間での上達が見込まれます。
現在、司会部はこのお2方だけで、あとは司会業者に頼んでいるそうですが、
社員がこれだけ勉強熱心で頑張り屋さんだとね・・・。
私のような派遣司会者は頭打ちですわ!
どうぞますますご活躍下さい。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/061005-3.jpg)
東京のJ.Nさん
写真の通り素敵な方です。
イベント・レポーター・ブライダル・選挙と、
喋りの仕事を専門にしているプロの方で、
葬儀は5年ほど前から携わるようになり、
都内のある会社のセレモニーレディー・司会派遣のチーフ的な存在。
物怖じしない明るい性格で、度胸の良さを感じます。
葬祭関係のイベント等を企画される事もあるそうで、
行動的で活躍をされつつ、しかし勉強も忘れない。
自腹で2日間の研修を受けられたようです。(立派ですねえ)
プロは、自分の響く声を知っています。
マイクを上手くつかいこなすテクニック、流石です。
またこの芸名もカッコいい!!
私も“石川 元(もと)”って芸名ですか?
とよく聞かれるが、そんなはずはない。
芸名ならば、私だってJ.Kさんのようにおしゃれな名前を付けますわぁ。
葬儀以外の別の現場でもお会いするかもしれませんね。
その時は宜しくお願いします。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/061005-4.jpg)
そして最後は大御所、兵庫のOさん。
もう5・6回、葬儀司会の研修会にお越し頂いている常連さんです。
21歳の時に女性ばかりの葬儀スタッフで立ち上げた、
業界の先駆者的な先見の明を持つ方です。
当初は、出来るだけ男勝りに、男性に近づこう・・・
と思った時期もあったそうですが、
女性ならではのサービスをすればいい、
男性が居ないのが気に入らないのならば、断られても構わないと、
開き直ってから、精神的に随分楽になったそうです。
今でこそ、こういう女性ばかりで運営する葬儀社さんはありますが、
30年前の葬儀業界を考えると凄い事だと思います。
ご遺体のお受け取り、納棺もすべて女性スタッフで賄い、
しかもホールをお持ちでないので自宅葬が主流だと・・・。(凄すぎ)
10キロ離れると葬送習俗が違い、またお寺さんが強い地域だそうですが、
Oさんなら負けていないでしょうね。
凛とした芯の強さと逞しさを感じます。
ナレーションは、ご遺体をお受け取りに行った時から、
ご遺族のタイプを探りナレに反映させているそうです。
確かに取材シートを書いて頂いた情報だけでナレーションを作ると、
現場に行ってニュアンスが微妙に違う事ってありますからね。
事実や出来事だけでなく、そのご家族のイメージを大切にし、
雰囲気に合ったナレーションを作って差し上げるのもとても大切な事だと思います。
研修会を受講される度に上手くなっているOさん。
忙しいながらも丁寧にお客様と接していらっしゃるのでしょう。
今ではお寺さんにも誉められるようになったそうです。
井手講師は失礼にも今度は若い方を受講させて・・・と言っていましたが、
トップが頑張っているから、皆頑張れるのだと思います。
またお会いしたいです。
という訳で・・・
上記の皆さん、短い休憩時間にお付き合い頂きましてありがとうございました。
まだまだお話を聞きたい方が沢山居たのですが、残念ながらタイムリミット。
お忙しい中の受講、大変お疲れ様でございました。
どうぞますますご活躍下さい。