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2009年07月13日

熊本での研修会が終了しました。(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

いやあ熊本に来るのは久しぶりです。
数年前になるでしょうか、2~3回葬儀司会の研修で訪れたことがある程度。
久しぶりに熊本の街並みを眺めました。
熊本市は、噂の合併が実現すれば政令指定都市になるほどの人口、
その投票が行われた日に熊本に入りました。
今回は羽田から飛行機で入りましたが、来週、岡山から北九州、そして鹿児島まで、
電車の乗り継ぎで九州縦断の旅をするつもりです。
勿論、熊本も通過しますよ、電車から見る熊本の雰囲気はどんなものでしょうか。
長い旅になるはずですので、きっと私は熟睡しているでしょう。(笑)
まず宿泊した場所は市内の中心街、結構な都会だねえ。
それでも眼前には熊本城が望めるし、
あまり知られていませんが、路面電車が活躍しています。
日本の街は、ほんとに路面電車が多い街だなあと実感します。

 

 

宿泊したのは、和数寄司館(わすきしかん)という和風のホテル。
このホテル、とても気に入りました。
何故かと言いますと、葬祭ホールの宿泊施設として
こんなコンセプトがモデルになるなあ、と思えたからです。
その名前「和数寄」とは、和が好き、日本が大好きという意味を持ち、
数奇を凝らした風流な造りへの執着を意味しているようです。
日本は、中国や韓国の影響を強く受け続けながらも、
その文化を柔軟に吸収し、安土桃山、元禄など、独自の文化を産み出しました。
そして日本人なら誰もが持つ文化への回帰を、ここは目指しています。
「靴を脱いでくつろぐ」「ゆったりと湯に浸かる」「主客へのおもてなし」
いいですねえ。

 

物事の無駄を省いて突き詰めると、そこには絶妙の極小美と機能が創出されます。
まさに現在の日本が世界に誇るナノテクノロジーと同様です。
和風のおもてなしを磨き続ける、ここはオリジナル和創ホテルなのです。
・・・とホテルの説明にありましたが、まさにその通りでした。
特に気に入ったのが、出張先での時間の大半を過ごす「寝具」。
私は、年を取ってから、寝具の良さが分かるようになりました。
敷布団に使用されている「ムアツ布団」、掛け布団には「羽毛布団」で、
いずれもサンゴの加工粉末を織り込んであります。
よって人の体温で温まり、布と体が擦れ合うとマイナスイオンが発生します。
つまり、適度な硬さの布団の中でマイナスイオンに包まれ熟睡・・・というわけだ。
目覚めると、不思議と体が軽いぞー!
ところでマイナスイオンって、何の効果があるのでしょうか?
・・・きっと体に良いのでしょう。

さて研修会場には、このようなコメントが。
いろいろとアイデアがあるようで、人間は面白い。

 

実は葬祭ディレクター技能審査対策で伺ったのですが、色々と事情もあり、
今回は総合的に講習をと依頼され、戸惑いながらもどうにかこうにかこなしました。
二日間滞在したのですが、事務局の方には大変お世話になり、
熊本の名産、馬を2頭分くらい食べました。
おそらく一生涯、馬を食わなくても充分なぐらい、食べました。(南無阿弥陀仏)
また研修会場へ向かう道の横の芝生には、至る所に牛がいて、
何がおいしいのか?ずーと、無心で、草を食べていました。
牛は、幸せなのでしょうか?
その牛が、やけに美味しそうに見えたのは・・・きっと気のせいです。

  

ディレクター試験を離れてしまえば、皆で楽しく、ワイワイ学べました。
幕張のタイムトライアルにしても、
「○○分でいけそうな人」っと、軽快な声が響き渡ります。
「あると思います」(笑)
というわけで、熊本の皆様、大変お疲れ様でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年07月13日 09:00

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