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2010年10月05日

綜合ユニコム様主催、接遇セミナー報告(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

9月の初旬に、綜合ユニコム様主催、
「セレモニーアテンダント養成講座」が開催されました。
お陰様で2005年秋から始まり、15回目を迎えました。
一貫してお伝えさせていただいているのは、
葬祭ホールに限定した接遇講座です。
接遇と一言で言っても、葬祭スタッフの場合、
言葉、動き、気持ちの3つがバランスよく組み合わされて
表現出来なければいけません。
又その細かいポイントは接遇シーンによって様々で、
故人が臨終を迎えてからの遺族心理に沿った対応の勉強も必須です。

正味6時間のこのセミナーの中で、何をどのように組み合わせて、
よりよくお伝えするかには毎回本当に悩みます。
その時は100%の内容で自信を持ってお届けしますが、
やってみると必ずどこか改善したくなります。
悩みながら苦しみながら、少しずつこの養成講座の形が、
定まって行くのだと思っています。ゴールは無いのかもしれません。
でもようやく、私自身が本当に納得できるような組み立てになって来ました。
ユニコムさんのご担当者K氏の有り難いご意見や、
弊社代表の厳しいダメ出しもしっかり受けとめて、又次に向けて奮闘中です。

今回の受講生は、東北、関東、中部・・・。
様々な地域から集まってくださいました。
傾向としては、葬儀社の教育担当者が指導の仕方を学びに来ている場合と、
仕事歴数ヶ月の新人スタッフ、これから葬儀社を立ち上げようとする
異業種の方などでした。どなたにも共通なのは、本当に真面目なことです。
最近は、会社から言われて渋々来たような方はいらっしゃいません。
新人さんからベテランまで、この仕事を真剣に考えて、お客様のために、
社会のために、会社のために、そして自分のために頑張ろうとする方、
この仕事に賭けようとする方が多いです。
そういう方々との出会いは、とても清々しく私も元気をいただきます。
心からエールを送ります。皆さん頑張ってください。

セミナー会場となった、上野スペースアデューさんは、
2月に実の父を見送った場所でした。
セミナー当日、そこに到着するまでは、
私自身が精神的に大丈夫かと少し心配していました。
しかしながら、着いた途端に、とても懐かしい暖かい気持ちになりました。
父の葬儀そのものが心癒されるものだったからでしょう。
早速、館長さん、担当者さんにご挨拶に行きました。
父を送った5階式場に立ち「又、これからも頑張って行きます」と、
亡き父に誓いました。

この秋は、葬儀社様の営業部隊や葬儀担当者研修など、
葬祭ホール以外のスタッフ向けご指導が入っています。
様々な分野のスタッフとの切磋琢磨の時間が、とても楽しみです。
それらのご指導を通して、さらに講師としても幅が広がればと思っています。
よろしくお願いいたします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年10月05日 08:49

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