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2008年02月01日

映像の力(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

大阪府知事選で橋本弁護士が当選しました。
勝因は、映像メディアを上手に使った…と言われます。
選挙統括本部長が、タイタンのマネージャーですからね。
旧態依然とした自民党幹部も「我々とはやり方が全く違った。プロだね」と、
舌を巻いていたそうです(ま、実情は知りませんが)。
映像の影響力を熟知したものが、今後は力を獲ていくのでしょうか。

奇しくも同時期に、弊社では「簡単スライドショー」をリリースしました。
リリースといっても、今回はプログラム書きがメインではなく、箱詰め作業が主です。
簡単に映像ができるように、映像を葬祭にも根付かせようとの意気込みが、
今回の原動力です。

「簡単スライドショー」のシステム概要は、デジタルカメラで写真を撮ると、
撮った写真がすぐにスライドショーになるというものです。
本当に簡単です。シャッターを押すことができれば、完成します。
デジタルカメラで何を撮るかが、映像センスになります。
葬祭用に使いやすく工夫もしています。
映像のリピート機能や大型モニターへの外部出力を、標準で備えていますので、
式場の外で、例えばメモリアルコーナーに液晶テレビを置いて、
開式前に故人の思い出の映像を繰り返し流す…といった使い方ができます。

本来なら、葬儀で映像を使う場合、
遺族から写真をお借りして、それをスキャナーにとって、
BGMを厳選して、映像ソフトで編集して……という、
担当者にとっては途方もなく労働力を伴う作業が必要です。
従業員が不満を漏らすかもしれません。
「映像制作なんてしたら、葬儀しながら過労死続出しますよ!」と。
映像制作を外注に出せば、それなりの料金も取られます。

表現力の強い映像を、葬儀に取り込もうと思っても、
実際に実現するのは難しい…。
そんな悩みを持つ葬儀社、経営者が、多いのではないでしょうか。

それを「簡単スライドショー」は解決してくれます。
映像を敬遠してきた人にこそ、一度見てもらいたいシステムでもあります。

会員様分のパッケージを作る作業は、それなりに肉体労働でした。
完成して全ての箱を山積みにすると、塔になります。
子供の頃、積み木で遊んだのを思い出すなぁ。
まぁ、今回は2ヶ月間モニターをして改善を重ねてできた箱ですので、
重みが違います。

箱の中には、「フォトスタンド」と「カードリーダー」と、
「FUNET専用カード」2枚、他説明書などが入っております。
フォトスタンドとFUNET専用カードには、
FUNET用の設定・データが格納されております。
特に「FUNET専用カード」には、
弊社著作の葬祭用のBGMが組み込まれていますので、
著作権違反の心配もなく、本格的なスライドショーを葬儀に演出できます。
BGMのバリエーションは、今後も増やす予定です。

今後の発展としては、故人や家族の写真だけのスライドショーだけでなく、
言葉や文章を映像の中に組み込んで、
「簡単」な中にも、多彩な表現ができるようにしたいと考えています。

活字(新聞)から音声の時代に…、
音声(ラジオ)から映像(テレビ)の時代になって、今、50年程。
映像を超える表現は、まだ無いようです。
パソコンやインターネットも、発達して今、映像のコンテンツが盛んなようです。
当分、映像の時代は終わりそうにありません。

映像を上手に扱った表現が、今は求められている時代なのでしょう。
FUNETも、葬祭業界で今求められている映像が広まるよう、努力したいと思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年02月01日 09:25

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