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2008年10月28日

葬儀司会技術講習会・福岡バージョン前日 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先週大分県だったのに、また九州かよって…ウレシイネ!
「はい前泊、前泊」と呪文のように唱えながら、親戚の家へGO。
博多から折尾まで前回は特急ソニックだったので、今回は特急有明で。
有明は「つばめ」と同塗装なので、パッと見てもわかりません。
有明海から取った名称なのですが、その有明海とは、九州北西部の海。
干満の差は日本最大で、干潟のムツゴロウ・ワラスボは有名です。


(車内のドアですが、小さくTSUBAMEと読めます)


九州の特徴なのでしょうが、どこの飲み屋に行っても、尾頭付きの刺身を食べた後、
必ず店員が「天ぷらにしますか、塩焼きにしますか?」となるのです。
九州以外にも、このサービスをやっているお店はあるのですが、
一部の店だったり高級店に限っていたりと、かなり限定されますね。
また刺身を食う時のお醤油、これがまるで違います。
日本地図で言うと、上限は山口県あたりまででしょうか。
とにかく刺身醤油が、ドロッとしてて甘いのです。
もちろん普通の醤油もありまして、九州の人間は2種類の醤油を使い分けるのです。

折尾の駅からタクシーに乗って、親戚がやっている瓦屋さんまで。
運転手さんが63歳で地元の人間、その彼が何気なく、
日炭高松の懐かしい話を聞かせてくれました。
日炭高松とは、日本炭鉱株式会社のことで、
当時は北九州工業地帯の貯炭庫の観があり、
北九州唯一の海岸炭鉱だったところです。
日炭高松の山ノ神の話や、日炭高松が経営していた映画館の話やら…。
私の親父も、日炭高松でお世話になった口だから、話の信憑性が高くて面白い。

話は変わって、前日「やっちゃれ祭り?」と言うのがあったらしく、
今の時代、どこの行政でも町興しに力を入れているのかな、と思った次第です。
ところが、その祭りの案内書の中に、昭和30年代の炭鉱の様子が克明に…。
リリー・フランキーの小説「東京タワー、オカンと僕と、時々オトン…」
の世界が展開していて、それはもう感激しました。
実は、リリー・フランキー氏は僕より4つ下なので、
彼の描く世界に…ちょっと違和感を覚えたのも事実です。
ディテイルが違うのではないのかなあ…とね。(まあ、どっちでも良いことですが)

そういえば焼鳥屋へ行くと、最初にごっそりキャベツが出て、
これが本当に大皿に盛られてきて、ごま油やタレが掛かっていて実に美味しい。
関西から西の地方にだけ見られる傾向だと思うのですが、関東でもやったら。

この日、明日の研修に備えて、親戚と一緒に焼肉を食いました。
今は埼玉に住んでいますが、所謂東京の味に慣れた私にとって、
何と言いましょうか、別な焼肉を味わっているような感じがしました。
例えば、宮城県のホヤは未だに食べられませんが、食感的には、それほどの違いはなく、
しかし舌が覚えてしまっている味とは、残念ながらかけ離れています。
今度もう一軒、違う焼肉屋…ホルモン屋へ行くつもりです。
ホルモンなら大丈夫だと思うのです。
仕上げの焼きうどんやら、味が今でも思い出せますから。(楽しみです)

では明日は研修の様子を。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年10月28日 09:00

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