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2010年01月29日

海外視察研修⑰ ニューヨーク (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ハーレムを無事?通過してやってきたのは、「INAKAYA」という和食店。
久しぶりに日本食が食べられるというので凄く興奮しました。
改めて思ったのですが、日本の食事はサービスが最高なんですね。
まず、黙って座っただけで「おしぼり」が出てきます。
お茶が無料で、何杯でも飲み放題です。
国によっては、水も飲めないような所もあるのにですよ。
それからトイレが、やっと出たぜ「ウォシュレット」完備。
しかも・・・店内のトイレが二つとも「ウォシュレット」だ。
それはもう我々団体の中で、最初にトイレに入った人間の驚きが即座に伝わりました。
「ああ、神か仏か知らないが、私をニューヨークでお救いくださいるなんて」

店は繁盛していましたが、外人が箸を使って枝豆を食べている光景に思わず??。
周囲を見回してみても、枝豆は凄い人気のようです。
大体、EDAMAME(枝豆)にコーラかセブンアップを飲んでいます。
やはりヘルシーというのが、大きなキーワードなのでしょうか。
見かけが最も日本人らしい店員さんに訪ねてみました。
彼女が我々のテーブルを担当しているようなのです。
「エクスキューズミー、日本人ですか?」
「はい、日本人ですよ」
「どちらのご出身ですか」
「高知です」
「厨房の方とか、裏方も日本人ばかりですか?」
「いいえ、あまり日本人はいません、他のアジア系の人達です」
ここまで喋って、やっと本来の質問に戻ります。
「枝豆を皆さん注文しているようですが・・・」
「はい、大人気なのです。言葉もEDAMAMEで、全然通じますよ」
「そうなんですか」
(お仕事中、失礼いたしました)

お昼の「刺身・天ぷら御膳」なるものを食べたが、
天ぷら、刺身、どれも日本で食うのと変わらない。
アメリカに来て一番おいしく感じた食事だった。
今日の夜は、ナイトクルージングで夜景を眺めながらのディナーらしいけど、
元来フォークとナイフが出てきて、ゴチャゴチャしながら食うのは疲れる。
ワインの味も、何となく美味いとか、何となく渋いとか・・・その程度。
まっ、観光だと思えば、色々体験できるのは良いことだけど。
「INAKAYA」には、焼酎や日本酒も置いてあり、かなり高い値段がついていた。
アメリカで日本食に日本酒とくれば、高級品なんだね。
それと焼酎はどうしてあんなにプレミアがつくのか。
「伊佐美」が鹿児島で購入すると3000円程度のはず、
それが東京では、先日イオンで6300円、アメリカでは10000円程度。

食事が終わり、歩いてタイムズスクエアにでる。
今朝のヤンキースの公認ショップでの「ボラレ方」は酷い。
リベンジという意味も込めて、タイムズスクエアのスポーツショップへ。
店内でTシャツの料金を見てみると、きちっと値札が付いて2400円。
「おい! アメリカっ」・・・って誰に言ってるんだか・・・数ブロック先の店では、
値札が付いて2400円で売ってるものを、公認ショップで何故3400円なんだ。
しかも、きっちり値札を取ってから販売しているし・・・。
商売が下手だし、露骨だし、アクドイなあ。

スポーツショップは凄く混んでいた。
でも良心的な店だから安心して買い物が出来る。

アメリカに来て、この国の人達は「引き算」が苦手なのかと思った。
お釣りを、度々間違えるのだ。
特にニューヨークは酷い。
ホテルの一階に売店があるのだけど、子供たちへのお土産を買ったり、
毎日、朝刊を買ったりしたが、どうもお釣りがおかしい。
当初は私が間違っているのかと思ったが、皆さんに聞いても同様の意見が多い。
どうやら基本的に、引き算が下手なのではないだろうか、という結論に。

スポーツショップの前の道には、美人レポーターが。
綺麗なお姉さんだったので、写真に収める。
逆取材をすると、「I am unfamous」と少し照れて寂しそう。
頑張ってください!

ホテルへの帰路、「立ち食いそば」と書かれたお店があり、
中を覗くと、綺麗に椅子席が並んでいた。
どういうこと?
「立ち食い」の意味がわかっているのか?

続く。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年01月29日 09:00

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