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2011年07月08日

フューネラルビジネスフェア 司会講座を終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年もご参加くださった皆様、本当にありがとうございます。
私は現在セミナーの連続、その中での登場でございましたから、
声は枯れ、体は太り(何故?)でご迷惑をお掛け致しました。
講座の中でのお話が、少しでも皆様のお役に立てば幸いでございます。


さて、葬儀司会講座を十数年続けていると、結果としてテキストが大きく変わっている。
テキストの芯の部分は断じて変わらないが、その方法論は様々に増える。
時代と共に、受講してくださる皆様も変わるし、
時代そのものが要求するニーズも変わるからだろう。
しかし、講座のテキストを変えるのは容易ではない。
講師としては、かなり勇気がいることだ。
詳細な裏付けを必要とすることもあるし、作成に掛かる時間も膨大である。
しかし、私は毎年変え続けている。

じゃあ、何故大きく変わってしまうのか、その要因は何なのか。
「アイデアが溢れだす瞬間」と言う言葉がある。
私自身の感覚とは少しズレているが、アイデアは溢れだすものではない。
それはきっと天才の類だろう。
私の感覚では、アイデアは少しずつ溜まっていき、ある時アイデアの函が一杯になる。
次の瞬間、ポロッと、或いは一滴、零れ落ちるものなのだ。
断じて、絞り出すものではない。

アイデアには単位というものがないから、ここで単位を付けよう。
アイデアのアイだけを取って、最小単位のアイデアを1アイとしてもいいのだが、
それでは芸がない。
折角だから、アイデアの真ん中の二文字を取って、
アイデアの単位を「イデ」とし、その最小を「1イデ」にして話を進めよう。
(我田引水・・・笑)

講師は原則アウトプットばかりしている。
だから常にインプットを心掛けなければ、カラカラに干からびてしまう。
講師ほど勉強を続けなければならないのだが・・・。
葬儀業界でも講師は沢山いるが、長く続いている人もいればそうでない人もいた。
長く続けるのは大変だと思うが、無理をしてもしょうがない。
その辺りの判断は難しいところだが、結局、向いてるか向いてないかになるのか。
そして大きなポイントは、常にアイデアが零れ落ちてきてくれるか、
または、アイデアの井戸が枯れてしまうか・・・・。
アイデアの最小単位「1イデ」を大切にして、井手・・・あっ間違えた、
イデを心から敬い、井手・・・また、間違えた(しつこい)、
イデをコツコツと貯め続けることが出来るか。
要するに「イデ」に掛かっているのだ。
(私は、選挙に出るつもりはありませーん)

「変化は常にその外側からやってくる」
確かこんな言葉があったと思うが、
変化もアイデアも、やわらかい頭で常識に囚われず、でいれば意外と分かりやすい。
こうじゃなきゃダメ、とか、この世界感でしか通用しない、
という事がボーダレスになってきています
皆様も硬直しないように、お気を付け下さい。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2011年07月08日 08:30

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