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2007年02月05日

築地本願寺にて打ち合わせ (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

加藤講師の紹介で合同葬の司会を担当させて頂く事になり、
築地本願寺に打ち合わせに行ってきました。
当日のお勤めは、築地本願寺副輪番のN導師です。
この方は、井手社長が中央仏教会の僧侶コースを受講していた時の先生だそうです。
井手社長は、すでに筆記や実技試験にも合格し後は得度を残すのみだとか。
そしてこの副輪番は、私が以前見学をさせて頂いた、
仏式の結婚式の司婚者でもありました。
ご縁がありますね。

 

この本堂は、古代インド仏教様式で昭和6年に起工され、
3年後の昭和9年に竣工し現在に至っているそうです。
インド様式の外観は一部が石造りになっており、本堂内は桃山様式を取り入れ荘厳です。
本堂には、ご本尊の阿弥陀如来や親鸞聖人の御遺影が御安置されており、
立派なパイプオルガンが設置されています。
また一般の拝観者が自由に出入りでき、“心のよりどころ”になっているようです。
ただし16:00閉館なのでご注意を。

 

浄土真宗本願寺派。
弔辞→表白  焼香→正信偈9行目  退場→回向が ポイントになるかしら!?
入退場は、雅楽かしら!?(実際には雅楽とは言わないそう)
導師に合わせての合掌・礼拝のアナウンスは入れるのかしら!?
そんな事を考えながら、打ち合わせに伺いました。
浄土真宗本願寺派は、司会者にとって、
次項目に行くきっかけが比較的分かりやすいですよね。
宗教上の理由によっての禁句もあり司会文言には少々気を遣いますが、
差定が分かると少し気が楽です。
FUNETの司会資料ライブラリで、
各宗派の差定のサンプルとお経や偈文が閲覧できますので、会員の方は参考に。
更に、お経本も必須です。
ご導師様は、左側のお経本をお持ちでした。
たったの600円ですので購入をお勧めしますよ。

当日の合同葬での導師は3人だそうですが、
1人若くてまるで大学生のようなご導師様がいらっしゃいました。
この宗旨は、短髪ではありますが丸坊主ではない導師が多いので、
余計お若く見えるのかしら!?
しかし銀縁の眼鏡からキラリとキリッと鋭い眼光。(頭良さそう)
祭壇前で、コの字型に3名の導師がお勤めされるので、
当日はこのご導師様と司会席が対面という配置になりました。
祭壇に向かい横向きに座られていたので目の動きがよく分かったのですが、
頭は動ごかさずともあちこち配慮されているのですね。
親切なご導師様で、打ち合わせもスムーズでした。

この合同葬は、千日谷で骨葬の葬儀・告別式と本格的に執り行われました。
本番の葬儀・告別式のレポートはまた後日…では!!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年02月05日 00:42

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