« 海外視察研修②~NASA (井手一男) | メイン | 高いアメリカ葬儀社の価格表(工場長) »

2009年12月04日

海外視察研修③~NASA (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

宇宙探査の歴史の中には、飛行士や地上整備員の死亡という悲劇が数多く起こっている。
2007年の統計によれば、飛行中の事故により19名の宇宙飛行士が死亡、
訓練中の事故により11名の宇宙飛行士が死亡、
また発射台での事故により少なくとも71名の地上整備員が亡くなっている。
(以上Wikipediaより)
彼らの死を無駄にはしない。
職務中に死亡したNASAの宇宙飛行士は、ジョンソン宇宙センター(NASA)にある、
Space Mirror Memorialに名が刻まれる。
因みに職務中に死亡したソビエトの宇宙飛行士は、
モスクワのクレムリン壁の墓地に埋葬される名誉を与えられる・・・らしい。
地上整備員たちの死は、樹木葬ではないけど、
彼らの尊い死を忘れぬようにと植樹した木の根元にプレートが飾ってあった。


それにしてもスペースシャトルの開発はコンピューターとは切り離せない。
が、見る限りだけど・・・結構古いバージョンなのね。(ちと驚き)
この部屋には宇宙開発の歴史がギュッと詰まっているようだ。
若干繰り返しになるが、まとめておこう。
コロンビア号・・・1981年4月初飛行(2003年空中分解事故で喪失)。
チャレンジャー号・・・1983年4月初飛行(1986年打ち上げ直後の事故で喪失)。
ディスカバリー号・・・1984年8月初飛行。
アトランティス号・・・1985年初飛行。
エンデバー号・・・1992年5月初飛行。

そして彼女の説明は、アポロ13号の奇跡の生還の話をしていたような気がした。
その話は、今ボーっと想像を巡らしていたとこです、はい。
それじゃあと次に向かったのが、アポロサターンVセンター。
1969年に人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号から、
感動のアポロ13号など、建物の周囲をアポロの歴史をパネル展示してある。
本物のサターンV型ロケットが展示してあり圧巻。

無茶苦茶でかいので「なんじゃこれゃ―?」状態間違いなし。
「最初に月の土を踏んだのは誰?」なんて質問があって、
「かぐや姫」と答えて、受けていた日本人グループがいた。
(俺らのグループだ)
クイズの正解は、アームストロング船長。
月面に降り立った時の有名な言葉が、
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」

NASA(ジョンソン宇宙センター)の見学時間も残り少なくなってきた。
そろそろお土産を選ばなければならない。
ロケットの前に全員が整列して記念写真。
バスに乗って再びショップへ移動、子供たちにお土産を。
ショップには、宇宙関連のお土産が溢れんばかり。
今年はAPOLLO40周年だった。(記念の品を購入)

NASAは2010年、長年に渡って実施してきたスペースシャトル事業を終了する。
しかし、人々に宇宙探索の神秘について知ってもらうべく、
不要になるスペースシャトルの関連部品や、ヘルメット、グローブ、ブーツといった、
宇宙飛行士用の装備などを、希望する博物館・図書館に、
無料で提供するということになった。(ただし送料・梱包料等は発生)
米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、
博物館・図書館向けに応募方法等を説明しるそうですよ、是非。

この日、ホテルに到着する前にメキシカンスタイルの夕食をとることに。
勿論、ビールもいただきましたよ。
実はメキシコでは、朝飯と夕飯は軽くすませる傾向にあるそうで、
その代わり昼食(comida)は家族全員揃って、たっぷり時間をかけて食べるらしい。
食事のスタイルが全然違うのですね。

明日からは、本格的な研修が始まる。
葬儀業界では全米ナンバーワン企業、SCIを訪問し色々と見せていただけるらしい。
今日は長い一日だった。
睡眠不足だし、疲れもピーク。
まだ暖かい夜風に吹かれ、気持良くホテルまでの道のりを歩きました。

ではまた。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2009年12月04日 09:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/1749

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.