ＭＣプロデュース

私は、お寺さんが居ないというだけで無宗教はホッとします。
お寺さんの中には気難しい方もいらっしゃいますし、
何といっても担当者さんの指示を仰ぎながら、
自分が真の進行役になれるのがいいですね…。
それに開式間際の大切な時間に、
お寺さんとの打ち合わせに行かずに司会席に居られる事に安堵します。
いつも早めに会場入りして出来るだけ司会席に居るようにしているのですが、
会場の雰囲気に溶け込み、遺族の動きや感情、どんなご遺族かを、
少しでも感じ取れたらいいなと思っています。
私は外注司会なので、この面に関しては、
かなり努力をしないと葬儀社様には敵いませんからね。

さて通夜式では１０分ほどのDVDがあったので、略歴紹介は葬儀にまわし、
司会文言にナレーションを組み込んでいく感じで進行しました。
進行文言にFUNETから好きなナレーションを部分的に組み込んでいく方法です。
FUNETの会員さんは、司会資料ライブラリーをよろしかったらご覧下さい。

このライブラリーを参考にナレーション文章作成システムから、
故人に合うナレーションの一部を引用していくと、
充実した無宗教の司会文言が作れますよ。
会場の規模や故人のタイプを考えながらナレーションをチョイスしていくのは、
結構楽しい作業です。
DVDだって、メモリアルコーナーのパネルだって、FUNETで短時間に作成できます。
葬儀支援システムのFUNET。
私でも使いこなせる簡単な操作なので是非ご活用頂きたいです。

無宗教葬は、花祭壇にシンセサイザーの生演奏…、
やはり仏式とはイメージが大きく異なります。
しかし……あれっ？
無宗教葬なのに、ご焼香？
いえいえ、無宗教だからこそお参りの仕方は自由なのですよね。
年配の参列者が多いので、ご焼香の方が慣れていらっしゃるでしょうし…、
というご遺族の希望でご焼香にしたそうです。
担当者さんは、１級葬祭ディレクター！！（さっすがぁ～）