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2007年02月23日

インフルエンザにご注意を (石川 元)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

娘の学校はインフルエンザA・B共に流行っており、
「移って来ないでよ」と言っていた矢先、案の定、娘は高熱を出してダウンした。
早々に病院で検査をすると、やはり陽性。
インフルエンザAにかかり「タミフル」を処方された。

「タミフル」は、頻度はまれだが、精神神経系の副作用をニュースでよく耳にする。
私の中では「怖い薬」というイメージがあるが、
この副作用は、インフルエンザそのものが原因になっているケースもあり、
精神神経系の作用がインフルエンザによるものか、タミフルによるものか、
鑑別が付かないのが現状だそうです。
しかし、意識がぼんやりする、意識がなくなる、
うわごとを言ったり興奮したりする、普段と違うとっぴな行動をとる、
幻想が見える、妄想、痙攣など家族は充分に注意するように…との注意を受けた。

しばらく注意深く娘を観察していたが、幸い副作用は無さそうだ。
夜中と午後に高熱を出ては、とんぷくを服用。
節々が痛いとぐったりしていた。
現在の我が家は、78歳の母は手術をしたばかりで入院中、
主人は確定申告時期で最高に忙しく、私は土日共にブライダルの仕事が入っていた。
…娘を看病する人がいない。

私が仕事をしているせいで、娘には小さい時から度々不憫な思いをさせているが、
私が居なくても、主人か私の母が必ず娘の看病をしてくれてきた。
今回は時期が悪い。
「1人で頑張るのだぞ!」…(「ごめんね」)
娘の枕元に軽食・水分・とんぷくを準備し、
「何事もありませんように」と祈るような思いで仕事に出掛けた。

数日後、娘はすっかり回復し登校し始めたと同時期。
…頭が痛い、喉が痛い、咳が出る、アキレス腱が変!
もしや…、私も病院に駆け込んだ。
「あの、娘のインフルエンザが移ったかもしれないのですが」と訴えると、
じっと問診票を見つめながら、首を傾げる内科のお医者さん。
「軽い風邪ですね」…って。
「でも、昨夜、何だか熱も出たようだし、ただの風邪ではないような気がするんです」
と無理矢理インフルエンザの検査をお願いした。
「たぶん風邪ですよ。インフルエンザは高熱が出て関節が痛くなりますからね」
と検査をしても無駄になるような事を言われた。

2時間半も待たされた挙句に軽い風邪で済まされては困る。
何より、入院している母を見舞いインフルエンザが移ったら大変だ。
しかし、15分後に結果が出てびっくり!!
「あなたの言った通り、インフルエンザAですよ。流石に本人はよく分かりますねぇ」
だと…(あきれるわ)。
「あなたが、ヤブなだけでしょ!」
なんて、言ってませんが。

私も、もちろん「タミフル」を服用しているが、
食事は娘が学校の帰りに買い物をして作ってくれている。
毎度毎度、学校の先生から娘に関してのお小言の電話を頂くが、
こんな時には優しいの(嬉しいわ)。
「スープスパゲティー・オニオングラタンスープ・おかゆ・親子丼」と、
娘はレシピを見なくても料理が上手い。料理好きなのだ。
「料理は誰に習ったの?」と聞けば必ず主人の名前を答えるだろう。
主人もめちゃめちゃ料理が上手く、休日にはよく料理を作ってくれる。

料理は、才能だね~。
あまりに美味しくて病気なのに太っちゃうよ(のろけすぎかしら)。
持つべきものは、料理の上手い主人と娘だわ。
そんな訳で、順調に快復しております!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年02月23日 09:12

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