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2013年08月09日

長野、葬祭ディレクター技能審査受験対策「6月下旬」 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年は新潟からの乗り換えも滞りなく、無事に長野に着いた。
ここからはローカル線で篠ノ井まで。
長い道のりだったけど、この日が前泊だから緊張する。
篠ノ井という駅に降りるのは初めてだったが、翌日撮った駅の写真がこれ。

この地からティラノサウルスの化石でも出土したのでしょうか?
何とも不思議な駅です。

長野の参加者34名が二日間研鑽を積むことになりますが、ここは優秀だ。
施行件数が全てではないが、県下約8200施行を誇るだけのことはある。
葬祭ディレクター技能審査は、総じて瞬発力が要求される。
そこに感性の柔らかさ、判断力の素早さ、相手に応じた丁寧さ、等が加味される。
簡単にいうと、オタオタしていられないのである。
1.2級共に短縮版だったが、すこぶる出来がよい。短縮版は不安だったが安心した。
長野はキチンとステップアップしているようだ。
例えば1級受験予定者11名は、全て2級合格者だ。だから話が早いし、各自で予習もしているようだ。人材の育成が計画的に行われている。

1日目終了後、ホテル近くの「マカロン」というお菓子の名前と同じ名称の店に。
あまり期待もしていなかったし、他に適当な店も無く入ったというのが真相だが、
何とここは期待を大きく裏切ってくれた。
「ふわふわオムライス」が美味しいのだ。
それだけでなく、色々な野菜のピクルスもいいツマミになる。
ビールを飲める口実が出来ただけでなく美味しいとなれば、2杯3杯じゃ終わりません。

ほろ酔い気分でホテルに戻ると、
「クリスマスかい?」と突っ込みを入れたくなるような飾り。
何なんだろう、意味が分かりませんでした。

そう云えば長野の葬送習俗。
納棺より先に通夜を執り行う地域があるが、東京では考えられません。
だって納棺が出棺当日だなんて…
長野県は、前火葬と後火葬が混在しているのです。
またある地域では、葬儀が執り行われる前に告別式を行います。
だから一般会葬の人は、葬儀開始時刻より30分以上前に焼香を済ませます。
更には通夜の香奠袋以外に、お見舞いの表書きの袋を使用する地域も。
「お見舞いにも行けずに申し訳ない、お受け取りください」という意味だとか。

2日間の講習会が終わる。
明日から7月、ここからがツアーの本番。
明後日から、暑い中ばってん、九州ば周ってきますけん。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年08月09日 08:43

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