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2008年12月15日

ITで競争力アップへ  (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

情報化社会と青少年に関する意識調査報告書によると、
インターネットの平均利用率は、
小学生で58.3%、中学生で68.7%、高校生で74.5%となっている。

この報告書は、年々インターネット利用が低年齢化していて、
その利用リスクについて考えるためのものです。
例えば、「学校裏サイト」や「ゲーム総合サイト」や「プロフ」など、
有害なサイトに存在する子供たちのネットリスクについて。
今やネットは、子供たちの遊び場になっている。
その危険性を理解し、保護者たちが見守っていこうということなのです。
我々が子供の頃とは違い、そういう時代になっているのです。

今、日本では、3人に2人以上がインターネットを利用しているし、
約9割の家庭に既にインターネットが普及しているのです。
だからこそ、事業競争力向上にインターネットを活用する企業が当たり前なのです。

翻って葬祭業界。
インターネット活用の部分について、是非再考をしてみてください。
本当にスタッフが<ITを活用していますか!>
思い出の写真をカラーコピーで引き伸ばすだけだったり、
その写真の中で、何が見せたいものなのかを考えることもなく、
パソコンに取り込んで、トリミングやキャプションの入れ方に工夫もなく…。
スキャナの上に、遺族から借りてきた写真をポンと載せるだけだったり、
DVDや映像を外部へ発注するだけだったりしていませんか。
ただ仲介する搾取業者のようには…なっていませんか。

この考え方に対する意見は、全く2つに分かれます。
①それでいいんだ、餅は餅屋に任せろ、
我々にはその他にも大事な仕事があるのだから。
とか何とか、本当はパソコンが使えない事を言い訳にしてはいませんよね。
使えるけれど、使わないということだったら、この意見は認めます。
②今こそ真の競争力アップへ、これからの世代を見越して取り組むべきだ。
これだけ不況な時代、先行き不透明な時代に、何でも外注というのは再考の余地あり。
無駄は省き、自分たちでやれることは、自分たちでやる。
(言うことはカッコよいけど、上の人間が本当にやるのは努力が必要ですよ)

私の身の回りの20代までの方は、パソコンを使える人が多い。
これは成長過程での教育の違いが大きく作用しているのだろう。
だから我々の世代がパソコンを巧に利用できなくて当たり前なんだ。
…と開き直り、アナログの考え方こそが重要だから、と思っていたが、
<使えない>ということ、それと<使わない>ということは、全く違う。
アナログの考え方は本当に大切なんだけど、
使えるようになってから批判しろ…というのは真っ当な意見だと思った。
だから私自身、全くITに興味がなく、全くITを使えなかったが、
これではいけないと思った日から、パソコンをスタートした。
思えば、6年前のことだ。
分からなくて、出来なくて、毎日のように徹夜していた。(でも面白かった)
だからパソコンが苦手な人の気持ちがよく分かる。
30代、40代、50代…今からでも絶対にやれますから。
ITのテクノロジーを事業に活用し、競争力向上を目指さなければ、
今後も事業を続けていくこと、生き残ることは、かなり難しいのでは。
40代からパソコンに目覚めた私は、そう思うのですが…。

年の瀬の<独り言>でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年12月15日 09:00

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