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2010年04月08日

インプットしなきゃ (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

4月2・3・4日、葬祭業総合展示会2010【葬儀の新しいかたち】と題した
新製品発表展示会&セミナーが開催された。
場所は、すぐ脇に建設中の東京スカイツリーが臨める都立産業貿易センターだ。
(実は首都圏の葬祭業者にとっては定番!)
表現文化社様や鎌倉新書様も協賛となっているし、同時開催は三和物産様、萩原様、
また近くではホクテン様も展示会を開催されている春の業界フェアの時期である。
今年は何やら、少しは大きくなりそうな予感もあったが・・・。
主催は、www.sousaigyo.comとなっている。

毎日がテキスト作りに追われ、そして新アイデアばかりを求めていても、
我々のようにアウトプットが多い人間は、どこかで栄養を摂り続けなければ飢える。
飢え死にするわけにはいかず、インプットの情報があれば漁るように感覚を研ぎ澄ませ、
一目散に乗りこむのだが・・・。(そんなオーバーな)

実は、平素は同業者からの情報はあまり欲しくない。
異業種からの情報こそ望ましいし、事実使っているケースは多い。
しかし、頭もドン詰まり気味だし、久しぶりに同業者からの刺激を受けに行った。
工場長が二日で5講座、私が一日で2講座受講した。

感想は、講座そのものに問題ないけど、その環境の悪さには辟易した。
1講座に五千円という受講料を支払っているのに、
隣の声が・・・真ん中の部屋では両隣のケースもあり・・・
新宿の雑踏の中にいるような感覚で、騒々しくて講座に集中できない環境なのだ。
A、B、Cと各教室が3つに分かれているが、隣り合っている教室は、
パーテーションで仕切っているだけで上部は筒抜け状態。
(そりゃないよ、これで講座をやる根性が意味不明)
またある教室は、椅子と机の関係が不自然に出来ていて座りづらい。
足を自然に前に出すことが難しくなっているのだ。
(眠くならないように作ってくれてありがとう・・・椅子くらい普通に用意せんかい!)
更には主催者側の案内人(進行役)が、たまたま私が受講した講座の担当が
そうだったのかもしれないが、ボサボサ頭やだらしなくジャンバーを着用し、
声も小さく聞こえづらいし「しゃきっとせんかっ!」と言いたくなるようなタイプ。
(「バックヤードの格好で表に登場するなっ」と私が講師なら言いますね)

そう言えば受付の女性も少し横柄で、「教室はどちらになりますか?」と訪ねても
「奥にありますから行けば分かります」ってなもんで、
(あの、トータルで3万5千円を支払っているお客様なんですけど)
「あのー教室はABCとあるんでしょう?」と問い詰めたかったけど、
気が小さくて、上品で、争い事の嫌いな僕は、自分の気持ちを引っ込めた。
(この時点で空気が読めたというか・・・諦めたのだ)
実際に受講する際も、受講証のチェックはないし、これなら誰でも入れるなと思った。
とても残念なセミナーの開催状況であったわけだ。

これはあくまで私個人の感想ではあるが、
サービス業である葬祭業界の「葬儀の新しいかたち」がこれかい?
主催する側が、サービス業を最も学ばなければならないなんて、残念極まりない。
各講師が頑張っていたのに、足を引っ張るなんて・・・考えられないね。
クレームを付けるつもりはありませんが、非常にショックを受けた1日でした。
次回からの開催は、もっと頑張って欲しいと切に願います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2010年04月08日 09:00

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