« 菜種梅雨 (井手一男) | メイン | オンセイ☆エッセイ#17 (DJ☆KIMIKO & Shacho- & Kojocho- ) »

2007年04月19日

桜満開の「羽村堰」へ(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

大学時代の友人が、東京都下の羽村市に住んでいる。
大学は違ったが、アルバイト先の喫茶店で知り合った。
仲が良くて、1年位同棲していたこともある。(女の子同士ですよ!)
ピアノの仕事をする彼女が結婚してからは、
子育てにも追われてなかなかゆっくりとは会えなかった。
そろそろお互いの子供たちの手が離れてきたので、久し振りに連絡をとった。

最近、大学時代の友人との再会が多い。
芝居の世界にいる友人も多くて、3月末には、
大学の同級生で、声優の渡辺菜生子の芝居を見に行った。
彼女は、ちびまるこちゃんの「たまちゃん」の声をやっていて、
この歳になっても、あの「たまちゃんの声」で「なおみぃ~」と、
呼んでくれるのがうれしい。
在学中は、ミュージカル研究会というクラブで一緒だった。
彼女も今や売れっ子声優になっている。

 

さて、久し振りの電話で友人が「今、羽村堰の桜が満開だから、早く来て!」と叫んだ。
私も前から行って見たいと思っていたので、迷わずに翌々日青梅線に乗って行ってみた。
「玉川上水」の基点となる「羽村堰」は、名だたる桜の名所。
あいにく小雨が降っていたが、雨に濡れる桜が妖艶で、ものすごく素敵だった。
傘をさして散策しながら、子供や旦那さん、舅、姑の話で…盛り上がった。

 

その後、以前から私を連れて行きたかったというお店へ直行。
「多満自慢」という日本酒の蔵元が、
「福生のビール小屋」というレストランをやっている。
ランチに、出来立ての地ビールをいただこうと思っていたのに…火曜日でお休みだった。
「ちゃんと調べておいてね」と残念がる私を彼女は早速、次のお店へ連れて行った。
さすが地元住民!あっぱれ!この辺りには、知る人ぞ知るという素敵なお店が多い。
着いたところは、住宅地の中にぽっかりと開けた場所に建つ、
「LANKA」というカフェ&ギャラリー。

 

庭には春の花が満開、窓から眺められる大きな欅が素敵だった。
秋にも又、来たいなあ。
学生時代の友人というのは、お互いに何でも?!知っていて、
仕事の話し抜きで、包み隠さずに言いたいことが言える。
こういう友人はとても貴重であり、大切したい存在だ。
時間を忘れて話し込んだ。
ランチもコーヒーも桜味のロールケーキも、とても美味しかった。

  

みんなあと数年で、50歳に手が届く。しかし、会えばあの頃のままである。
この年になると、男の子も(今や、オジサンですが…)異性を感じないで会えるのが、
(元々、あまり感じないと…言われるけれど…)不思議だ。
このまま老後まで楽しい関係を続けたいものだ。
共に頑張る、「皇太子世代」の我々である。
来月には、学生時代に過ごした江古田の居酒屋で、その頃の仲間との再会がある。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年04月19日 09:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/1039

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.