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2007年05月17日

福岡県で、接遇研修会がありました ~番外編~(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

今年、2回目の九州行きでした。
我が家から羽田空港までは、新宿経由品川下車、京浜急行羽田線で行きます。
昔は浜松町からモノレールで行くのが好きでしたが、
羽田に京急が乗り入れたお陰で、時間は短縮、値段も安くなり、
もう品川乗換えはやめられません。
おまけに京急のホームには、写真のように、各航空会社のチェックイン機があり、
電車の乗り換え待ち時間で、飛行機の座席指定を含むチェックインが出来てしまいます。
まあ、本当に便利な世の中です。


福岡空港に到着すると、天神まで地下鉄で行き、一番後ろの改札から出て、
12番出口を登り、研修会会場へという道のりです。
帰りもまったく同じ道を通り、天神地下街界隈には1歩も近づきません。
(繁華街は、東京だけで十分ですので、なるべくどこへも行きません)
でも今回は、1日目、井手講師の司会講座のお手伝いをしたお陰で、
夜の懇親会にご招待いただきました。
受講生の皆さんとは研修会前日から知り合って話が出来るので、
翌日がスタートしやすいということもあり、私はこのようなパターンが好きです。
「モツ鍋」と「ビール」片手に和気あいあいとした時間は、
それはとても楽しかったです。

さて、受講生にとっては2日目、朝の8時45分から、私の接遇研修会が始まります。
8時半には会場に入り、スライドのチェックをいたしました。
宿泊は、目の前にあるホテルなので、すごく便利で楽でした。
パソコンでの講義は、私自身今やすっかりと慣れました。
特に、動きがあるロールプレイングのようなものは、
手に何も持たなくて済むので、すごくやりやすいです。
今日は、午後3時までどっぷりと、葬儀の接遇漬けです。
はじめの2時間程は座学中心ですが、この日は、すでに講義も無く、
あとは帰るだけの井手講師が、一番後ろで聞いていました。
いつもはなかなか撮影できない私自身の講義風景をデジカメで撮ってもらいました。
私が講義をする中、後ろの方で、色々と撮ってくれています。
私を中心にカメラに収めながら、
引いた所にJAふくおか・八女茶100%煎茶「福岡の八女茶」を置いてみたり…。
私はこちらで喋りながら、その様子が目に入ります。
普段なら、突っ込みたいシチュエーションですが、いたって真面目に講義を続けました。
まったく、おちゃめな井手先生です!

皆さんもご存知のように、お正月に突然倒れて、
(私たちにとっても、クリビツテンギョ【びっくり仰天】でした)
3ヶ月程のリハビリ休養期間を経て、今やすっかり元気になりました。
参加した受講生の方も、井手講師が帰った後に私の所まで来て、
「本当に心配していました…」
「井手先生がエッセイに復帰してからは、毎日、その様子が心配で、読んでいました…」
と、おっしゃってくださいました。
その姿を見て、皆さんも本当に安心してくださったと思います。
事務局の皆様をはじめ、大変ご心配をおかけいたしました。
(…と、井手も申しております)
6月のフューネラルフェアでは、全国の皆さんとも再会できることでしょう。
(本当に、良かったです!)


九州地方には、毎年のように伺っています。
福岡県での開催時は、福岡空港から移動することが多く、
福岡空港は慣れた場所であるにもかかわらず、
いつも、帰りに迷うのはどうしてでしょう…?
第1ターミナルと第2ターミナルが、随分離れているのもちょっと問題ですし、
空港施設そのものが、変な形にカーブを描いているのも、
見通しが利かなくて嫌いです…。
JALと書いてあっても、行き先によって手荷物預かりカウンターが違うのも、
不便です。(文句ばかり言って、ごめんなさい)
今回も、地下鉄からのエスカレーターを乗り間違えて、外に出てしまったものですから、
そのまままっすぐ歩いて、第1ターミナルまで行ってしまいました…。
(だって、「JAL出発ロビーはこちら」と書いてあるのだもの)
長い通路を何も考えず、疑いもせずにどんどん、どんどん歩いてしまうのです。
そして、着いてから気づくのです。「あはっ!ココじゃなかった」と。
そして又、長い通路をテクテク…元、来た道を戻るのです…。

これだけでも十分に疲れます。
研修会の帰りというのは、心身共に相当疲労しています。
5時間以上、講義やらロープレやらに集中しているので、
「自分のことには、すでに頭が回らない状態」というのでしょうか…。
地方で研修会が終わって、「さあ、帰るぞ!」という時に、
「あれ?ここは、どこだったかしら?」と、本気で考えることもしょっちゅうです。
(年をとったということでしょうか?)

さて、福岡空港で帰りの便を待っていると、
「名古屋行きが天候不良で、欠航になりました」というアナウンスがありました。
「えええ?」数年前の悪夢がよみがえります。
大分県のセミナー帰りに、特大台風で、飛行機も新幹線も夜行列車も、
もちろんフェリーも、何もかもが動いていなくて、
博多駅前で路頭に迷ったあの時のこと…。
ホテルはどこも満室で、泣きそうになりながら井手に電話をして、
会社のパソコンから、博多駅前のホテルを取ってもらった時のこと…。
よくテレビで見るように、空港の床に寝るのかと…。
今回も、嫌な予感ばかりが浮かびます…。

この日は、関東地方も突風、天候不良で、
羽田便も軒並み「遅延アナウンス」が流れています。
でも、「乗ってしまえば、降ろすことはしないだろう」と、勇んで乗り込みました。
結局50分遅れで飛行機は飛び立ちましたが、
私は、座席に座って、シートベルトをさせられて待つあの時間が嫌いです。
どうせなら、ドアを開けたまま待機していて欲しいですね。
なのにご丁寧にも、「ドアは、ロックしたまま、しばらくの間、待たせていただきます」
なんて、アナウンスをするものだから、私は余計に怖くなります…。
急いで「JAL印のキャンディー」をもらって、
イヤホンで、ヒーリングミュージックを聴きながら、気を紛らせました。
(その内、寝てしまいましたけれど)
キャンディーは、JALの場合、必ず飲み物のワゴンの引き出しに入っています。
かわいい袋に数個、色々な味が入っていて、大好きです。
「何味が、お好みですか?」と聞いてくれることもあって、
「ミント系」とか、「黒糖味」なんてリクエストが出来ます。

飛行機は、随分と揺れながら羽田に下りました。
私はさすがに、一休みがしたくて、京急駅そばにある「スターバックス」で、
大好きな「抹茶フラペチーノ(トール)」をオーダーしました。
スタバのお兄さんのさわやかな笑顔と、
軽い会話のやり取りで癒されて、「ふう~っ」と、一息つき、やっと帰途に着きました!


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年05月17日 09:11

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