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2008年03月12日

島根県で接遇研修会がありました その2(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

翌日の接遇研修会報告です。
この日の会場になったのは、「出雲ドーム」の目の前にある葬祭ホールでした。
入り口には大きな看板が作ってありました、ありがとうございます。
20人程度の葬儀スタッフが、県内から集まってくださいました。
去年、研修会に参加した方も8人ほどいらっしゃいました。
1年に1回は、ブラッシュアップするという目的で参加なさった方もおいででした。
意識が高いですね。


昨年の研修会では、制服がとってもミニスカートの方がいらっしゃいました。
昨年その方は「既製品の支給されたものなので、ナンとも言えない」と、
おっしゃっていましたが、それにしても短いことをお伝えすると、
「会社に言ってみます」という答えでした。
その方が早速私の所に見えて「スカート、長くなりました」と報告してくれました。
会社に掛け合ったそうです。
女性の制服(上下、靴など)を最終的には男性に決裁権がある場合、
よほどきちんと女性スタッフに聞いて、サンプルを取り寄せたり、
念入りに調べないと失敗することが多いです。
葬儀スタッフというのは、あらゆる形のサービス形態
(和室で座ったり、立ち上がったり、ホールで歩いたり、腰をかがめたり・・・)が、
ありますので、その全てを制服を着て動いてみることが必要です。

葬儀スタッフのスカートが短いということには、大きな弊害がたくさんあります。
葬儀の中で悲しみのお客様が安心をしてそこにいられるように、
又、スタッフ自信も落ち着いていられるように、
立った時にせめて膝が隠れるくらいの丈は、必要だと思います。
私のアドバイスを前向きに受け止めてくださり、感謝したします。

去年までは、会議室での接遇研修会でした。
ですから、今年は臨場感にあふれる研修内容になったと思います。
午前中は、コミュニケーションスキル(スタッフ同士の関係)
などのワークを取り入れながら学びました。
午後は、広いホールを使っての、接遇ロールプレイングです。
それぞれの葬祭センターからの参加ですので、
全員が一致した動きをしているわけではありません。
ホールのレイアウトが違えば、お迎えの立ち位置や、
お辞儀の向きも違ってきますので・・・。
基本を身につけてから、それを自分たちのホールに応用する力も求められます。
それから、細かい接遇の動きのロープレでは、司会者の言葉との連携が求められます。
数人の方に司会者役をしていただきながら、他のスタッフの動きの確認をいたしました。

その時に少し気になったことは、司会言葉の語尾がのびる人がいることでした。
すでにクセになっていますので、早い内に治すことをお勧めします。
今回は接遇研修会なので、その部分には大きくは触れませんでしたので、
司会研修などでもう一度基本を振り返っていただきたいと願います。
現場経験が0年の方から7年の方まで、接遇のレベルは様々でした。
でも時間いっぱいまで、繰り返し、繰り返し、基本の大切さをお伝えしたつもりです。
内容的には、全体のほんの1部です。
又今回は、「電話応対」や「接遇言葉」という基礎の部分は出来ませんでしたので、
新人の方は、それぞれに学びの場を持って戴きたいと思います。
では、皆さんのご検討をお祈り申し上げます。
頑張ってください!
大変お疲れ様でございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年03月12日 09:00

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