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2013年12月09日

FUNETの紹介に関して (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

前のエッセイの補足。
FUNETとは、「故人らしさ・遺族の想い」を表現する
7つの葬祭スタッフ支援システムの事です。
2004年からスタートして10年続いています。
その中でも、当初から絶大な人気を誇るのが【ナレーション文作成システム】。
これについて前回、紹介記事がございましたが補足します。

【ナレーション文作成システム】の最大の特徴は、
<氏名>の入力だけで、後は選択を繰り返すという数分間の作業で、
あっという間に質の高い文章が作成でき(下記参照)、
しかも「お手本の音声」も聞くことも出来る、というものです。
前回は、【メイン文章】の選択を紹介いたしました。
今回は【プロローグ文章】選択画面を紹介いたします。
例えばこんな文章が…

秋時間がゆっくりと流れているような、弥生の風と花の香り。
春の風が、それぞれの心に思い出を運んでくるのでしょうか。
振り返れば、通り過ぎた人生の背景…。
そこには、どんな言葉でも言い表せない深い想いがあります。
季節が巡ってまた春が訪れ、一つの物語が終わりました。

紅葉盛りの秋晴れの日に、心地良い風が頬を撫ぜていきます。
何も告げずに季節は訪れ、そして知らぬ間に過ぎ去るように、
誰にでも旅立ちの時は訪れます。
そして今、見事な秋景色に包まれて、
ラストシーンを迎えました。

春思い出の街にうっすらと積もった雪。
描かれた人生の足跡が浮かび上がってくるようです。
そこには懐かしさと優しさが、一杯詰まっているでしょう。
遠い記憶の風景が、雪の魔法にゆっくりと溶けていく…。

冬木立が大地に根を下ろし、じっと春を待っています。
冬全てを、その光と熱で包み込む真夏の太陽。
眩しさを伴って鮮やかに甦る、遠い昔の夏の記憶…。
人生という旅路の、思い出の扉が開かれます。
悲しみのスイッチが押され、
過ぎ去った時間が一瞬にして駆け巡ります。

これらは単なる【プロローグ文章】の一部ですが、
こういう原稿が、音声(お手本)で直ぐに聴くことが出来るのです。
ですから、読みの基礎力が出来上がりますよね。
新人には特に効果的で、当然、使い続けると上達します。


(こういう風に選択をして)


(音声は、このようにして聴きます)

更には、オリジナル原稿も容易に作成できるだけではなく、
作成データは常に自動保存されるので、いつでも見直すことも可能。
例えば、3年前に亡くなった御爺様の連れ合いが今回の故人…と云う時、
3年前のその時のナレーションがすぐ手に入ります。

またスタッフ全員のナレーションデータが自動記録されるので、
【ナレ-ション文章の選択】<文言検索>を使い、「優しい」と検索を掛ければ、
自社内の誰かが作成した「優しい 父親」がヒットした文言を手に入れることも容易い。
この辺の映像がこれ。

その他、色々と【ヘルプ機能】も充実しております。
簡単にいうと、アッという間にナレーションが作成でき、
どう読むのかの音声や、オリジナル原稿作成のヒントが与えられ、
更には、全て自動保存と云う形で管理するというものです。
大型葬に限らず、外注のプロ司会を依頼するケースでも、
葬儀社としてナレーション原稿の管理を求める方もいらっしゃいます。
自動保存機能の利点はまだまだありますが…
【ナレーション文作成システム】は、人気の商品です。
是非、使ってみてください。
では、その他の機能の紹介は近いうちに。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年12月09日 08:15

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