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2012年08月20日

休日~移動日 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

四泊五日で秋田・岩手の講習会を終え、一旦地元の埼玉へ帰宅した。
折しも移動日で且つ土曜日、ならば家族で映画を見に行こう。
年間三十本程度は必ず鑑賞しているが、今回は「海猿 BRAEVE HEARTS」。
10年続くシリーズの最新作である。
出演者も随分年を取ったなあというのが正直な感想、まだ続くのだろうか。
お客様が入るなら続くのであろう、なんだかんだ言ったって映画はビジネスだからね。
でも、お約束通り感激しましたよ。

映画を観るついでに、やれることは全部やろう。
というわけで、娘の浴衣も買い替え時だし、鰻も久しぶりに食いたい。
まだまだ続くツアーで体力の低下だけは避けねばならないから。
というのも言い訳っぽいが、とにかく滋養を付けましょう。
川越の鰻屋では有名なお店で「いちのや」さん。
十分満足しました。
九州に居た頃は、鰻は「せいろ」と決まっていたのですが、
こちらではどうも勝手が違います。
地域が違えば、そういうものなのでしょう。

それでは家族と別れて目的地まで向かいます。
実は結構近い方なのですが、それでも2時間かかるので当日朝の移動はちと難しい。
それでいつも前泊をさせてもらっています。
東京駅とそっくりな深谷駅の近くのホテル、事前にビールも購入して準備万端です。

前泊の日は、必ず予習をするようにしています。
この講座は16年目になるはずですが、過去に色々な模擬問題を作成してきました。
懐かしいので、いくつか紹介しましょう。
オリジナルな司会の問題で難解な氏名「隣」さん…何と読むでしょうか?
「となり」さんではありません。
「ちかし」さんです。
こういう名前を巧みに使ってトラップを仕掛けます。
今回の1級司会の模擬問題の一例では、故人の名前に「前(すすめ)」を使用しています。
ところが、故人の役職名は会長ですから「○○会長」となるのですが、
お名前が「すすめ(前)」ですから、「○○前会長」と書いてあるところで、
つい「○○ぜんかいちょう」と読んでしまい、トラップに引っかかるわけです。
卑怯な問題といえば、そうなのですが、故人の肩書を間違えてはいけません。

かつて、「高梨」さんと「小鳥遊」さんを同問題に入れたことがありました。
どちらも「たかなし」と読むのですが、「小鳥遊」の語源は、
鷹がいない場所で、小さな小鳥が自由に遊べるという意味らしいですよ。
何とも洒落が効いています。
「月見里」という苗字も使ったことがあります。
「つきみさと」さんではありません。
月がよく見える里には山がない、ということで「やまなし」と読みます。
他には、「四月一日」と書いて何と読むか分かりますか。
「わたぬき」と読むのですが(これも過去問題に使用しています)、
これは旧暦の四月一日頃、着物に詰めていた綿を抜いて着たことからだそうです。

さて、明日は一日で4科目こなさなければなりません。
とても終わりません、そこで超短縮バージョンなのですが、
ネットでフォローしますので頑張ってもらいましょう。
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年08月20日 08:30

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