« 虹ノ松原…の思い出 (井手一男) | メイン | セレモニーアテンダント養成講座を聴講して(工場長こと古家寛) »

2012年10月02日

葬儀司会講座in唐津 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

(昨日の続き)
タクシーを降りる。
目の前は大きな葬祭ホールだ。
駐車場の数も車100台程度では利かない…広いなあ。
だが、地方はどこも車が足だから当たり前である。
葬祭ホールの駐車場は、ホールのキャパそのものだ。


(通常の葬儀では200席は並ぶでしょう)

海岸から、さほど遠くない場所に位置するこのホールは、
「虹ノ松原」に因んだ名前が付いていた。
正面の入り口から入ると、本日の通夜の準備が進められていた。


(エントランスにはメモリアルコーナーがありました)

この会社に所属する数名が、東京で開催している葬儀司会講座に参加され、
全員が交互に出ていくなら私を呼んだ方が早いだろう…ということらしい。
有り難いことである。
講座の開催日から逆算して一週間ほど、無料サンプルユーザーになってもらい、
FUNETの制限はあるけれど事前レッスンを繰り返した。
これをしっかりやっていれば、当日の進行が断然早い。
発声練習の右脳・左脳とロボット発声法、長文を一息で読む練習、
仏教知識全般、各宗派の焼香回数とその意味、そしてスキルアップ問題も。
ところがスタートしてからの数日間は、ログインの回数が少なすぎる。
そこで事務局の担当者へ電話連絡を入れ、そのことを告げる。
それからの数日間、喝を入れたのが功を奏したのかログイン回数は圧倒的に増加。
やろうと思えば、絶対できる。
思わなければ、出来ない。
当日の研修の進行具合が違うし、講座終了後の一週間も課題をネットで取り組む。
更には、必要な音声が入ったCDをお渡しするので、車の中でも覚えられる。
動態聴力を鍛え上げるのが必要だし、単純に物真似するのは勉強になる。
この一連の流れの中心に葬儀司会講座が位置しているだけである。
全ては、その流れの中でレベルアップしてもらいたい。


(飾り付けの途中です)

業務経験の長いスタッフばかりであった。
それだけにチームワークも良さそうだし、落ち着いている。
長年一緒に居ても、同僚の司会は滅多に聴けるもんじゃない。
しかも全員が同じ課題となれば、講座以外では不可能だろう。
他の人の司会について、色々と思うことがあったはずである。
感想は何でもいい、ただ切磋琢磨を繰り返してもらいたい。
お互いを刺激し合いましょう。

講座は、この日の通夜の準備の為早めに終了。
時間が余ったので、虹ノ松原を散策して唐津バーガーを食べてみた。
確かに美味しい方だと思う。
だが申し訳ない、弊社の近くのジョンソンバーガーの方が断然美味しい。


(ジョンソンバーガーと唐津バーガーです)

何だか写真が平等ではないが、それもそのはず、
唐津バーガーはワゴン車で販売しているのです。

それから唐津城を少しだけ覗いてきた。
別名、舞鶴城。
唐津湾に面しているので、海城である。
元来、城の下には唐津東高校という進学校があったが近くに移転していた。
その後地に、早稲田が中高一貫教育で進出。
早稲田を創設した大隈重信が佐賀出身だからだろう。
唐津は優秀な子供たちが育っているようだ。

というわけで目一杯時間を使って、空路羽田へ帰ってきたが、
もう少しゆっくりすれば良かったと悔やんでいる。
また次の機会に考えましょう。

唐津の皆様、大変お世話になりました。
努力は必ず報われます。
頑張ってください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年10月02日 08:30

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/2492

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.