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2013年09月10日

岩手~山形・葬祭ディレクター技能審査受験対策 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

秋田から盛岡へ。
「あいや、ひさしぶりだごと~」(久し振りだ~)
盛岡の新幹線の駅には、さんさ踊りのモデルが…どう見たって外人じゃない。


移動日なしの強行軍だから、明日の朝から講座である。
つまり九州からの移動もあり、一番の疲れどころなのだ。
よし、本日は栄養をつけよう…と思ってホテルを出たら、
すぐ隣が福岡の「一風堂」じゃないか。
「一風堂」で栄養が取れないこともないだろうが、わざわざ盛岡にきてまで食うか?
「はい、私は食います」という自分と、
「いや、せっかく盛岡に来たのだから地元の料理でも…」という自分。
店の前で葛藤していると「いらっしゃいませ!」と満面の笑顔でドアを開けてくれた。
…人生って、こうして人が決めてくれることもある。

 

美味いね~赤丸新味、それから一口餃子、そして男前ビール。
く~~!ってやんでえ~、疲れた体を解してくれる一杯のビール。
日本人、止められませんなあ!
後はホテルに戻って、ひたすら身体を休めること。
今、一番怖いのは…夏風邪だ。
何だかんだ云っても声が出なくなると、我々は商売が上がったりである。
だから冷房の温度にはかなり敏感だ。

講座初日はドキドキするのが常だ。
何故なら、去年、講座に参加していた人間が再び居た場合、どう対処していいものか。
え~、一人いいるんじゃ内科?
相当な動揺である…「いい」とダブるし、「内科」と打ってしまった。
顔見知りのその方に、恐る恐る伺ってみると、昨年は受験していないとのこと。
ふ~脅かすなよ、安心したぜ。
そうだよな、君とは昨年「ハリストス」の話で盛り上がったはずだ。

 

初日が終了すれば皆さんで懇親会。
相変わらず贅沢な料理が次々と並べられ、特に鱧のお吸い物が絶品。
「鷲の尾」というお酒が美味しかったのは覚えているのですが…
疲れているのか酔いが早く、印象に残っているのは、
今年も受験申込をしていない人がいたということ…何だか残念。
(また来年もドキドキするぞ~)
てな感じで、私はあまちゃんのロケの話で盛り上がったようです。
(後から聞きました)

二日目はバラバラに集まった人間が昔からの知り合いのよう。
でも、お互いライバルですぞ!
ただ、地域違いで風習の違いを確認したり、労務管理の話も出たりと、
休憩時間は会話が弾む弾む…

 

こうして岩手の研修が終われば、次は山形の新庄です。
今の旬は「さくらんぼ」、とても美味しい時期なのですが、
「あじさい」が満開なのにはチョット吃驚しました。
季節感が違いすぎます。

ホールの正面にヒマラヤ杉が、まるでクリスマスの飾りのように立っています。
2階の座席はシアターチェアでとても座り心地がよく、1階の式場を見下ろしています。
2階から見れば、自分が参列しているのに、どこか客観的に眺めやすいというか、
逆にいうと冷静に見ることが出来て「良い葬儀」と「悪い葬儀」違いが分かりやすい。
そんな気がしてくるのは、職業病でしょうか。

 

1日だけ、短縮版で講習をさせていただきました。
と云っても二日目は直前にやらせていただきます。
講習で結構笑わせていただきました。
皆さん頑張ってください。

ここ新庄も夏祭りが近いようです。
全国どこへ出かけても日本の夏は「祭り」と「海」でしょう。
いいなあ、私は気候の変化が激しいので本当に夏風邪が心配です。
そんな時は、酒を飲んで寝るに限ります。
盛岡では「鷲の尾」を、新庄では「絹」を、本当にすみません。
美味しくいただきました、ありがとうございます。

 

では、明日が葬祭ディレクター技能審査試験です。
全国で受験される方の幸運を祈ります。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年09月10日 08:30

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