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2006年03月31日

著名人の葬儀2(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、石川さんから報告がありましたが、
司会依頼を頂いた関係で、偉大な作曲家の無宗教葬を拝見させていただきました。
都心の一等地にある、有名な葬儀場でしたが、
訪れるのは初めてです。


宇宙戦艦ヤマトのBGMが流れる記帳場を過ぎると、
受付周辺に多数の報道陣…。世間の注目も高いのですね。
駐車場にはベンツやキャデラック等の高級車がズラリ。
歌手関係の方々も弔問されているのかな。

さて、私も参列者にまぎれて、
チラッと式場内のメモリアルコーナーに足を運びました。
先日のK氏の著名人葬儀では、遺品などのメモリアルコーナーはなかったのですが、
今回は、故人が着ていたタキシードや思い出の写真パネル等、
導線上の通路を活用して、飾られていました。
(詳細は、先日の石川さんのエッセイより)
会葬者が足を止めてはハンカチで目を拭う姿があり、
その「偲びの空間」としての効果は、大型葬儀も一般葬儀も変わりませんね。
(ミスが許されない分、施行葬儀社は大変だったと思いますが。)

そして、何よりのメモリアルは、BGM。
(作曲家だったので、当然といえば当然ですが。)
「宇宙戦艦ヤマト」を筆頭に、
「恋のバカンス」「若いってすばらしい」「ズームイン!!朝!」
「おもいっきりテレビ」「競馬のファンファーレ」…などなど。
流れている音楽自体が、この曲を創ったのもこの人だったのかと、
偲びと尊敬の念を抱かせてくれるものでした。

さて、開式以降は、外に設置されていたテントから、
モニターを通して式場内の様子を見ていました。

 

上の写真は、一般献花が始まった頃、
会葬者が献花している際に撮ったものです。
葬儀関係の人は、「こういうテントを張っているのか」と
気付きの点もあるかなと思いまして。

後で石川さんに聞くと、式場内は非常に寒かったみたいですが、
外は快晴の上、昼時だったので、気温は高め。
その上、テント内には至るところに暖房機器が設置されていたので、
逆に暑いくらいでした。(夏は、扇風機がフル回転するのでしょうね)

式は、石川さんの進行で、シンプルに進んでいきました。
記憶している限り、【開式⇒弔辞⇒献花⇒出棺】という流れです。
弔辞も、友人関係の方々(著名人)が多く、非常に良いものでした。
型にハマッた儀礼的な弔辞も大切ですが、
特定の人が、故人に向けて声を投げかけるような弔辞は、
人間味溢れてて胸を打たれるものだなと改めて確認。
(一般葬儀のお別れ会で、弔辞に歌を歌った方がいらっしゃいましたが、
 その時も胸を打たれたことを、ふと思い出しました。
 言葉だけでなく、想いなのですよね。心に響くのは。)

そして、壮大な演出が施された最期の出棺。

この写真も、献花時に撮ったものなので人はいませんが、
出棺前には60人もの奏者がいました。
喪主挨拶が終わると同時に、演奏が始まった「宇宙戦艦ヤマト」。

本来なら、葬儀に合わない曲なのですが…

こみ上げてくるものがありましたね。

まるでヤマトの出航のような、
自然発生的に生まれた拍手に送られての、
出棺。

私は故人と直接的な関係はありませんでしたが、
故人が生み出した多くの音楽に感謝をして、合唱、ではなくて合掌。
(歌ってどうする!)

たいへん良い葬儀でした。


葬儀後、緊張の糸が解けた脱力状態の石川さんと軽く食事をしましたが、
「あー心臓に悪い」とか桑田佳祐を見なかったとか、
ブツブツ言っていましたが、またよろしくお願いしますね。


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投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年03月31日 00:27

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