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2006年07月25日

研修報告in秋田 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ここ数ヶ月、ワイドショーで一番報じられている都道府県…
それは秋田県だろう。(裏話は色々と聞いてきました)
順調に行けば、羽田から75分ほどで秋田空港だす。(意外と近い)
というわけで、毎年ここでは当日入りの研修会が行われる。
宿泊棟付の立派な研修施設があり、空港からタクシーで直行する。

3年前…苦い思い出がある。
このエッセイでも紹介したけど、
宿泊施設にタオルがないとは知らず…。
風呂に入るときに困った、困った。
悩んだ挙句、机の上にあった20センチ四方の布巾をタオルに見立て、
ごまかし、ごまかし、前を隠しながら入ったっけ。
小さな布キレを、どう持てば大きく見せることが出来るか工夫し、
振り回してみたり、大きなタオルを小さく畳んだように見せたり…。
かなりの演技力を要求されたが、私は見事にこなしたのです。(偉いっ)

前日までの疲れが相当溜まっていて、飛行機に乗った瞬間に熟睡。
着陸時の轟音で起こされる始末。
(スッキリしましたね)
ただ、飛行機は始発と最終は大体遅れる。
この日も出発が20分ほど遅れ、到着も20分遅れた。
途中でスピードアップしろよ、何でスピード上げないんだ?
目が覚めた時の感想がこれ。
人間は、何処まで行っても自己中心、我が儘ですな。(チーン)

私が会場入りした時には、すでにオリエンテーションが始まっていて、
講師席に座ったと思ったらすぐに講座が始まった。
ここは1・2級合同の研修会だから少しでも時間が欲しい。
午前中のうちに、進めるだけ進んでいようと思った。
何せ、6時半から親睦会が予定されているので、
何としてもそれまでに初日の分を終えなければならない。
少し無理をしたけれど、お陰で余裕を持って6時15分には終わったぜ。

親睦会も例年のこと。
秋田のメンバーは、皆でワイワイと大変仲がよろしい。
普段は顔をあわせない者同士だが、お酒が入れば別。
私にはとても聞き取れない秋田弁で、
情報交換もしっかりとやられていたようです。
例年ですとビールと焼酎と酒だったのに、
やはり若い人が増えたからでしょうか、
カシスソーダやらグレープサワーやら…こ洒落たものを注文する人も。
若者よ、シンプルにいけ、シンプルに!

面白話もありますよ。
その昔、秋田の一部の地域で…
神道の飾りの際、祭壇に金魚鉢が置いてあったというお話。
もちろん金魚鉢の中では金魚が泳いでいます。(以前紹介済み)
その後日談が聞けました。
葬儀終了後、お墓の近くの、側溝や川に、
金魚を生きたまま流すのだそうです。
驚きだねー!(流される金魚もかわいそう)
さらには、いつも金魚とは限らず、フナやドジョウの時もあるとか。
んー、秋田恐るべし。

もう一つ。
これも一部の地域らしいのですが、
墓参りの際、灌頂といって(水を注ぐ作法のこと)墓石に水を注ぐのですが、
水を手桶に入れて持っていくのではなく、
墓の横の土を掘って、わざわざ水を注ぎ水溜りを作り、
その泥水で墓石に水を…。
んー、またまた秋田恐るべし。

まだまだ。
神道なのに、遺族が自らお線香を立てて、チーンしていたり…。
深い、秋田は深いねー。奥が深すぎて見えない。

宗教が無茶苦茶なのかと思えば、真宗のご葬儀で位牌を使ってないんですよ。
これはもう、かなり立派。(正しい)
きちんと法名軸を使っているというから、あら不思議。
他にもたくさん聞いたけど、こっちも酔っ払っているから忘れたよ。
思い出したらまた紹介しましょう。
と書いたら、いきなり思い出した。
一般に仏壇を購入したり、塗りの位牌を作ったりしたら、
僧侶を招いて<魂を入れる>お経をあげてもらうでしょ。
それを何と言うのかと尋ねたら、
「魂入れ(たまいれ)」というそのままのベタな答え。
宮城県では、「芯入れ(しんいれ)」と言うのに…。
期待をあっさりと裏切ってくれるところも秋田の面白さ。

ちなみに、僧侶は<魂を入れる力>なんぞ持ち合わせていません。
まあ、それはそれとしてどうでしょう、提案なんですが、
「魂入り仏壇」「魂入り位牌」というのを売り出したら…。
購入後に、わざわざ僧侶を呼ぶ手間が省けて人気がでるかもね。
(お買い得だよーん)

さて、2日目。
全員食堂で同じ釜の飯を食います。(厳密にメニューも一種類ですから)
この、だらけて疲れた、昨夜の宴の余韻が残る、朝の様子をご覧あれ。
(正直、二日酔いなのです)

私は取り敢えずタバコ組ですので、
空気の悪い中で隔離されながら、7時半の朝食を待っていました。
(喫煙者はいつも肩身が狭い)

で、8時半から研修開始。
受講生全員、前日にしっかり油を差したので、
さぞや口の回りが良いかと思えば…さにあらず。
んー司会でかなり苦労しますな、これは。
発声練習も何も習ってないから大変だ。
初級の司会講座に出ても苦労するだろうなと思われる方が大多数。
目で見た文字をオンタイムで読んでるんだから、
それじゃ、スラスラ読めるはずもない。
キチンと基礎を学んだ方が…やはり早いですな。

幕張は、自宅葬が多い地域だから、
これは標準以上のレベルのようです。
本番で緊張しなければ実力が出せるでしょう。
講師のS部長も懇切丁寧に指導されていました。

秋田の人は、純粋なのだろう。
確かに素直で良い人が多い。しかしそれは同時に、
ひっかけ問題には必ず掛かってくれるという弱点でもある。
こちらの意図した通りに引っ掛かってくれるので、
ありがたいやら、申し訳ないやら…。
本番の試験では、慎重に対処してください。
4年連続で顔を合わせている人もいましたが、来年は会わないことを願いましょう。
頑張ってください。
最後になりましたが、事務局のI氏にもお礼を。
かなりの分量のテキストをご用意いただきましたし、
2日間みっちりと付き添って受講者のフォローをされていました。
皆様、私が一番疲れたけど、大変お疲れ様でした。(笑)

秋田報告以上。
今日から大阪でっせ、ほな。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2006年07月25日 00:00

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