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2013年04月25日

以前住みなれた街(加藤 通俊)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

久しぶりに少し前まで住みなれた街に行く機会があり、
想ったことを書いてみたいと思います。

入社して、早いもので、もう1ヶ月近くが過ぎました。
MCプロデュースの事務所の近くに引っ越してきたのですが、
子供のころから住んでいた新所沢は、実は、事務所のある入曽と同じ
西武新宿線でひと駅隣です。
公団住宅(現UR都市機構)が、駅の西口側に広がり、
その周りを取り囲むように戸建ての住宅が、軒先を連ねています。
公団住宅は、以前は庭付き2階建てでした。当時は、広くはないが庭が付いていて
目新しかったと思いますが、今思えば、うさぎ小屋みたいな狭い住居です。
十数年程前から順次建て替えられて、今は、7、8階建て賃貸住宅に生まれ変わり
とてもきれいな街並みです。



駅から西に向かって道路が延びていますが、その道の両側に欅が植えられています。
欅は、埼玉県の県の木になっているのですね。さいたま市をはじめいくつかの市町村でもシンボルになっていますが、残念ながら所沢市は、いちょうを市の木としているようです。
春、新緑の黄緑色からだんだん暖かくなるにつれ、緑の色も濃くなり、
真夏は、パワーさえ感じる濃さの緑の葉でおおわれています。
そして、秋になると紅葉して、徐々に茶色に変わっていき、とてもきれいでした。
ところが、初冬になると問題が発生します。
数年前まで両親が、その欅並木に面した賃貸住宅の1階に住んでいましたが、
木枯らしが吹き始める頃になるとその欅並木の葉が、当然のように落葉します。
そして、毎朝、掃いても掃いても落ちてきました。
母もいくら掃除しても、きれいにならないと愚痴をいっていたことを思い出します。


 


そんなことを思い出しながら、欅並木を歩いていると
今は、柔らかそうな黄緑色の新芽が徐々に大きくなっているところですが、
どうも欅の葉に元気がないことに気付きました。
元気がないどころか枯れている枝さえあります。
今まで気付きませんでした。

 


原因は何かと調べたら、「ケヤキは子孫を残すため生理的に自分の葉を枯らす」と
ありました。これは、秋に種子を残すためのようですが、今は、新緑の季節で
これが原因ではないでしょう。では何が原因?
昔に比べると車の交通量も多くなって空気が汚れているせいか、
近年の年を通しても1日でも寒暖差のはげしい異常気象のせいか、
それとも最近問題化している中国の大気汚染、特に今年になって盛んに
報道されたPM2.5のせいか分かりませんが、心配なことです。

あまり憶測で判断はできませんので、欅並木の状態についてはさらに調べ観察して
続報を載せたいと思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年04月25日 08:30

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