ウィキによると、
「門徒物知らず」とは、阿弥陀仏一仏に帰依をして、他の神仏を顧みないために、土地の神仏に関わる儀礼や風習にも関心を持たず、死者儀礼などに関わる習俗にも従わない真宗門徒の姿を、他宗の立場から「物知らず」と揶揄するものである。
元々は「門徒もの知らず、法華骨なし、禅宗銭なし、浄土情なし」という各宗派を揶揄する地口の一句からきている。
※地口とは、特に意味は持たず、有名な文句をもじったもの。
「門徒もの知らず、法華骨なし、禅宗銭なし、浄土情なし」
も面白いが、その話は後日。
簡単に言って「門徒もの知らず」は真宗の特徴だが、
本日は仏事編から、具体的に見てみよう。
(クイズ浄土真宗より)
質問1
葬儀や法事で焼香する意味は?
1. お香は死者のお弁当・食事であるから、それを亡き人に捧げるため
2. 仏様の救いのはたらきを、香りを通して味わうため
3. 死者の穢れを除き、同時に自らの汚れも取り除くため
答え
…
…
…
2番です。
色々意見はおありでしょうが、真宗じゃなければ、
他の番号が正解という場合もございます。
難しいですな、葬儀社としては。
質問2
次の作法で正しいのは?
1. お経本は、畳に直置きはしない
2. お茶、お水は、毎日供える
3. お供物のお下がりは、食べずに処分する
答えは
…
…
…
1番です。
真宗じゃなければ、2番という方も多いのでは。
お茶、お水を毎日供えてはいけないという訳ではないと思うのですが、
真宗では、そういう習慣はありません。
つまり亡き人の喉の渇きを潤すために供えるのではありませんから。
質問3
勤行は何の為に行うのですか?
1. 亡き人に成仏してもらうため
2. 私の気持ちを亡き人に届けるため
3. 仏様を讃え、お心に触れるため
答えは
…
…
…
3番です。
1番と思う人が多いでしょうが、違います。
きっと一般の人から見れば、真宗、恐るべし…だな。
では。