ＭＣプロデュース

先般の無宗教で執り行われた通夜で、
献花の見本に一輪花が置かれていなかったため、
最初に献花した人が通常と逆の方に花を置いてしまい、
後の人もそれにならいみな逆に置いてしまったということがありました。

この地方では、こういう献花のやり方なのか？
とも思ったのですが、どうもそうではないようでした。
無宗教葬が増えているといえども、
私も未だ知り合いの中で無宗教だったことはありません。
そのことから考えても、献花の経験のない人も多いわけです。
今回改めてこのことを実感しました。

ワープロで「けんか」として、漢字変換をすると
「県下」「喧嘩」の方が、先にでてくるのです。
私達の中では当たり前のことでも、改めてご注意あれ。

＜井手の割り込み＞
献花を辞書で引くと「神前または霊前に花を供えること」となっています。
そして日本のお葬式での献花の方法は、欧米とは少し違っているようです。
キリスト教でも日本風の献花という認識のようですよ。
欧米では、柩の中や墓地には献花をするようですが、
祭壇に向かって献花をするということはあまりないようですね。

私も献花の向きに関しては疑問を持っています。
ただ、仏式の祭壇や仏壇の花の向きも外に向かって配置されています。
これは見る者に、仏様の世界を現しているからだと伺ったことがあります。
でも無宗教だったら、該当しないとも思うのですが。

祭壇がない場合、あるいは祭壇に対しての献花ではない場合は
どうなのでしょうか?
例えば柩の上に供える大きな花束の献花、
献花台が用意されていない慰霊碑などに対しての花束の献花、
事故現場の道路の傍らの献花の場合etc。
色々考えると、見た目の良さがポイントになっている気もします。
（献花の向きの理屈は後付けかも）

一つ確実なのは、祭壇に対して、しかも献花台が用意されていれば、
間違いなく花の向きは手前に来るようですね。
今までの経験上、このことに違和感を持つ一般の方が意外と多いようですが、
（上下が逆だと感じるらしいのです・・・この感性正しいのでは?）
これはもうマナーということでしょうか。
理論上はどうも釈然としません。

＜お知らせ＞
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（私的には、夏プロローグがお勧めです）
是非一度試聴してみてください。