![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-2.jpg)
出雲の中心地に、目的の会館はありました。
4年前に開業したそうですが、今も綺麗で新鮮さがあります。
駅前にあるのに駐車場も広い。
田舎の地域ほど、車を考慮した設計は必須なのでしょうね。
事務所に入ると、担当のNさんとOさんへの自己紹介もそこそこに、
早速コンピュータの前に案内されて、FUNETのサポート説明に取り掛かりました。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-4.jpg)
お二方ともコンピュータの操作には慣れているようで、
ほとんど説明なしに、「ナレーション」や「追悼文」を作っていきます。
どう演出するかという点での相談が多かったので、
私としても具体例を挙げながら順調にサポートをすることができました。
使う人のスキルによって、サポートの内容も変わってきます。
FUNETの人気システムである「ナレーション」と「追悼文」は、
何度か作成してコツを掴んでいただきました。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-6.jpg)
パネルを作成している様子です。
A3出力機器も揃っていたので、大型印刷物も出力が出来ました。
担当のOさんはパソコン画面を睨みながら、
とても集中して作成を試みております。
写真右は、テストで白黒出力したものを、
糊パネルに貼って出来を検証している写真です。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-7.jpg)
DVD映像も、問題なくサポートが出来ました。
映像編集では、操作のコツを覚えると、
BGMを変えたり、スライドインの方法を変えたりと、
演出に終わりが無い感じでした(^^;)。
(映像は嵌りやすいですので、開式の時間にはご注意を。)
全体を通して特に問題なく、スムーズにサポートできたので、
FUNETのほぼ全てのシステムを網羅することができました。
雲いずる国で、FUNETの魅力も浸透させていただければと思います。
さて、恒例の会館紹介。
いつも半分取材しているような形になってしまいますが、
なぜか、自然な流れで会館を紹介してもらってます…。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-8.jpg)
エントランス周辺の通路です。
明るい、天井が高い、床が綺麗の現代的な会館の3点セット。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-9.jpg)
式場内。300人程度入る式場です。
広いので祭壇が逆に小さく見えるかもしれません。
床は、50cm四方のマットが敷き詰められています。
足音が出ない、また、50cm四方で区切られているので、
汚れても部分的に取替えがきくという点で、利点があるようです。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-11.jpg)
メモリアルコーナーとロビー。
今までは、この台に花や写真を飾られていたようですが、
FUNETの追悼文やパネルも含めて飾ることを検討していただいてます。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-13.jpg)
会食室。
祭壇も設置されており(右写真)、
家族葬等がここで施行されることもあるようです。
(会葬者が少ない場合は、式場が広いと逆に雰囲気が良くないらしい。)
最近は、家族葬の需要も高まっていて、
ここで葬儀を行うことも多いそうです。
会館の紹介から少し話が飛びますが、
この会館では11月に人形供養祭があるそうです。
今は、その準備で忙しいみたいです。
人形供養祭は、
・寺院との関係強化が図れる
・一般人の葬儀会場のプロモーションを図れる
という点で、メリットが大きいようです。
一般の人が葬儀会館に来る機会は滅多にないですよね。
一般の人に人形の供養と合わせて会館を見ていただけるのは、
葬儀社にとっては貴重なプロモーション機会のようです。
この時期は、人形供養祭関連での問い合わせも増えるとのこと。
式場には、毎年一杯の人形と供養者で埋まるそうです。
(そんなに人も人形も集まるのですね!)
私も、人形供養祭という言葉は良く耳にしていましたが、
詳細な話しを伺えたのは初めてでした。
人形供養祭は効果が高い催しであると実感した次第です。
参考までに、供養料は人形1体につき500円とのこと。
地域貢献の一つにもなっていると思います。
(地域貢献は、今後の葬儀会館の在り方として一つのキーワードになるかもしれません。)
時間に余裕があったので、
(厚かましくも、)新設された会館も見せていただきました。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-15.jpg)
出雲ドーム(写真右)の隣に建っています。
会葬者が道に迷うことはありません。
ランドマークが近くにあるということは、この会館の一つメリットですね。
(以前訪れた会館では、会葬者の道案内で一苦労することもあると聞いています。
看板や目印になる建物は、結構重要なポイントかもしれません。)
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-17.jpg)
前述の会館と比較すると、ここは小規模な会館だそうですが、
それでも200人は入る式場。
私の中では、広い式場の部類です。
(田舎の地域は自宅も広いので、式場もそれ以上には広いのでしょうね。)
田舎なりの苦労もあるそうで、
今日も式場内でネズミを一匹退治したと、
男性スタッフが話し合っているのを耳にしました。
(この地域では外で蛇が出ても、誰も驚かないそうです。
鹿、狸、イタチ、たまに熊も出るとか…まさに、地域性。)
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式場内の装飾の一つ。
光の当たり方によって、その印象も変わります。
結構、素敵です。
![](http://www.mcpbb.com/blog/archives/20061114-21.jpg)
遺族控え室。
小規模の家族葬が行われることもあるそうです。
その件数も、少なくはないらしい。
前述の会館でも家族葬の需要が高くなっていると聞きましたが、
家族葬について真摯に考える時代が、今なのかもしれません。
いつもながら、サポートの内容より、
むしろ会館の紹介の方が、充実してしまいました。(エッセイではね)
それは、担当の方の協力も得て、
サポートがスムーズにできているからでしょう。
(順調だと、書くことも特に無いですので…)
久留米も含めて、満足いくサポート行脚ができました。
ありがとうございました。
出雲では、もう一泊して帰ることになります。
翌日は東京へ戻るだけですが、
帰る前に神秘的なこの地域を少し散策しました。
出雲…興味深い地域です。
エッセイは第6戦へと続きます。