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2012年02月01日

「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」見たよ\(^o^)/(工場長こと古家寛)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

3話目にして、初めて視聴させていただきました。
関係各所のブログやフェイスブックを眺めておりますと、
粗筋と、ドラマ自体は面白さに欠けることは情報として入っていました。
ですので、あまり期待はしておりませんでしたが・・・。
それにしても期待を上回るツマラナサで、
かえって考えさせられることが多かったです。

一話でも見た人なら、都合よく展開するストーリーにウンザリしたと思います。
ストーリー上の都合だけならまだしも、撮影の都合が目に見えるのにも驚きました。
東京で通夜(夜)のシーン ⇒ 親族が軽井沢に移動して、昼間の感動(笑)のシーン⇒
東京に戻って葬儀(昼)のシーン、って。
律義に考えると、葬儀の日程で、
通夜と葬儀の間を敢えて1日空けたということでしょうか。
珍しいことをする葬儀社ですねぇ。
ま、軽井沢のシーンを全て昼間に撮りたかったということなのでしょうが、
そんな都合が垣間見える時点で作りが荒い証拠ですね。
その他にもツッコミどころ満載で、もう唖然とするしかありません。
(担当者が通夜に現場にいないって、職務放棄かい?)

以前連続ドラマの粗筋を書くバイトをしていたのでスタッフにも同情もしますが、
連ドラって1話ごとに山場を作って、
視聴者を飽きさせないようにする必要があるのですよね。
ただ、本筋のストーリーがしっかりしていて初めて成り立つものです。
無理に感動を作ろうとしても・・・残念な結果は目に見えています。

葬儀にも通じる所があるのかもしれませんが、
押しつけがましい感動は必要ないのではないでしょうか。
一方、ストーリーは丁寧に描かれた方が良いです。
葬儀の場合は、人それぞれの人生(というストーリー)を丁寧に表現する場、
でもあると考えます。
「(家族や命)の物語」などと銘打って葬儀を施行されている業者もありますが、
私は賛同派です。
一方、「感動」葬儀ってのは・・・どうなのでしょうね。
さすがに今は下火でしょうか。
その人の在る(在った)がままを丁寧に表現することが、
その人らしさ、故人らしさではないでしょうか。
難しいことですが。

話がずれましたが、
件の連続ドラマは、感動を押し付けることに失敗し、
ストーリーも雑で、ドラマとしては悲劇です。
悲劇と言うより、コメディですが・・・。
葬儀を扱っているので、ある意味トレンディドラマかもしれません。
ただ、全く華やかではありません。
・・・何か、書けば書くほど、
このドラマに恨みを持っているのかと思われそうです・・・。
かえってネタとして笑えるので、評価したい位なのですが。
・・・上手く表現できないようです。

そうそう、ドラマの事務所の机の上に「葬儀概論」が置いてあったのは目を引きました。
でも、あんなに綺麗な「葬儀概論」は、ないと思いますよ。
もっと使い古されてボロボロになっていて欲しかったですね。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年02月01日 08:21

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