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2007年04月13日

葬儀司会セミナーを終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

ついにやってきました、葬儀司会セミナー(中級)。
今年最初は、はるばる岡山県下にまで。
何だか桃の花が目立ちますねえ、至る所に桃の花…
というノドカな雰囲気で始まる予定が、
実は病気以降初めてのセミナーなので、緊張しましたがな。
(岡山は桃が有名でっせ)

桃源郷という言葉がありますが(アルカディアとも言う)、
命の源みたいなものか…そういえばアルカディア号という宇宙船もありましたな。
で、命の源にわざわざ桃という字が使ってあるのは何故?
本来、桃源郷とは中国で黄河の源流とされたらしい。
(命を育むはずですなあ)
日本でも桃の霊的な力をバックバーンにして、古事記などに書き込みが。
(桃の種を死霊・悪魔に投げつけて退治する)
桃太郎伝説の主役桃太郎は、桃太郎という名前が重要なのでっせ。
よし、お土産はキビ団子じゃー。

さて、退院後100日弱で、どこまで戻っているか。
ちょっと不安で夜も落ち着かない前夜…。
発声練習は繰り返し行ってきたが、当日の調子が最悪だったらどうしよう。
…てな具合で、会場入り。
あれっ、会場の様子が変ですなあ。
このホールは今日神道(天理教)の葬儀があるみたいです。
どうも忙しいのにすみません。
(そういえば、大本や天理や関西方面でしたな)



実は私は、岡山県は初めてです。(初登場)
ですから方言や県民性というものが、良く分かりません。
個人的にセミナーを主催してくださった社長さんは女性でとても大らか。(アハハ)
朝お迎えにホテルまで来てくださって第一声、
「先生お昼は、一時間半ほど時間を取って、お花見でも…」
…唖然としました。
あのー、セミナーテキストをご覧頂いたでしょうか?
あれだけの量を、1日でこなす力量の持ち主はそうは居ないはず。
もしかして、凄く上手いレベルなのかな?
「そうですねえ、皆さんに余裕があれば…」と応えておきました。
もしかして岡山県って、ぶっ飛びの余裕?



始めに発声練習から初級の復習を。
弔電の読み方やアナウンスの基本をやってもらったが、
これが思うように出来ない。(参ったなあ)
表現の基礎はどれも同じだっていうのに。
といって、午後はナレーションの読み合わせが。
うーん、中途半端だけど仕方なく先へ進むしかないなあ。
(どうすんのよ、花見)



参加者は10名弱なんですが、というより椅子に座っているのは確かに、
エー確かに10名ほどですが、マイクを回すと4~5人に減っている。
困ったね、どうしょうかなあ。
もしかして、テキストが難しすぎたかもしれない。
仕方がないので、ここは厳しくなく、柔らかくいって、
何とか皆さんを巻き込まなきゃ…。
(パスは3回までですよ…ウソ)
講師依頼が「ナレーションを中心に」ということだったので
それなりに持参したのですが、何だかちょっと手ごわかったかな。
事前に電話で行う、この辺のコミュニケーションが難しいなあ。(反省)

実は「ナレーションは自分たちで作っています」と言っていたが、
過去に弊社以外の人が監修した司会ナレーション本を購入していて、
(それで何でセミナーだけは俺なのと言う感じですが)
いつも同じパターンのものだったようです。
頭が痛いです、はい。
(私には責任ないですよ、弊社の刊行本じゃないですからね)

今回、弊社テキストに掲載された膨大なナレーションに驚かれたかも。
実際にマイクを回して、皆さんに実演してもらいながら直しを入れていく。
これが一番効果的ですよ。
優しく柔らかく、講義をしたせいで、
少しずつ実演する人の人数も増えて、一応カッコがついたようです。
(ふー疲れました)



昼食や休憩時間にはFUNETの宣伝も兼ねて実演して見せました。
この会社は担当者が葬儀の司会をしているのですが、
業務命令で毎回ナレーションをいれるようになっているらしい。
(あっそれで、ナレーション中心にということか)
正規の業務が終了してから、時には深夜にナレーションを作る事が度々。
そんなにパターンを持ってないですよね、普通は。
だからどうしても、似たり寄ったりになってしまうとか。
(しょうがないですね)

ところがFUNEを使えば、ナレーションがあっという間に完成する。
読みの部分もサンプルが付いて、ジャンル別に完成し、保存が利く。
弔電の読み方や、それこそ発声練習まで…。
更には思い出のパネルセットやDVDや追悼文まで作れちゃう。
問題は、インターネットに不慣れなことだ。
とりあえず、サンプルユーザーということで実験してもらっている。
今のところ順調に作っているようだ。
ブログをご覧の皆様も、サンプルユーザーに興味がある方は申し込みを。
どんなものかな?と思われる方はトップページの体験版を!
体験版

体験したらオープニング画面へ戻って、トップページ右下にある、
[FUNETに興味のある方へ]FUNETを体験してみよう。
このコーナーには、様々な追悼文やメモリアルパネルやDVD等が満載です。



結局、花見の話は立ち消え。
(当たり前じゃい、そんな余裕がどこにある)
昼休みは、午後の課題がたくさん出ますので、
僅かな休み時間を利用してナレーションの特訓。
昼食後はマイクリレーの嵐でした。
お陰で、ぶつ切り・抑揚の付けすぎなどの悪い癖は修正が効きました。
後は継続してくれることです。
ホントにお疲れ様でした。

追伸
岡山で「こだま」から「のぞみ」に乗り換えたのですが、
(4両編成のこだま始めて見た)
キビ団子の種類が多すぎるぞ。
中には愛媛の「坊ちゃん団子」も混じっているジャン…(ブツブツ)。
では、新倉敷の駅まで送っていただいてありがとうございました。
しっかり基礎練習からお願いします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年04月13日 09:00

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