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2012年04月19日

家族で初めての海外旅行2 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

マリンスポーツ初日の朝…爽快だ。

日本とはあまりに違う気候風土に気分はクラクラ…今すぐ住みたいと思った。
海では、シュノーケリングに初挑戦。
こんなのは簡単だと思っていたが、結構海水を吸ってしまう。
子供たちはすぐに慣れたが、私と家内は歳だから環境の変化に弱い。
それでも私は何とか頑張れたが、面白かったのは家内。
女性はさすがに強い生き物である。
面倒臭くなったのか、インストラクターの指示を無視して裸眼で潜った。
(所謂、素潜りです…ゴーグルも付けないなんて海女さんより凄いかも)
よく目が開けてられるよなあ、現地の人でさえ水中メガネは必需品なのに…。
熱帯の魚の群れを生で観た。
水族館のように魚が泳いでいる。
いつまで見ていても飽きない。

シーウォークと名付けられた海中散歩にもチャレンジした。
特殊なヘルメットを被れば水中でも呼吸ができるのだ。
が潜れば(水深6メートル)、当然水圧の関係で耳抜きをしなければならない。
年寄りは環境の変化に弱いと言ったが、まさにその通り。
それでも海中をノンビリ歩いて餌付けをする。
宇宙遊泳に近い感覚である。
(宇宙遊泳の感覚は知りませんが、予測です)

バナナボートに家族で乗る。
スリル満点、例えれば人生そのものだ。
曳航する水上バイクが右へ左へと急カーブを描く。
楽しい…が、はしゃぎ過ぎて娘が海に落ちた。
因果応報である。
娘曰く「サメに襲われると思った」。

3台のジェットスキーに分乗した。
本来なら、中2と小学3年の子供たちは運転できない。
が、そこはグアムルールである。
海に出れば、海の厳しい掟があって「自己責任でなら運転できる」。
私は運転させるに決まっている。
ということで、半分ずつ運転を楽しんだのだけれど…私が落ちた。
息子め…これも因果応報である。
(子供に運転は危険すぎた)

パラセーリングにもチャレンジした。
家族6人が小さな船に乗せられてライフジャケットを着用。
更にハーネスを着けて次々に大空へ。
現地の二人がボートで引っ張ってくれる。
上空からの眺めは最高の気分…パラシュートってこんな気分なのか。
ところが、またまた私が海にドボン。
これは結構強烈だった。
沖合もかなりの地点だし、ここは本当にサメがいる。
しかもボートを運転している現地の二人は何が楽しいのか会話に夢中で、
海の上で喘いでいる私に気づかない。
ライフジャケットを着てなかったらどうなっていたことか。
また、他の家族もなかなか気づいてくれなくて、
娘が「あっ、お父さんが落ちている、ワッハハハ」…って、やっとかよ。
父親の存在感薄し…これも因果応報。
(普段から家にいないと存在感は増しません)
しかし、空中からの眺めは最高だ。
マリンスポーツは本当にお金が掛かるし危険も伴う。
しかしそれだけの醍醐味もあるのだ…と言うしかない。

ホテルからの往復はバスの送迎があった。
が、これが元スクールバスなんだなあ。
乗り心地が最高に悪い、が私はスクールバスに乗ったことがないので嬉しい。
音楽がガンガンなっている…運転手の趣味のようだ。
時折大きな声で歌う…陽気だ、でも大雑把過ぎるよ。

一旦戻ってシャワー。
着替えてロビーに集合…ディナー付マジックショーへ向かう。
目の前で繰り広げられるショーに子供が馬鹿みたいに喜ぶ。
マジックの世界に翻弄された。
夜、今日も大貧民。
部屋の掃除をした形跡はなし。
畜生、「グアムの品格」という本を出そうかと思う。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2012年04月19日 08:30

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